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築古だから仕方ない!?

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

建物は時間の経過に伴い劣化していきます。建物の劣化が進むと、入居者から敬遠されがちなり、稼働率が下がったり、家賃が下がって思うような収益が得られなくなりがちです。

このような築年数が経過した物件の大家さんに対して、ハウスメーカーなどの建築会社は、建替えの話を持ちかけます。大家さんの築古だからしかたないと考え、建設会社の提案に乗っかって建替えを実施します。

一方、築古になった物件を積極的に購入して、上手に収益を上げている大家さんもいらっしゃいます。

そこで今回の記事では、築古物件について書いていきます。

古いことが問題じゃない

築古になった物件の建替えの考える大家さんは多いと思います。しかし、本当に築古ということが問題なのでしょうか。

実際には、古いというだけではなく、汚れていたり、破損したりしている場合が多いと思います。「古い、汚い、ぼろい」の三拍子揃った状態ではないでしょうか。この三拍子揃った状態が問題だと思います。「築古だから仕方ない」と諦めてしまい、メンテナンスをサボっているのではないでしょうか。

汚いところはきれいに掃除して、ぼろくなった部分は適切に修繕を施せは、単に古いだけの物件になります。

単純に古いだけであれば、ヴィンテージ、アンティークという様は呼ばれ方だ、逆に人気物件になる可能性があります。人気物件にならないまでも、他の物件と遜色ない程度の物件にはなると思います。

定期的なメンテナンスが重要

三拍子揃った物件にならないためには、日頃のメンテナンスが重要です。日常の清掃や点検、長期修繕計画を基づく、外壁、防水、配管のメンテナンス、設備の更新を実施することで、古くはなりますが、汚くなるのとぼろくなるのは防止できます。

日常のメンテナンスを怠らないことが、物件の価値の減少を防止する効果もあると思います。

さまざまなメンテナンス中で、特に修繕工事に関しては、修繕に時期、内容がわかるように、記録をの残すようします。修繕の記録は、その後のメンテナンス計画に参考になります。また、この記録が残っていることで、物件を高く売却できる可能があります。

まとめ

築古物件でも、躯体部分や耐震性に問題があり、改善するのに多額の費用がかかる場合は、必ずしも、掃除や修繕で改善できる訳ではありません。しかし、築古だからという理由だけで、物件の建替えを考えず、一度物件の再生の可能性を検討してみましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。

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