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点と点がつながるとき②

先日スティープジョブズのスピーチの紹介をしたのですが、そのスピーチの中に創業したアップルをクビになるエピソードがあります。彼は失意のどん底から逃げずに自分の好きなことを極め、新しく会社を2つ起こしました。そして振り返れば、アップルから追い出されたことが人生でもっともベストな出来事だったと言っています。

振り返れば、私にもそんなことがあったなという話。
自分の人生で一番辛かった出来事は
1)参加していた国際交流団体が参加中に突然潰れた
2)派遣で勤めていた会社で正社員になるはずだったのに、採用試験で落ちた。

両方とも20代だったので、結構なダメージでした。
でも今思えば、団体が潰れて1年だったはずのプログラムが半年になったけれど、終了したのがデンマークでヨーロッパ人の友達も多かったので彼らの家を転々と泊めてもらいながら2か月ほどドイツ、オランダ、ベルギー、イタリア、スペインをバックパッカーしながら旅行したのが実際に参加したプログラムよりも自分で好きな場所を選べるから面白かったし、旅行の仕方も学べました。友達やその家族にも助けられ今でも忘れられない思い出になっています。

派遣先で正社員採用を落ちた時は選択肢があり、1)再度派遣で派遣先に戻り翌年再度社員試験をトライ。2)転職活動する。
実はその当時の上司からは来年は大丈夫から派遣で戻ってきてほしいといわれました。(部長と課長とその時実務を見ていた先輩3人から)
来年大丈夫という言葉にはまったく真実味がなく、職場で頑張っていたのが一番のアピールなのにダメだったのは縁がなかったと思ったし、自分自身のプライドや年齢(29歳でした)もあり、転職するなら今しかないと思ったので、派遣で戻る話はお断りして転職活動をはじめました。
もちろん、その時は食事ができなくなるくらい落ち込みました。それでも頑張って転職活動したら2社からオファーをもらい(地元企業1社、東京の企業1社)結局東京の現在勤めている企業を選びました。(年収交渉したら上がった)それが15年くらい前の話なのですが、あっという間に年収は派遣時代の倍以上になり、もちろん嫌なこともたくさんありましたが、プライベートでも色々な出会いがあり充実しているので今ではあの時私を落としてくれた人事の人にありがとうと言いたいです。そして運や時の流れもありますが頑張ってきた自分自身の自信につながるのかなと思います。


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