ルチオ・フルチのクロック

1989年/イタリア
監督:ルチオ・フルチ

男二人、女一人の悪ガキ3人衆。

やることも無いので生きた黒猫をビニールに突っ込んだり、更にそれでサッカーしたりと、ムツ○ロウさんが見たら身につまされそうな奴らですが、さすがにそれじゃ腹の足しにもならんので、たまたま通りかかったデカイ屋敷を襲うことにします。

幸いなことに屋敷にはジジババの二人しかおらず、楽勝に思われましたが、フルチの都合でこの屋敷は地獄の入り口だったりするわけです。

それでクロックというタイトルからもわかるとおり、屋敷中の時計が逆回転を始めたかと思ったら、これもフルチの都合で死んだはずのジジババの息子たちがゾンビとなって3人を襲います。

そして、危機一髪のところで夢から覚める3人でしたが、ホッとしたのもつかの間、蹴り殺したはずの猫に引っかかれて死んでしまうという、
『どんでん返し×どんでん返し=呆れる』の公式どおりの作品でしたよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?