トイレ等環境に話し合いで解決実績あり。グッドパッチ株主総会


質問1:人材についてお伺いしたいのですけど、当社女性男性、デザイン関係ということで性的マイノリティーLGBTの方も多くいらっしゃると思いますが、今年LGBT理解増進法が成立した中で、問題視されたのが女性の専用スペース、お手洗いとか更衣室とか休憩室に心が女性の男性が入ってくることに対してどうなんだろうか?ということが話題になり、そのことの議論が自民党を中心とした100名以上集まった議連で議論されている。女性として女性用トイレあるいは更衣室に心が女性の男性が入ってくることに対して違和感がある、恐怖心があるということがある中で、当社として、お手洗い、更衣室場合によっては休憩室の生物的女性のスペースが確保されているのか?LGBTの方々の正当な権利を守っていくということは当然のことだと思っていますけど、そういうところは女性専用であってほしいと思っている女性がいらっしゃる、あるいは今後新しく人材を求めているところでそういうことは気にしている方々もいらっしゃると思いますので、当社としての女性専用スペースを考えているのか?新宿の歌舞伎町のトイレを男女共用にしたら誰も使わなかったという事例がありますので、そこらへんのお考え方をお伺いできればと思います。女性の役員もいらしゃるので是非女性の役員の意見も一言お願いします。
司会:タイバーシティーの取り組みについて説明します。
・LGBTQに該当するメンバーがいてカミングアウトした。
・LGBTQの理解の増進イベントを行った。
・トイレについて生物的女性の方が手術をして男性としてそのまま男性としてトイレをして使っている。
・生物的男性が女性のトイレを使うという事例が今のところない。
※女性役員からの意見はないのでコメントなし。
質問2:地政学的リスクを伴うサイバーセキュリティーについてなのですけど、中国に関して、福島の処理水を流した際に水産物の輸入を禁止して、それ以降反日運動が起きたりしている。台湾有事ということの想定もかなり強くなってきた中で、中国に対しての地政学的リスクが高くなっている。そういった中で、ラインの情報が流失したとか、JAXAのデータが流失したとか、サイバーセキュリティーについてしっかりと対応しないと事業基盤として成り立たないというのがあるのではないか?米国ではファーウェイを中心とした電子機器を使わない。あるいは会社によっては中国でインターネット接続した電子機器は持ち込まない。持ち込んだらファイアウォールを設けても突き抜けてしまうからなど、当社として、特に地政学的リスクを考えてた上でのサイバーセキュリティーについておうかがいしできればと思います。
司会:自社サーバーで中国にはサーバーはないので特に中国ということではない。ただ、クライアントで特に中国というのはないのですけど、サイバーセキュリティー上は当然出うるものなので、あってはならないですが、有った場合の速やかに対処すること、また、取締役会に報告する仕組みの構築はやっております。
<備考>
カンファレンスホールを借りての総会。参加株主は10数名。ネット配信あり。
デザイン関係のDX系企業ということでLGBTQに該当する社員はいるということで、話し合いが社内で話し合いが出来る環境にあると感じられました。サイバーセキュリティーに関しては、中国との関係はあまりなさそうでしたので質問としては念押しという形になったとは思います。

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