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AE-TYBLE16 とRasPi 通信

BLE再挑戦 AE-TYBLE16」と言うことで、購入した秋月電子通商さんの AE-TYBLE16 とRaspberry Pi のBLEで双方向通信することが出来ました。

今回最もお世話になったWebページはこちら、ありがとうございます。
https://www.ipride.co.jp/blog/2510

タイトル画像は実際に確認したハードウェアです。
左の1個は電源も何も接続していません。(予備です)
AE-TYBLE16 には同じく秋月さんの連結ソケットを半田付けしてブレッドボードに挿しています。
AE-TYBLE16 にはUSB-シリアル変換ケーブルでPCに接続し、TeraTerm に入出力しています。電源は3.3V のACアダプタで供給しています。
画像では見辛いですが、AE-TYBLE16 の 7-8pin を短絡してます。
Raspberry Pi 4B にbluepy をインストールして確認しました。

Bluetooth とのコネクト

GUIのアイコンから「デバイスを追加」しようとしても追加出来ませんでした。
LXターミナルから次のように接続を確認しました。
XX:XX:XX:XX:XX:XX には実際のMACアドレスが入ります。

pi@raspberrypi:~ $ sudo hcitool lescan
LE Scan ...
XX:XX:XX:XX:XX:XX TYSA-B 3.0.0
pi@raspberrypi:~ $ gatttool -b XX:XX:XX:XX:XX:XX -t random -I
[XX:XX:XX:XX:XX:XX][LE]> connect
Attempting to connect to XX:XX:XX:XX:XX:XX
Connection successful
[XX:XX:XX:XX:XX:XX][LE]> primary

AE-TYBLE16は電源を入れてから1分でタイムアウトする(デフォルト設定)点に気を付けて作業しました。

後はググって調べる

PIC使いなので、AE-TYBLE16 をArduino化せずに、太陽誘電さんのファームウェアをそのまま使いたいといろいろ調べて前述のWebページを参考にしました。

モジュールを実際に買った人だけが見れるドキュメントも参考に成ります。
コマンドや動作モードの理解、4.6項にある Service の記述(Confidential)が必要です。

秘密と言うことなので、具体的なソースを紹介することは避けて、送受信を確認した様子を紹介します。

確認内容

接続

Python コンソールの表示と、TeraTermの表示から接続確認出来ました。

受診(Notity)

接続後は TeraTerm に文字を入れると直ぐにPython コンソールに表示されます。

送信

Raspberry Pi の Python ソースをいじって文字送信させると、その内容がTeraTerm に表示されます。


今回、AE-TYBLE16側はアドバタイジングを始める為に電源をON/OFFするだけで、TeraTerm から AE-TYBLE16にコマンドを送ることは一切ありませんでした。また、AE-TYBLE16はデフォルト設定のまま使っています。

Confidential に配慮して詳しく書けませんでしたが、何等か参考になれば幸いです。




出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。