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賃貸VS持家⓶

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

前回に続き、賃貸VS持家について書いていきます。

住宅ローンのリスク

住宅を購入する時には、住宅ローンで資金調達をすることが一般的です。返済期間も35年など長期になることが多いと思います。

住宅ローンの返済原資は、給与という人が多いと思います。最近は終身雇用制度が崩壊する方法に進んで、長期間安定的に給与を得られる保証がなくなりつつあります。また、大手の企業に勤務していても、経営難のよるリストラが行われ職を失う可能性があります。

最近、住宅ローン破綻する人が増えているようです。住宅ローンは低金利ではありますが、4%程度、25人にひとりの割合で返済が滞り、破綻する人がいるようです。

破綻の主な原因は、
   無理な返済計画(借入金の額、収入に対する返済比率が高い)
   収入減(失業、勤務先の倒産、リストラ)
   病気、けが、教育費、介護など突発的出費
   離婚
などです。

住宅ローンが破綻した場合、当然住宅は、任意売却か競売によりて手放すことになります。任意売却や競売で得られた金額で、ローンの残債を精算できれば良いのですが、精算できなときは、住宅を手放し、なおかつ多額の借金を抱えることになります。自己破産した人もいます。

住宅ローンは、通常は比較的借りやすい傾向にはある思いますが、借入金のリスクがあることを認識しておきましょう。

賃貸併用住宅

賃貸併用住宅とは、自分の住宅のほかに、賃貸用の部屋を併設した建物です。一般的に、賃貸併用住宅は、新築からでないとできないと思われがちですが、中古住宅などを購入して、賃貸併用住宅に改造することも可能です。

賃貸併用住宅は、賃貸部分から家賃収入を得えられ、ローンの返済の原資になります。返済額の全額を家賃収入で賄えないまでも、ローンの返済が軽減されると思います。また、一定の条件を満たせは、低金利で返済期間が長い、住宅ローンを使いことができます。

まとめ

賃貸か持家かは、個人の価値観で決まってくるものと思います。

「金利が低い今が買い時ですよ」というような、販売会社のセールストークを鵜呑みぜず、自分にライフプランの中で住まいがどうあるべきかろ考えた上で、購入する必要性を判断することが大切です。

また、住宅ローンは危険だとは思いませんが、金融機関が貸してくれるから大丈夫ではなく、自分で返済できるかを判断する必要があると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。

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