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これは考える、選択肢を増やすための良い時間なんじゃないかという話〜コロナウィルス対策から〜

本当難しいですね!コロナウィルスに対する対応。
うちも制作他の仕事はどこにいてもできるので問題ないし、配達もネットで基本受けているので問題ない。だけど時にはゲストも招待するリアルなイベントを毎週やっているだけに考えざるを得ない。

会社などがリモートを推奨するのはわかるし、場所や規模によってはこぞって中止を決めていますね。そんな中でも、朝渋さんは無観客でも続けると話したり、

キリンビールサロンでご一緒させていただいているヤマシタさんは定期的に考えるきっかけを与えてくれています。

すごい、大変な時だけど、これは飲食店や事業者だけじゃなく、物事を考え、覚醒するチャンスなんじゃないかと思うわけです。僕にもそんなきっかけがありましたし、同じ人も多いのではないでしょうか??

■覚醒のきっかけ

それまで僕は、学生時代にやりたいことしかなかったけど、気づくと会社員として、それはそれで楽しい人生を歩んでいたんですね。だけど、今から約9年前の東日本大震災、その瞬間、僕はこれからは会社に依存していると何か本当に大きい有事の際、誰も助けてくれないかもなと察し、感じ、会社を辞めて独立する決心をした。

家に帰ると、まだ2歳になったばかりの息子と当時の妻が、自粛ムードの中暗い部屋の中で、テレビの映像を見ている姿を見て、より決心したのを覚えている。(息子は誕生日を迎えたばかり・・)

独立してからの道は、まあ会社勤めの方が良かったのかはあまりわからないんだけど、(その独立する前の会社が本当に素敵で、それまでやっていた仕事を引き継がせてくれたり、新しい仕事に混ぜてもらえたりと、今でも頭が上がらないんです。。)

話を戻すとそれでも選択肢が増えたってことが何より大きい気がする。選択肢が増えるってことは言ってしまえば、自分で判断ができることが増えたってこと。

例えば、今回の件でいえば、誰に指示されることなく、満員電車に乗らないし、人が混み混みしてる場所も行かない。自分の活動はできる範囲で進める。

■いま必要なこと

今、コロナウィルスもそうだけど、もうめちゃくちゃな政治がまかり通っているし、実際国民もそんな興味ないし、今後この日本がどうなるかはわからない。(このまま変わらないかもしれないけど。)というか、なんかのドラマを見ているような気がするくらい、同じ世界に存在していない気がする。だけど、それを指加えて待っているというのではなく、かつて、坂口恭平氏が「独立国家の作り方」で書いていたけど、「別のレイヤー」を自分の中で作るということが必要なんじゃないかと思う。

そりゃ、今の政治のやり方見てたら文句も出るけど、「もうしょうがない」。だけどそれは諦めることではなくて、別のレイヤーで独立国というつもりはないけど、自治をしていく。自分たちが欲しいものを作り、深い豊かさを求めていく。そのためには怒る気持ちよりも笑う気持ちが必要なんではないかと思う。

病院とか実際に最前線で戦っている人たちに敬意を払い、何かの際、総倒れになるのではなく、僕らは僕らの自立を目指し、実行し、どこかのタイミングで逆に助ける立場になれるように努力する。
「国や行政や社会が何もしてくれない!」ではなく、目に見える関係を大事にし続ける

そして、理想をいうと、そういう活動が日本全国にあって、そういう人たちが情報共有をしつつ、緩やかにつながっていく。それが気づいたら大きな力になってた。そんな活動を目指したいものです。

■ということでうちの方針

だから、うちのイベント活動も下記のような形で続けることにしました。


・イベントの参加は全て参加者の判断にお任せいたします。
・少しでも調子がよくない場合は、無理をせず参加を控えるようにしてください。
同席の友人・知人の様子がよくない場合は、その旨を進言していただけると嬉しいです。
・その代わり、欠席した場合はイベントの代替なども検討しますので、ご要望ください。
・会場にアルコールジェル、除菌シートを用意し、入場前の手洗い・うがい・アルコール除菌などの実施をお願いいたします。

なんでも中止にしてしまうというのではなく、できる限りの対策をした上で、対応したいというのが運営の考えになります。
外に出ずに、家などでいつもとは違う時間を過ごすなどもそれはそれで良いことですし、それよりも交流を優先したい、どちらの意見も尊重させていただきます。


うちが提供したいのは、これまでもそうですが、コンテンツというよりも、これを機会にいろいろなことを考える時間に繋がる何かです。
それは働き方や、趣味、時間の使い方など、今当たり前になっているものが少しでも変わるきっかけができたら何よりかなと考えています。だからこそ続けてみようと思います。

僕はこれを機に、アルコールを摂取して酔う体から、アルコールを摂取して病原菌をやっつける体になりたい。甘い誘惑という病原菌を!

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