人生の逆算


宋世羅さんのYouTubeを何度も観ています。

全くその通り!

「人間っていつか死ぬんですよ」
「人生800年あると思ってる人が多すぎる」

私は冠婚葬祭の営業なのですが、営業でまわってると、80代に届くかどうかと見受けらる方からも、「まだまだお世話になる歳じゃないよ」などおっしゃられる方もいらっしゃいますが、私達が人生の最期の日にどう送られたいか、大切な人をどう送ってあげたいか、は確かに今日・明日の話ではないかも知れません。
(逆に今日・明日だとも言えなくない)

元気だと思っていらっしゃる方こそ、元気な内に遺される方や自身の最期の在り方をイメージするきっかけにして頂ければなー、など思いながら一軒一軒をまわらせて頂いております。

先日、即決いただいたお客様は、ご主人がそんな事を考えたくないとのお考えが強く、今までそういったお話はシャットアウトして来ましたが、玄関先で私と奥様との会話を聞いていらっしゃって、そろそろ考えなきゃいかんか、と奥様におっしゃった事からご契約いただく運びとなりました。

賢明なご判断だと思います。

ひすいこたろうさんの本にもありましたが、子供の夏休みが8月31日で終わると決まっていなかったら、果たして夏休みの宿題は終わるのでしょうか?

いつまでも締切が来ないと思っていては何のアクションも起こす気にならないのは当然でしょうね。

私は父→祖父→祖母の3回の喪主を務めました。

生意気ながらそんな私だからこそ言える事があります。

何のイメージも準備も無ければ、親戚へのご対応や大切な家族を亡くした際に哀しみに暮れる時間を失う事、経済的な負荷が突然現れる事が容易に想像できます。

この可能性を少しでも減らす準備はとても大切であり、死を思い、その日が来た時に慌てなくでも良く、納得出来るお別れが出来る確信が持てれば、更に生を思い切り楽しめるのではないでしょうか?

所詮、自分の営業の肯定だろ?と言われる方には全く届かなくていいものです。

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