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建物状況調査

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事では、建物状況調査について書いていきます。

建物状況調査とは

建物状況調査とは、国土交通省の定める講習を修了した建築士(既存住宅状況調査技術者)が、建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するための調査です。

既存住宅(中古住宅)の流通促進のため、2018年より短建業法がかいてされ、既存住宅に売買の場合に、建物状況調査の実施の有無、建物条項調査業者のあっせんの有無を買主に説明する義務かあります。
建物状況調査をやらないと売買できないのではなく、調査をやるかやらないかは、買主(売主)の判断になります。

建物状況調査のメリット

買主が既存住宅(中古住宅)を購入する前に、住宅状況調査を実施することで、事前に建物コンディションが把握でき、安心して取引ができます。また、購入後の修繕工事やリフォーム工事の計画が立てやすくなります。

建物状況調査の費用と時間

建物状況調査は、目視と計測にて実施されます。費用と所要時間は、依頼する業者、建物規模、構造などによっても違いって来ます。100㎡の戸建て住宅で、5~8万円ぐらい。時間は、2時間~8時程度です。

依頼者の立ち会いは不要ですが、建物内に入るため、買主が調査を依頼する場合売主の了解を得る必要があります。

建物状況調査の業者は、次にURLから検索が可能です。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/kisonjutakuinspection.html

瑕疵保証

建物状況調査で一定以上の結果で、基準えお満たせば、瑕疵保証を受けることができます。(別途保証料が必要です)瑕疵保証が付保されていると、減税措置が受けられます。

まとめ

中古物件を購入場合、建物状況調査の実施は、安心材料ともなります。まだ、あまり普及していませんが、今後普及されることが期待されます。


最後までお読みいただきありがとうございます。

今日はこの辺で、次回また。

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