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温湿度露点ロガー(S0100-0) 1

B01-1 アートワークデータ .COMP」のPWB(B01-1)に、「Zero_hat_1-1 部品表 (B01-1P0-0)」に従って部品実装したPCBを使って、温度、湿度を測定し、換算露点を算出して各値を「SQLite 簡易サーバー」に記録する装置を作ろうと準備を始めました。

ESP32用に作ったソースがあるので、Raspberry Pi 用に書き直します。

前述のPCBと Raspberry Pi Zero WH の他に以下の部品を使います。
1.SHT31使用 高精度温湿度センサモジュールキット
2.配線用のリード線、必要に応じて中継コネクタ

ここまでの製作例をタイトル画像にしました。

中継コネクタ

I2Cバスを他にも使う場面を考えて、中継コネクタを付けました。
私が時々使っている方法で、ピンヘッダーピンソケット各4pin に電線を半田付けしています。熱収縮チューブ(スミチューブ)で絶縁し、太いスミチューブで機械的に補強しています。

ピンヘッダーで作ったものは逆差し防止機能や抜け止めが無いため、配線の色を確認して接続したり、ビニルテープで止めるなどの工夫が必要ですが、手軽に使えるところが気に入っています。

センサーモジュール

SCL と SDA がモジュール内でプルアップされています。B01-1P0-0 内でもプルアップしているのが気になって、モジュール内の抵抗を取り外してみました。

結果、SCL, SDA 用の隣にあったアドレス設定用の抵抗も取れてしまいました。

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このモジュールを1個接続するだけなら、プルアップ抵抗が 10k → 5k になるだけなので、無理に外す必要はありません。(失敗は成功の元)
改造しない方が得策だと思います。

同じように信号線をプルアップしているセンサー類を多数接続する場合は気になりますが、モジュール内のプルアップ抵抗を使用するかしないか選択出来るモジュールが多いので、そこで調整します。

抵抗はチップサイズ 0510 (0.5mm x 1.0mm)なので、手持ちはなく(あっても半田付け困難なので)アドレス設定用抵抗は無しのままにし、この端子をGNDに半田ジャンプして、アドレス 0x44 で使います。

他の活用法

同様にして PCB (B01-1P0-0) で未使用のGPIOの端子を引き出せると思います。ADCやIOを引き出してオリジナルの機能追加も可能と思います。

ブザーを外して、配線を引き出せばRCサーボを制御することも可能そうです。ブザーのマイナス側はトランジスタのオープンコレクタ出力なので5Vにプルアップして使います。

いろいろと楽しみです。

今後とも宜しくお願い致します。


出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。