見出し画像

リフォーム工事費のコストダウン⓷

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事は、前回に引き続きリフォーム工事費のコストダウンの3回目です。コストダウンの方法として、DIYに関する方法を紹介します。

DIYでリフォーム工事

簡単な工事であっても、リフォーム会社へ依頼すると、少なくとも2~3万円の費用が発生します。発生する費用のうち施工費(人件費)の占める割合が高くなるケースが多いと思います。リフォーム工事を大家さん自身で実施すれば、施工費分のコストダウンになります。このように自分自身で工事(施工)をすることをDIY(Do It Yourself)と呼ばれています。

カーテンレールの取替などの軽微な工事だけでなく、クロス工事、塗装工事、ルームクリーニングなど本格的な工事をやっている大家さんもいます。中には、3点ユニットの分離工事や間取り変更などの大工工事までやってしまう大家さんもいらっしゃいます。しかし、すべての工事を大家さん自身で出来るわけではなく、電気工事など資格がないとできない工事もあるので注意が必要です。

工事に必要な材料は、ホームセンターやインターネットで簡単に入手可能です。現場での施工方法はインターネット上の動画などで数多く紹介されています。DIYによるリフォーム工事は、簡単に始められる環境にあると思います。

DIYでの工事の注意点

大家さんがリフォームするお部屋は、自分で使う部屋ではなく入居者さんに住んでいただく部屋、つまり商品なので、入居者さんに満足して頂ける程度の工事品質の確保が必要です。
 
自分自身で施工するので、実際に、お金の支払いは発生しませんが、自分の時間を投入しているので、厳密には“コストゼロ”ではありません。また、工事を始めるにあたって、工事用の道具が必要になり、この道具を購入する費用もコストの内です。DIYでリフォーム工事を実施する場合は、このあたりのコストが発生していることも考慮して検討する必要があります。

DIYに関してはこちらの記事もお読みください。

まとめ

リフォーム工事のコストダウン方法として
   見積書を精査する
   相見積 
   分離発注
   施主支給
   DIY
について紹介させていただきました。

コストダウンの方法は、手間の増加や工事期間の長期化による機会損失などのデメリットもあります。単純に工事費(支出する資金)が削減できることだけでなく、総合的に考えて判断する必要があります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?