G-FIGHT.41を終えて...

本年度初大会はグラップリングのタッグマッチと団体戦のG-FIGHT.41からスタート、新春恒例ダブルバウト&3対3団体戦抜き試合でした。

G-FIGHTの中でも超特殊なルールとなっているこのグラップリングの試合ですが、ダブルバウトはリングからケージとなって今回で2回目、パートナーがケージ内に居る為、タッチプレーがスムーズにリングで行っていた時よりスピーディーな展開と成っております。

今回は前回からの改善点として、邪魔になっていた長過ぎたタッチロープを短くし、試合の妨害とならないようにしました。前回大会よりそこは素晴らしい改善具合で良かったと思います。

また、その代わりに、ビギナー選手にはケージエスケープを全面開放しました。6メートル四方の大きなケージ内での試合ですので、例えケージエスケープがあったとしても、場所を考えながらグラップリングをするのは至難の技と言えます。

そこもやってみて良かったなと思いましたので、次回もこのまま採用したいと思います。

団体戦ではエスケープ1回認められているアドバンスだが、ダブルバウトではエスケープが無いのが気になっていましたが、そこはエキスパートの選手が少なかったこともあり、特段問題は感じませんでしたので、次回もこのまま様子を見ようと思いました。

ダブルバウトのタッチプレーの目まぐるしいのは面白い点なのですが、選手がタッチをして交代して入ってコンタクトした時をもっと分かりやすくする必要があると感じました。

例えば、「コンタクトッ!!」とか、「よし、離れろ!!」とか、レフリーが言えば、相手にしがみついているタッチをした方も離れやすいと思いました。次回の改善点としたいと思います。

また、足でケージエスケープをする際、エスケープなのかエスケープではないのかが分かりづらいので、次回より安全クッションの上へ足を当てることでエスケープとしたい。また、手の場合はケージをシッカリと掴むか、指を引っ掛けることでエスケープとしたい。

体制を変える為にケージを押したり蹴ったりする場合もあるので、ケージを押したり蹴ったりする場合とケージへエスケープしている場合の違いがあるとレフリーも選手も判断しやすいし、したたかなズルもしずらくなると思ったので、そこも次回は改善したい。

それから、MMAではレフリーに試合中、選手もセコンドも文句や指示など出来ないが、ことこのダブルバウトと団体戦はチームワークが売りなので、もっと選手もチームメイトも声を出して積極的にアピールすることが大事なので、次回はそこをもっとルールミーティングや大会開催のアナウンス時にアピール出来たらと思う。

兎にも角にもこのルールは面白い。勝ち負けがある格闘技の試合に置いて、誰もが笑顔になれるハッピーな大会は珍しい。それだけ魅力が詰まったルール形態であり新春に相応しい大会なのである。

G-FIGHTはたった一日で何度でも戦えたり、強い上級レベルの者に下級レベルでも挑んで行ける弱者に優しいルールと成っている。ビギナーもアドバンスもエキスパートも皆が練習になる良い経験が積める特殊なルールとなっている。育てる、育つ為の極めっこルール。こんなルール形態のグラップリング大会は全国探してもココ北海道にしかない。

ローカルのデメリットを改善し、強いファイターを輩出する為の奇策、切り札がこのG-FIGHTと言ってももはや過言では無いことは、私が北海道に来たこの10年で証明されて来たと思います。

コロナ禍で人々に元気がなくなり、笑顔がなくなり、社会全体が疲弊し悶々としている昨今。
我々は格闘技を通じて地域社会に貢献する夢と感動エンターテイメントの推進をして行く。

今年も沢山の感動と夢を創っていきます

G-FIGHTなくして、PFCもなく、現在の北海道勢の躍進の発展も無かったと思いますので、G-FIGHTをこれからも大事にコツコツ開催して参ります。

次回G-FIGHT.42は4月を予定しております。

次回は賞金をもっと増やしたい。
協賛さがぞ…(汗)


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