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今思うと…

起立性調節障害の娘はまだ体調が完全に治った訳ではないけれど、高校は通信制なのでサポート校へ週に1回夕方に授業へ行くのと、年に数回のスクーリングへ行くことで単位が取得できます。だから毎日昼頃までゴロゴロし動き出せるまで、自由に過ごしています。

夫は冷静な時に口では楽しく過ごしてくれたら良いとは言っていました。
ただ、冷静でない時や一番苦しい時期に私たち2人にそれぞれ許すことのできない言葉やトラウマになるような言葉を発しました。
そうして娘が高校1年になった夏休みに価値観を共有できなかったことにより離婚することになりました。

娘にとって父親が必要であるならば私は我慢したと思いますが、娘から話を聞いていくうちにこれまで必要どころか悪影響を与えていたようなことばかりでした。また、なによりこの問題に対して一緒に寄り添うどころか必死の私の取り組みをバカにするような言動もありました。

このような一大事に一緒に取り組めないということは今後私の一大事なんて無視だろうと思いました。そんな時テレビで結婚式の様子が映って「健やかなる時も 病める時も……」と言っているのを聞いてハッとしました。これだ。今病める時こそ一緒に悩み苦しまないといけないのに、私は1人だと感じている。それが全てだと。

私の価値観がこれまでと大きく変わることになったのは、病院に連れて行き、いろいろな先生と話をしたり、学校に対応を依頼していく中で世の中の理不尽さに気づいたことが大きいのですが、夫はそれをほとんど全くしませんでした。
仕事とはいえ自分の都合で有給休暇も取得したりもしていたのに娘のために時間を作らなかったのです。今思えばこのあたりからズレが生じてきたのだろう。

自分は仕事だからという理由で全ての子育てを妻に任せているお父さん。どうか今一度考えてみてください。


ご支援いただければ嬉しいです。何らかの理由で学校に行けず困っている子どもたちやその周りの人と繋がり、自由に生きてよいし、何度でもやり直せるということを広めていきたい。