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並びアンコに2個1個ってなーに?

並びアンコに2個1個とは、
344455566のような
連続した暗刻の両隣に2個と1個がそれぞれあり、これで3面子が出来ているというものである。

これが1枚欠けて待ちを形成するターツになっていればすぐわかるというもので健康麻雀にまめの麻雀教室でにまめマスターが教えていることである。

例えば34445556が待ちになっていれば、並びアンコに2個1個になるためには3か6が足りないので、3-6待ちになる

↓参考動画

大阪にまめさんの麻雀教室
https://youtu.be/dy-50jIs21E

@YouTubeより

さて、3面子を形成しているかを見極めやすくするためのにまめマスターが提唱している形
・並びアンコに2個1個(344455566の形) と
・ピラミッド(1個2個3個2個1個)(344555667の形) であるが
3面子を形成するにあたって他に見えにくい牌姿はあるのかないのか?という疑問が残る。

そこで調べてみることにした。
「並びアンコに2個1個とピラミッド以外に3面子であることが見えにくい牌姿は無い」という仮説を確かめることをこのnoteの命題とする

まず、同じ数牌で順子の面子は、
123 234 345 456 567 678 789の7種類である。
これを3面子で形成すると1~7種類の3乗で343種ある。

しかし、この343種のうち、重複がかなりあることになる
例えば1面子目123 2面子目234 3面子123と
1面子目123 2面子目123 3面子234は同じである。
重複を除外すると

であらわされ、
(1から1までの総和)+(1から2までの総和)+(1から3までの総和)+(1から4までの総和) +(1から5までの総和)+(1から6までの総和)+(1から7までの総和)=84

で全部で84種類である。

具体的に84種類を書き出すと

である。 

よくわからないので
1面子目を123で固定し、横軸を2面子目として123 234 345 456 567 678 789の7種類、縦軸を3面子目として123 234 345 456 567 678 789の7種類で7×7の49種の表にすると、

ここで色付けして見やすくする
にまめマスターが1個2個2個1個、並びトイツに両隣と言っていた形
233445のような形を1手代わりでイーペイコーになるのでシャツのボタンの
かけ違いにちなんで「かけ違い」と呼称する。

イーペイコーとかけ違いは見えやすいのでそれぞれ赤文字と青文字にしとく
あと一気通貫も見えやすいので緑文字にしとく

凡例
1面子目が123固定の7×7の49種類

・並びアンコに2個1個が1つずれると111222333のような三連刻の形になるのでみやすい。
・三連刻の周りが並びアンコに2個1個になる。
・並びアンコに2個1個のとなりがピラミッドの形となる
・三連刻の縦軸方向と横軸方向がイーペーコーになる。
・イーペーコーの隣がかけ違いになる。
・色付け無しは十分に重なりがないので3面子であることがみやすい。
・かぶりなしが一気通貫になる。

では次に1面子目が234の7×7の49種類

1面子目が234固定の7×7の49種類

法則性は変わらず。
では同様に残りの表も表示


1面子目が345固定の7×7の49種類


1面子目が456固定の7×7の49種類


1面子目が567固定の7×7の49種類


1面子目が678固定の7×7の49種類


1面子目が789固定の7×7の49種類

以上、全部みたとおり、
並びアンコに2個1個とピラミッド以外では
かけ違いとイーペーコーと3連刻(三暗刻)と一気通貫さえ見えれば
3面子であることが把握しやすいため、
「並びアンコに2個1個とピラミッド以外に3面子であることが見えにくい牌姿は無い」という仮説は示された

終わり

#ゲーム

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