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矢崎仁司監督、伝説の名作『三月のライオン』デジタル・リマスター版、2021年2月26日(金)劇場公開決定「いつか、兄の恋人になりたいと、心に願っていた」

現在、新作の『さくら』が話題の矢崎仁司監督の92年の作品『三月のライオン』。そのデジタルリマスター版が、2021年2月26日(金)よりアップリンク配給で劇場公開となります。公開劇場は、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、アップリンク京都ほか。

映画評論家トニー・レインズに「ジャン・コクトーの『恐るべき子供たち』以来の、近親相姦を描いた秀作」と言わしめた本作品は、1991年のベルリン国際映画祭出品を皮切りに、メルボルン、バンクーバー、ロンドン、ロッテルダム、ヨーテボリ、ヘルシンキなど世界各国の映画祭で話題を呼び、92年にはベルギー王室主催ルイス・ブニュエル「黄金時代」賞を受賞。日本公開時には10代の若者たちの熱狂的な支持を受け何度も見返す観客が続出しました。

「映画は理解するものではなく、感じるものだと思っている」と監督の矢崎仁司が語るように、色、光、音、極端に少ないセリフは、言葉では言い表せないイメージを繊細に映し出し、感情を揺さぶります。

記憶を失った男。嘘をつく女。
思い出を持たない恋人たちが誕生する。

兄と妹がいた。
妹は兄をとても愛していた。
いつか、兄の恋人になりたいと、心に願っていた。

ある日、兄が記憶を失った。

妹は、兄に恋人だと偽り、病院から連れ出した。
記憶喪失の兄は、恋人だという女と一緒に暮らし始めた。

そして、兄は恋人を愛した。

恋人の名はアイス。

氷の季節と花の季節の間に三月がある。
三月は、嵐の季節。

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『三月のライオン』デジタル・リマスター版
監督・脚本:矢崎仁司
脚本: 宮崎裕史、小野幸生
撮影監督:石井勲
音響:鈴木昭彦
出演:趙方豪、由良宜子、奥村公延、芹明香、内藤剛志、伊藤清美、石井聰互(友情出演)、長崎俊一(友情出演)、山本政志(友情出演)、他
1991/日本/118分/DCP/1:1.33/カラー
配給・宣伝:アップリンク
(C) Film bandets

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