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「ミッションに熱狂し、社会を前に進めたい」23歳でスタートアップを起業した元事業責任者が、UPSIDERを選んだ理由

常に人生をアップデートし続けたい。このビジョンを果たせる場所を探し求めた先でたどり着いたのが、UPSIDERでした。最高のチームで高い山を目指し、熱狂できる環境がここにはあります。

僕の挑戦を支えてくれた方々への感謝の思いを胸に、お客様の挑戦に全力で寄り添い、これまでの経験をチームや社会に還元できるよう、魂を燃やしていきます。
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UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。
今回語ってくれたのは、2023年9月に入社したKazuma Yasumoto(安本 和真) さん。大学卒業と同時に人材系スタートアップを創業し、セールスとしても事業責任者としても圧倒的な実績を積んできた若きエースが、仲間に加わりました。

KazumaさんがUPSIDERへの入社を決めるまでに、どのような経緯があったのでしょうか。秘められた熱い想いや、今後の展望についても伺いました。


2023年9月に入社したKazuma Yasumoto(安本 和真) さんです。

「敷かれたレールを歩む生き方の方が怖かった」


ーご経歴を含め、まずは簡単な自己紹介をお願いします。

はじめまして、安本(以下、Kazuma)です! 現在はインサイドセールスチームで、UPSIDERカードのリード獲得からカード発行までをKPIとして、インサイドセールス組織の成果を可視化するためのモニタリング環境の構築や、データ・オペレーション整備などに従事しています。
経歴としては、大学卒業後に人材系スタートアップ「irodas」の創業メンバーとしてジョインし、そこから約7年、事業開発や事業推進、セールス等に携わっていました。


ーirodasを創業することになった経緯とは?

これには、僕の生い立ちがかなり影響しています。

教育熱心な母の方針で2歳から英会話を始め、小学生の頃はそろばん・習字・水泳・サッカーなど、習い事を7〜10個ほど掛け持ちしていました。平日の放課後は常にスケジュールがぎっしり。でも特に疑問を感じることもなく、黙々とこなしていました。

唯一自分の意思で続けていたのが、野球です。8歳で始め、毎晩素振りを200回練習するほどに熱中。「将来は野球選手になる!」と夢みていました。でも小学校の高学年に差し掛かり、中学受験の勉強が本格化してきたある日、母から「野球をやめなさい」と言われたんです。

すごくショックで、「絶対イヤだ!」と猛反発。すると母が、「野球選手なんてなれるわけないやん。良い学校に行って、大企業に勤めるのが正解なんだよ!」と涙しながら僕を説き伏せ、それにけおされて仕方なく野球を諦めました。

そこからは、ひたすら勉強に明け暮れる日々。学校が終わると電車で塾に通い、21時や22時まで勉強し、自宅に戻るのは23時頃といったハードスケジュールでした。進学した私立の中高一貫校は、ルールや校則が非常に厳しく、抑圧された環境の中で青春らしい青春も過ごせず、「まあ、こんなもんか」と淡々と過ごしていました。

大学は1年浪人して、立命館大学の建築都市デザイン学科に進学。この学科を選んだのは、高校時代に安藤忠雄や隈研吾といった日本の著名な建築家や、海外の斬新な建築に関する書籍を眺めて、「思い描くものを形にする仕事」に憧れたのがきっかけです。

ひとり暮らしで自由を手に入れ、憧れの学科に進学し、華の大学生活が始まると思いきや。クラスメイトの圧倒的な才能に打ちのめされ、一流の設計士になれるのは一握りという建築業界の厳しさに直面しました。大学1年で、「自分はこの世界で生きていくのは無理だ」と悟ってしまったんですよね。
変わり映えのない日常に違和感を感じ始めたのが、大学3年の秋。建築の研究に没頭したり、ジャーナリストを志して海外に渡ったりと、生き生きと輝く友人たちを見て、羨望を抱くとともに焦りました。

「俺の人生、このままじゃダメだ。自分のやりたいことをやり、生きたいように生きよう!」

そう心に決めて飛び込んだのが、長期の営業インターンでした。

ーどのようなインターンだったのでしょうか?

インターネット回線の訪問販売をするインターンで、大学の仲の良い友人が紹介してくれました。大学の先輩がその会社の人事で、興味本位で話を聞くことに。そこで「営業経験を糧に人は成長できる!」という熱量の高い話を聞き、「ここでなら自分を変えられるかも」と思ったんです。

人生を変えたい。その一心で、がむしゃらに働きました。朝8時から23時まで営業で走り回り、明け方5時まで先輩の自宅でロールプレイングをして、3時間だけ寝て出勤する日々。

すると運良くトントン拍子に成果が上がり、2か月目にはチームでトップ成績を叩き出すことができたんです。初めてリーダーという立場も経験し、営業統括として売上8,000万を達成。組織全体の売上も日本トップに導くことができました。

自分で定めた目標に向けて努力すること。仲間と切磋琢磨し合ってゴールを達成し、その喜びを分かち合うこと。すべての経験が新鮮で、「何かに熱狂して生きるって、こんなに豊かで楽しいんだ!」とハッとしました

また、「チームの成長に貢献したい」という感情が芽生えたのも大きな変化でした。先輩の真摯なサポートのおかげで成長できた。だから自分も、後輩インターンの挑戦に本気で向き合い、何か組織に還元したいと心から思えたんです。インターンを通じて自信もつき、人生が180度変わりました。

irodas創業に繋がる最たるきっかけは、旅でした。1か月就活をして複数の内定をいただき、しばらく海外を放浪することに。アメリカ大陸はシカゴ、ラスベガス、グランドキャニオン……各地を巡るなかで、数多くの絶景に胸を震わせ、旅先で出会った人たちの多種多様な生き方や価値観に触れました。

じゃあ自分は何のために生き、人生で何を成し遂げたいのか。そう自問自答した時、自分にとっての幸せとは、「自分の人生を自分で選択し、新しい景色を絶えず切り開くことだ」という答えにたどり着きました

ちょうどその頃、インターンで出会った同世代の大学生ふたりと意気投合。3人全員が「インターンで人生が変わった」という原体験を持ち、「自分たちの経験を社会に還元したい」という想いが一致しました

数ヶ月話し合った末、「就活生や人生の岐路に立つ人達に、事業やサービスを通して変化するきっかけを提供しよう!」と考え、起業を決めました。

就職しないことへの不安はまったくありませんでした。むしろ、「敷かれたレールの上を歩む生き方」の方が怖かった。「無気力で生きていた過去の自分には、もう戻らない。これからは自分が主役の人生を歩むんだ」という情熱がたぎっていました

23歳で仲間と起業。事業責任者として駆け抜けた7年


ーirodas時代の経験について教えてください。

僕たちが最初にリリースしたのは、「学生社員」というサービスです。学生に固定給を出しながら、本格的な営業経験を通じ、選択肢を広げるきっかけにしてもらおうという事業コンセプトでした。しかし、1、2か月で辞める学生が続出し、なかなか成果にも繋がらず、赤字垂れ流し状態となりすぐに辞めました。

その次が、キャリアスクール。irodasが独自に開発した約10種類の就活講座を、54,000円で受けられるというサービスでした。300名ほど集客できて、年間売上も1,500万くらいには達したんですが、それ以上のスケールが見込めず、こちらも1年ほどで辞めることに。

最終的にキャリアスクールは完全無料にして、企業と学生を繋ぐマッチングサービスで収益を上げるビジネスモデルに切り替えました。僕はこの人材紹介事業を立ち上げたり、HR領域を管掌したり。最後の2年間は事業責任者として、事業や組織戦略の策定を行っていました。

創業から7年、目の前のことを無我夢中でこなすうちに、気付けば年間売上が10億弱ほどの規模に到達し、組織は70名に拡大。これは建築の世界への憧れにも通ずるんですが、「事業が形になる喜び」を肌で感じました。

当時を振り返ると、「がむしゃらに走り続けていたら景色が変わっていた」という感覚が強く、運も良かったとつくづく思います。チームで高い山を目指して全力で駆け抜けた日々は刺激と変化に満ち、しんどかった記憶はほとんどないんですよね。

ーなぜ転職する決断に至ったのでしょうか?

きっかけのひとつは、ライフステージの変化です。今年2月に子供が生まれ、僕自身も30歳になり、この人生の節目に「今後のキャリアはどうする?」と見つめ直すタイミングがありました。

もうひとつは、自分の中である種の「やりきった」という感覚を得られたこと。最後の2年で事業戦略のアップデートを図り、会社の成長に繋げられたという手応えがありました。「事業責任者としての仕事を形にできた」と感じ、次のステージに進む気持ちが芽生えました。

独立するのか、はたまた仕事のスピードを緩めるのか。いくつもの選択肢を天秤にかけるなかで、「今後のキャリアで一番大切にしたいものは何か」を改めて突き詰めた時、7年前と変わらず、「目の前の景色をアップデートし続けられる環境に身を置くこと」だとわかりました

それから、「もっと大きな規模で事業や組織作りを経験してみたい」という想いもありました。これらを軸に転職活動を始めたのが、2023年6月です。

UPSIDERの熱狂とカオスに惹かれて

ーUPSIDERに入社を決めるまでの経緯について教えてください。

お世話になっている方から、UPSIDERを紹介いただきました。UPSIDERを選んだ理由は、主に3つあります。

まずはカルチャーです。自分たちの会社を胸を張って誇り、熱量高く語るUPSIDERの人を見た時、「内側から強い会社だ」と感じました。また全社的な採用活動に対し、現場メンバーひとりひとりが主体的に向き合っていて、組織全体のエンゲージメントの高さに驚きました。

それから、ミッションの大きさ。僕自身もこれまで、人材の世界で「世の中を良くする挑戦」を続けてきました。UPSIDERの「挑戦者を応援する」というミッションに強く共感すると共に、新たな金融領域における圧倒的な社会インパクトや、「金融の課題解決をして社会を変える」という壮大なビジョンにも惹かれました。社会的意義に溢れ、かつ、これだけユーザーに対して真摯に向き合っている会社って、なかなかないと思います。

最後は「課題の多さ」です。圧倒的な勢いとポテンシャルがある会社なのに、想像以上に社員が少ないことに驚きました。ダイナミックな成長のうねりに身を置き、その仕組み作りに関わるのはどんなに刺激的だろうかと想像し、ワクワクしました。

でも今振り返ると、UPSIDERのすべてがドンピシャで刺さり、「一目惚れ」に近い感覚だった気がします。

面談ではMayo(近藤)さん、Dime(成瀬)さん、Yusuke(益戸)さんとお話させてもらい、それぞれの個性や熱量の高さに触れ、「一緒に働きたい!」と率直に思いました。

共同代表のTomoさん(水野)との最終面接では、事業について深く対話させてもらいました。ガンガン質問され、Tomoさんのリアクションも読めなくて、手応えはなし。だから採用の連絡をいただいた時は、本当に嬉しかったです。

ー入社されて約1か月が経ち、現在の心境はいかがでしょうか?

社内は風通しが良く、英語を使ったSlackでのコミュニケーションなどグローバル感もあり、とても刺激的な日々です。これまで縦割りの組織で働いてきた僕にとって、下の名前で呼び合うUPSIDERのカルチャーは新鮮で、代表のToruさん(宮城)やTomoさんのことも呼び捨てにしていたりと、当初は圧倒されました(笑)。

あと入社前の面接で、「うちは課題まみれなので、ぜひ手を貸してください!」とお聞きした時「きっと謙遜されているんだろう」と思っていたんです。でも蓋を開けてみると、本当にその通りで驚きました(笑)。ただこのカオスな環境は、まさに僕が求めていたもの。最高のメンバーと共に課題をひとつひとつクリアして、より良い組織作りに関われるのがとても楽しみです。


自らがBe UPSIDERを体現し、社会を前に進めたい


ー今後の展望があれば教えてください。

金融業界は未経験ですが、これまでに培った経験やバリューを最大限に活かし、自らが「Be UPSIDER」を体現して、少しでも早く事業成長に貢献したいです。
「生涯を通じ、自分の経験を社会に還元したい」という想いは、今も変わりません。僕の挑戦を支えてくれた周囲への感謝の思いを胸に、本質的な価値あるUPSIDERのサービスを通じ、今度はお客様の挑戦を全力で支え、その先で社会を前に進めたい
そのために僕自身も成長し、「毎日が非日常」になるような新たな挑戦を続けていきます。


ーUPSIDERに興味がある方に、なにかメッセージをお願いします。

「ダイナミックな組織創りに関わり、社会に大きなインパクトを与える挑戦がしたい」という志がある方にとって、UPSIDERは最高の舞台です。
少しでも感じるものがあれば、ぜひ飛び込んできてほしい。一緒に社会を変える挑戦をしましょう。お待ちしています!



UPSIDER では、一緒に働く仲間を募集しています!!


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