ニー友

こんにちウ。私はむかしバイトをしていて、週2くらいのペースでニートの友達に回転寿司を奢ってた時期がありました。私とニー友の1日はまず図書館に行き、目的の本を借りた後は、ショッピングモールのゲームセンターに行ってメダルゲームをして、その後回転寿司に行くという、年金暮らしの老人のような生活を送っていました。
毎日のように回転寿司で究極のゲームを作るにはという話をしたのを覚えています。その友人はゲームを作るために高校に行かなかったくらいのゲームジャンキーで、その癖にゲームは一度も完成させた事がないという、完璧主義者でした。よく言ってたのが「頭の中で自分の作ったゲームをし過ぎて飽きてくる。」というものでした。
その時はよくわからなかったのですが、結局のところ、その友人は一度もゲームを完成させることはなく、別の道に進むことになったのを覚えています。
私なりの解釈で考えると、自分のなりたい夢というのは、案外達成してしまうと生きる目的を失ってしまう。逆に言えば人生の最終目標というのは達成不可能であるから生きる意味があるとも言える。私はそんな不可能な目標を掲げながらも、生き生きとした友人が羨ましかった。
この2人の日々をいつか萌え日常漫画にするのが私の一つの夢です。

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