見出し画像

文明の進歩はアセンションと言える?

アセンションとは、空間や時間に制約された3次元世界から、それらに縛られない高次元の世界に移行していくことを指すと考えます。
我々の世界は3次元ですが、科学の進歩により、2023年の今は3.1や3.2次元まできていると表現しても良いのではないかと思っています。
物理的なものの制約を減らし、思念・想念でのやりとりに近づいていくというのがアセンションであり、その流れは急速に進んでいます。
今回は、電子機器やコミュニケーションツールにより進むアセンションについて書いてみました。

ワープロソフト「一太郎」やポケベル
私が子どもの頃、家には一太郎ソフトのワープロがありました。パソコン好きの従兄弟は、ブルーのスケルトンカラーのデスクトップのマックを使っており、私はそれを物珍しく見ていました。
また、小学生の頃、Docomoのポケベルの広末涼子のCMが流れていて、ポケベルを持っているのは大人や一部の中高生でしたが、中学生の姉が親に内緒でポケベルを買って、公衆電話から友達に連絡していました。
考えてみると、ポケベルって受信のみの一方通行の連絡で、電話があって初めて発信できるという非効率な機器だと思いませんか。「88」または「89」とダイヤルするとハートの絵文字を送ることができて、絵文字を送るという文化がなかった世間では新しくて楽しいコミュニケーションだったように思います。実用性よりもワクワクした、新しい物、新しい文化を作っていくという世の流れの中にあったと思います。

懐かしのiモード
私は遅めで高校2年生の時に携帯電話デビューを果たします。着信音も今では考えられないような単音や二重音でした。iモードの元祖・絵文字には今でも愛着があります。

ドラマ「電車男」に見られるチャット
大学生になると、mixiで友人と日記を共有し、コメントし合うのが楽しくなっていました。Facebookは、海外では流行っていましたが、日本ではまだそれほど普及していませんでした。
1番印象的だったのは、msnメッセンジャーで、友人5、6人で夜10時にチャットに集合して旅行の計画を立てたりするのが楽しかった記憶があります。メールは、スマホと違って、送信や受信に今よりも少し時間がかかりました。何気ない会話をするにはチャット形式はもってこいで、複数人で瞬時に言いたいことを言いながら、文字で情報を共有でき、何よりもつながっている感が楽しかったです。
伊藤美咲と伊藤淳のドラマ「電車男」もチャットでのやり取りから始まる恋というお話でした。

文字と一緒に感情も伝えるLINE
コミュニケーションとして画期的なのは、やっぱりLINEだと思います。
文字を打つ、送る、メールを開封すると言う一連の流れが、簡素化され、スピーディに操作ができるようになりました。メールであれば、一度考えて、自分の気持ちをまとめて送っていましたが、LINEの登場により、「嬉しい!」「ショック」「笑える」といったリアルタイムの感情の高まりも併せて送れるようになりました。

ポケベルからガラケー、スマホへという電子機器の進歩、メールからチャット、LINEへとコミュニケーションツールを変化させてきましたが、これにより、自分の考えや気持ちを素早く、より多くの熱量を込めたまま送受信することが可能になりました。地球の裏側にいる人とも簡単に電話やメッセージを送り合うことができ、距離を超えたやりとりができるようになりました。また、過去から未来へと時空は超えていませんが、写真や動画で出来事を残すことで、過去の感情を鮮明に思い出すことができるようになりました。

言語を持たなかった人類が、言葉を使用したコミュニケーションできるようになり、印刷技術の普及により、多くの人との共有が可能に、そしてコンピュータネットワークにより、世界中でリアルタイムで状況を共有できる世の中になりました。
このことは、距離があろうとも目の前にいるかのように細かな感情まで共有できるようになり、過去の出来事であっても鮮明に思い出すことができるようになるという、距離や時空を越えた進歩、まさにアセンションと言えるのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?