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UPSIDERがICCで初スポンサーしたので、ブースの作り方をシェアする話


こんにちは!株式会社UPSIDERでマーケティングを担当しているMomokoです!(私についてはこちらの記事がおすすめです。)

今回はUPSIDERとしてのnote第一回目!ということで、9/6(火)〜9/8(木)にかけて行われたIndustry Co-Creation™ (ICC) サミット KYOTO 2022の舞台裏について、皆さんに一部始終をお届けしたいと思っています。会場でUPSIDERを見かけた方も、残念ながらICCに行けなかった!という方も、ぜひ読んでいただきたい内容です。

なぜ書こうと思ったか

今回、なぜこのテーマでnoteを書こうと思ったかというと、「ICCに限らず、カンファレンスのスポンサー準備に関する情報って全然ネット上にない…」と思ったからです。

先日のICCにスポンサーとして参加したのですが、会社としてオフラインの大きなカンファレンスでスポンサーをするのは初めての経験だったので、本当に右も左も分からず、色んな方に助けていただきながら準備を進めてきました。

準備にあたり、すでにICCに何度もスポンサーをされている大先輩のHelpfeel(https://helpfeel.com/)さんにお聞きしたり、今回大活躍してくださったデザイナーの方に教えていただいたりと、皆さんに支えられての出展だったと思っています。

今後「カンファレンスにスポンサーしようか迷っている…」「スポンサーするのは決まったけど、どんな感じで準備すればいいんだっけ?」「いくらかかるのか不安…」と悩まれるであろうスタートアップの皆さんに、少しでも役に立つ情報をお届けできればと思っております!


スポンサーさせていただいた経緯


先程、カンファレンスでスポンサーを務めるのは初めてとお伝えしましたが、実は今回のスポンサーが決まったのはなんと開催2ヶ月前を切っていました。

もともと、会社としてマーケティングにドライブをかけ始めたのは今年の5月頃。KPIの設計から全体戦略、デジタルマーケティングの出稿などを一から準備していました。

展示会やカンファレンスへの出展は検討していたものの、ICC KYOTO 2022のスポンサーの締め切り期日は5月31日。検討し始めたときにはすでに遅しで、スタートアップ業界のカンファレンスでは、群を抜いて質が高いと言われるICCのスポンサー枠はすでに埋まってしまっている状況でした。

ICCの開催は年に2回なので、次回の出展は2月。計画よりもかなり先になってしまい、ここぞというアクセルを踏むべき時を逃してしまうのではという状況でしたが、特にできることもなく、悔しいながらも諦め半分という気持ちでした。

しかし7月に突然のニュースが飛び込んできました。プラチナスポンサーの枠が急遽1枠空いたとのこと。早速その日のうちに関係者の方に取り次いでもらい、すぐに代表の方との面談をお願いしました。自分たちの熱量をなんとかMTGで説明し、結果的に滑り込みでスポンサーになることができました。

喜びもつかの間、スポンサーが決まった時点で、すでにICCの開始までは2ヶ月もない状況。普通の企業であれば4ヶ月程度は準備期間があるところを、半分以下の期間で準備しなければならず、嬉しい気持ちはありつつも「これ、準備間に合うかな…?」という恐怖も同時に押し寄せてきました(笑)


スポンサーの目的


そんなこんなでスポンサーすることになったわけですが、目的としては以下でした。

・スタートアップ業界でのUPSIDERの認知度の向上を行うこと
・スタートアップ企業の方との接点を増やしUPSIDERを使っていただくこと
・日頃から支えていただいているユーザーの皆さんから直接フィードバックをいただくこと

弊社はかなり大型の資金調達をしており、プレスリリースも多いということもあって、スタートアップ業界では「UPSIDERって聞いたことあるな〜」というぐらいの認知度なのではと想定していました。

マーケティングもこれまでほとんどしておらず、こういったカンファレンスなどにも大々的には参加していなかったため「なんとなく知っているけど、実際何している会社なのかよくわからん」という方も意外と多かったのではと思っています。

もちろんその背景には、これまでUPSIDERがユーザー様の口コミによって広がっていったという経緯があります。今回カンファレンスに参加できたのも、まだ機能が少ない段階から使い続け、価値を広め続けてくださったユーザー様がいてくださったからこそ、実現できたことだと思っています。皆さんの挑戦を間近で見させていただくことができ、UPSIDERは本当に恵まれていると思います。

これからもユーザー様に支持していただくことができるプロダクトで有り続けるため、より多くの企業の方に知ってもらい、フィードバックをいただきたいと考え、今回のスポンサー出展の意思決定に至りました。
(ちょうど8月に弊社の水野が代表取締役になったのもよいタイミングでした↓)


ブースの作り方

ここからは長くなりますが、ご興味のある方は読んでいただけると幸いで
す。ブース運営のために作成したものの一覧になります。

制作物一覧
・Tシャツ30枚
・トートバッグ300枚
・シール300枚〜1,000枚(種類によって異なる)
・テーブルクロス1枚
・バックパネル1つ
・A1パネル1枚
・贈呈用のパネル1枚
・メッセージボード1枚
・チラシ500枚
・CHILL OUT(飲料)1,000本

当日のブースはこんな感じでした。

UPSIDERのブースの写真1
UPSIDERのブースの写真2

やたら物がたくさんあるのですが(笑)どのブースよりもおそらく配布物が多かったように思います。初めてで張り切りすぎやろ!と思うぐらい、色々と用意していましたので、楽しんでいただけた方にはたくさん持って帰ってもらえたのではないかと思います。

ここからは、それらの詳細についてご紹介します。

ICC放映用動画

今回は制作物に含めていなかったのですが、会場で流していたUPSIDERのサービス紹介動画についても会場でご質問を多々いただいたので!

制作は株式会社北尾企画事務所さんにご依頼しました。北尾さんは様々な企業のCMなどを制作されており、今回は非常にタイトなスケジュールの中、とても素敵な動画を作っていただきました。

会場で見た方もいらっしゃるかもしれませんが、まさにUPSIDERのブランド・世界観を表現していただき、私たちとしても会場で流れたときはとてもテンションが上がりました!
弊社代表:宮城の熱いメッセージも入ってますので、ぜひ皆さんご覧ください!(笑)



Tシャツ30枚


制作はオリジナルプリント.jpさんで行いました。今後も他のイベントで使えるのと、意外とブースに来た方の中でもほしい!と言ってくださる方がおり、多めに作ってよかったなと思いました。
バックに弊社のキャッチコピー?の”Boost Your Dream”が入っているのが特徴で、シンプルですがメッセージ性があり、会場で見かけたのを覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。

UPSIDER Tシャツ 表
UPSIDER Tシャツ 裏

トートバッグ300枚


制作はオリジナルプリント.jpさんで行いました。発注会社をまとめると多少お安くできるのでよいですね。今回トートバッグを作っていらっしゃる企業様が少なく、会場でつい荷物が増えてしまうカンファレンスでは重宝され、かなり多くの方にほしいと言っていただきました。

ただ、一つの会場で配れるのはおそらく最大でも100枚ぐらいなので、作りすぎた感があるなと思っています(笑)余っているのでほしい方は言ってください!

UPSIDERトートバッグ


シール300枚〜1,000枚(種類によって異なる)


制作はステッカージャパンさんで行いました。今回は新しく作ったデザインのシールを300枚限定で作成し、UPSIDERシールは1,000枚作成しました。

遊び心のある「アップルサイダーシール」(アップサイダーとアップルサイダーをかけてます…はい…)は会場でも社内でも人気で、「これをモチーフにしたTシャツもほしい!」と言っていただいたので、今後作るかもしれません(笑)

UPSIDERシール一覧


テーブルクロス1枚


制作はSNS株式会社さんで行いました。会場でもホテルのクロスはいただけるのですが、どうしてもインパクトが薄れるため、弊社では特注のクロスを作りました。遠くからでも「UPSIDERのブースだ!」ということが分かるので便利です。

ICC経由でご紹介いただく代理店さんからでも発注できるのですが、納期や料金の観点で、今回は自分たちで制作・発注しました。

ブースのイメージ


バックパネル1つ


制作はSNS株式会社さんで行いました。バックパネルも上記の通り、ブースの後ろにあると、雰囲気が出てかなり目立ちます。逆にバックパネルがないと、後ろの背景が会場に溶け込んでしまい、ブースとして目立たないので、作っておいてよかったと思いました。

今回は屋外にも置けるような、幅のあるしっかりしたものを選びましたが、会場のブースもそこまで大きくはないので、薄めのタイプでもよいのかなと思います。会場では薄いものを使用している企業さんが多かった印象でした。

後ろにある格子柄のパネル

A1パネル1枚


制作はグラフィックスさんで行いました。UPSIDERのプロダクトの内容をかんたんに説明する大きめのパネルです。通りすがりでも、なんとなくUPSIDERがどんなサービスなのかが分かるように作っていました。

実際、会場で遠くからでもプロダクトの情報を伝えることができる手段があまりないので、その上では有効なツールだなと感じました。こういったシートタイプのパネルではなく、ロールタイプの伸ばして使うものなども良さそうです。

A1パネル


贈呈用のパネル1枚


制作はグラフィックスさんで行いました。ICCではスタートアップ・カタパルトなど、様々なピッチコンテストが行われていますが、プラチナ・スポンサーの企業は賞品の提供を行うことができます。

賞品贈呈の際には、各社が贈呈用のパネルを作成しなければいけないのですが、弊社はカード会社ということでシールのデザインにも使用した「Boost Your Dreamカード」をパネルにしました。

優勝企業様に贈呈するか、持ち帰るかは相談して決めることができるのですが、今回はそのまま企業様に贈呈しました!

贈呈用パネル


メッセージボード1枚


制作はグラフィックスさんで行いました。開催直前に、ブースを盛り上げるための案として「来ていただいた方に自身の夢を書いてもらい、それを応援する!という形にするのはどうか」というのが、社内であがりました。直前だったので実際実施するか悩んだのですが(笑)作成して当日ブースに置いてみると、来ていただいた方とのお話のきっかけにすることもでき、とてもよい企画だったと思います!

最終的には50名以上の方に夢を書いていただき、オフィスに飾って日々のモチベーションにしています!

メッセージボード
たくさんの方に書いていただきました


チラシ500枚


制作はグラフィックスさんで行いました。ICCのパンフレットでも情報提供ができるので、ブースではかんたんにチラシを置いてご説明をしていました。

たくさん作ったのですが、結果的にあまりたくさん配れませんでした(笑)これも100枚ぐらいあれば足りるのではないかという印象ですが、プロダクトの説明のしやすさにもよるかもしれません!

UPSIDER チラシ 表
UPSIDER チラシ 裏


CHILL OUT(飲料)1,000本


会場で一番聞かれたのが、このCHILL OUTに関する質問かもしれません(笑)CHILL OUTは皆さんご存知のチルできるリラクゼーションドリンクで、合同会社Endianさんが提供されています。スタイリッシュなデザインで、味も美味しく、ICCでもサウナ後のチルドリンクとして飲んでいるという方にたくさん出会いました(笑)

このCHILL OUTですが、今回1,000本すべて(冷蔵庫・クーラーボックスも)合同会社Endianさんより提供していただいています!以前からキャンペーン関連で少し交流があったのですが、今回のスポンサーのお話しをさせていただいたところ、二つ返事でご快諾をいただき、本当に感謝でしかありません。

こういった形で、実際の飲食物を提供される企業さんとコラボするのもいいかもしれませんね。
CHILL OUT飲んだことがない方はぜひ、この機会に飲んでみてください!(奇しくもカラーが弊社のコーポレートカラーと似ていて、いい感じでした)

CHILL OUT

(巨大カード)

また、このために作ったのではないのですが、別の撮影時に使った「等身大UPSIDERカード」も置いていました。(めちゃデカイ)

本当に人の大きさぐらいあり、そこそこ重いです。ただインパクトはすごく、来た方にも一緒に写真撮影してもらったりなど楽しんでもらえたかなと思います。(これは実物のプロダクトがある企業ならではですね)

Levetty岩佐さんと弊社近藤のツーショット


費用

実際のスポンサーにかかった費用ですが、総額約620万円かかりました。

スポンサー費用
・プラチナ・スポンサー:約520万円*
*価格は2022年9月時点の価格です。(https://docs.google.com/spreadsheets/d/1-k1eFjeIwBULi0GllauuFpWnQsfY_Cx8JKlSXzVkAIA/edit#gid=236090473
ブース関連費用
・Tシャツ:6万円(制作はオリジナルプリント.jp
・トートバッグ:15万円(制作はオリジナルプリント.jp
・シール:10万円(制作はステッカージャパン
・テーブルクロス:6万円(制作はSNS株式会社
・バックパネル:15万円(制作はSNS株式会社
・A1パネル:3万円(制作はグラフィックス
・贈呈用のパネル:1万円(制作はグラフィックス
・メッセージボード:2万円(制作はグラフィックス
・チラシ:5,000円(制作はグラフィックス
・パネルスタンド:5,000円(Amazonで購入)
・モニターレンタル:1万円(Rentioでレンタル)
・CHILL OUT(飲料):無料!!
旅費
・交通費:約20万円
・宿泊代:約20万円
合計:620万円

動画については今後も他のところで使えるので費用に含んでいないのですが、スポンサー以外では概ね100万円程度の出費でした。

成果

上記の費用をかけて、ICCで得た成果をお伝えします。

コネクションの成果
・普段はお会いできないユーザー様との出会い
・新しい成長企業様とのつながり
会場での成果
・スポンサー間でのアワード優勝
Web上での成果
・期間中のWebサイトへの訪問数約20%増加

実際のコネクションという観点では、非常に多くの企業の方とつながることができました。

もちろん、オンラインでのセミナーでもリード獲得はできるのですが、一人一人の方としっかりお話しすることは難しいです。その点、オフラインでお会いするカンファレンスでは、すべての方と対面でお話しすることができるので、その分濃い繋がりを多く作れるという利点があります。

オンラインのセミナーだけでは、プロダクトの良さや中にいる人たちの人柄・カルチャーはなかなか伝わりません。私たちとしての強みを大きく活かせるのも、オフラインのカンファレンスならではだと感じました。 また、日頃から利用いただいているユーザー様に、直接感謝の言葉を伝えたり、プロダクトへのフィードバックをいただけるというのも大きな成果です。

実際、利用企業数が5,000社*を越えている今、すべての企業様にヒアリングをしていくことは、もちろんやりたいとは思いつつ、現実的にできることではありません。 普段は聞けないお話しを聞くことができたのも、会社としては大きなメリットでした。
(*法人カード「UPSIDER」およびビジネスあと払いサービス「支払い.com」両サービス合計の利用社数(2022年9月現在))

そして、今回の会場での大きな成果として、プラチナ・スポンサー以上の企業間でのアワードである「ガーディアン・アワード」でグランプリをいただくことができました

こちらは今回が初開催で、スタートアップ企業の経営陣の方約50名が審査員となり、各企業のサービス説明を聞いて上位3社に投票するというアワードです。

事前に来ていただく企業様の情報を調べ上げて準備するなど、わかる範囲の情報で入念に準備をししましたが、こういった成果を残すことができて、結果的にとてもよかったと思います!

効果

実際に先程書いた成果から、どんな効果があったのかについても記載したいと思います。

・UPSIDERとしてのブランディングができたこと
・UPSIDERの認知度の向上ができたこと
・アカウント開設数の増加につながる素地を形成できたこと

ブランディングの観点では、今回大きな進展があったと考えています。これまでブランディングを行ってきた面は、プロダクトそのものやカードのデザインなど限定的でしたが、ノベルティやサービス動画を作ったことによって、自分たちとしてもUPSIDERのブランドを改めて定義するきっかけになりました。

一貫して、「どうすればユーザー様にUPSIDERを使っていてよかったと思ってもらえるか?」を意識して制作を行ってきたつもりです。会場でも多くの方に制作物に関心を持ってもらったのは、とてもよかったと思います。

スケジュール

スケジュールに関しては超タイトだったため、あまり参考にならないかもしれません(笑)
概ねこのような形でやっていました。


スポンサー実施までのスケジュール
7/13:スポンサーの決定
7/20:規約・制作物・ルールの読み込み、セッション内容の検討開始、ICC放映用動画の制作開始
7/27:会場へ行くメンバーの決定、制作物・パンフレットのデザイン開始
8/3:パンフレットのデザイン完成、CHILL OUTの協賛依頼
8/10:制作物の発注開始
8/17:当日のブース運営すり合わせ
8/24:制作物の発注完了、会場へ行くメンバー間での最終打ち合わせ
8/31:ICC放映用動画の入稿、オフィスから京都へ届いた荷物類の発送
9/5:ブース事前準備、前夜パーティーへの参加
9/6〜9/8:ICC KYOTO 2022本番!


超タイトスケジュールだったため、前月の一ヶ月間はほぼ制作物のデザインとルールの読み込み・準備に時間を費やしていました。

実際、ICCで流す動画は撮影パートもあったため、実際の入稿スケジュールよりも若干期限を遅らせていただくなど、寛大な対応をいただいたことも今回の制作をなんとか間に合わせることができたポイントだったと思います。

大変だったこと

超短期スケジュールの中でのデザインの要件の決定

弊社では社内のデザイナーの方で、前職でブースなども出していた方がいらっしゃったので、何があったほうがよいかや発注のスケジュールなど、随時アドバイスがいただけてとても助かりました。

それでも、時間がない中で「どんな目的で」「どのくらいの予算で」「何をどれくらい作るか」を細かく決定していくのは、大変な労力がかかりました。結果として作りすぎた物も数多くあります(笑)

初めての参加だと何をどうやって作ればいいか、本当に手探りの状態なので、事前に「最低でも何が必要か」はイベントごとに見積もっておくのが重要だなと思いました。あと、自分たちの能力を過信しすぎず、足りるかな?ぐらいで作っておいたほうがいいかもしれません(笑)

ブースに来ていただいた方の行動設計

実際にICCに参加していたメンバーはいたものの、スポンサーとしての参加経験は誰もなかったため「実際のブースってどういうものがあればみんな来るんだろう?」ということが、全くイメージがつきませんでした。

せっかく出るなら、一番盛り上がっているブースにしたいよねと事前に話し合っていたので、来ていただいたときに、どのようにすれば魅力的な体験をしてもらえるのかを考えるのは、本当に大変でした。

結果的に、1. 知っている人と話したいという動機、2. CHILL OUTがほしいという動機、3. 単純にカードに興味があるという動機、で来ていただいている方がほとんどだったかなと思います(多分CHILL OUTが一番人気だったと思いますが)。来てくださる方たちに楽しんでもらえるような仕掛けは、たくさん用意しておいて損はなかったなと思います。

当日のブースの運営

最後に、当日のブースの運営は予想以上に大変で、忙しかったです。ユーザー様が多いということもありますが、ひっきりなしに来てくださる方とお話しして、ブースにあるものを持って帰っていただいたり、ドリンクを配ったりするだけでも一苦労です。

また、ユーザー様から他の方をご紹介していただいたり、他のスポンサー企業様と情報交換をするなど、人とのつながりで初日は手一杯でした。さらに代表が登壇するセッションの案内や、ガーディアン・アワードのピッチの準備、ブースを適度に整備しておいたりするなど、やることは山のように湧いてきます。

特にブース責任者は、他のメンバーにも指示を出し、統率をする必要があるため、負担も大きいと思います。なるべくメンバー間で分担することも必要ですが、同行するメンバーでの熱量や認識をしっかり統一しておくことも重要なのかなと思いました。

次回への学び

長々と書いてしまいましたが、総じて今回ICCにスポンサーさせていただいたことは大成功だったと思っています。

私たちがしっかりコミットして、成果を出すことができ、結果として多くの企業の方にUPSIDERを知っていただくことができたと思っています。そしてその前提を作っていただいたのは、日頃からご利用いただいているユーザー様の支え、周りの方のサポートがあってこそだったと思うので、決して私たちがすごいから、ではないと思います。

その上で、次回への学びとしては、以下が挙げられるでしょうか。


・スポンサーすることの目的を明確化し、そのための目標設定をしておくこと
・準備はできるだけ早く、やりすぎなくらい入念にやること
・振り返りのフレームと時間をしっかり持っておくこと
・ブースでのノベルティ等は適切な数にとどめておくこと(笑)


今回は、かなり時間がない中で急ピッチに準備を進めたので、反省点も多くあります。もっと多くのユーザー様と話せたのでは、もっと多くの方と知り合えたのでは、もっと効果的にPRできたのでは、など思うところもたくさんあります。

ただ、学びとしては、目的とそれに基づく目標、入念な準備、そして振り返りさえしっかりできていれば、成果がどうであれ、納得した結果が得られるのではないかと思いました。決して安くはない投資です。ここで得られた学びを社内にも還元し、これを読んでいただいている皆さんにも還元できれば、もっともっとスタートアップのエコシステムに寄与できるのではと感じています。
(ノベルティは作りすぎると片付けが大変なので、おすすめしません。大きな学びでした。)


改めて、ICCの準備に関わってくださったすべての方、日頃から支えていただいているユーザー様に心よりお礼を申し上げます
本当に、ありがとうございました!

UPSIDERブースにて


最後に少しだけPR…!
UPSIDERでは、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションの実現に向け、一緒にプロダクトをつくり、広めていくメンバーを募集中です!


まずは話を聞いてみたい!程度で構いません。様々なバックグラウンドや特徴を持つ個性的なメンバーがたくさんいますので、お気軽にお声がけください!

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