メタバース後の世界を見た

こんにちウです。私は精神障害者なので、同じような人達と一緒にグループワークに参加しているが、そんなつまらない自虐をしたい訳ではない。結局のところ、健常者の職員も非健常者の私達も別に何も変わりはないのだ。何の問題もなくこの空間は動いている。しかし、それは絶妙な共依存関係にあり、宗教であり、メタバースであり、ユートピアであり、ディストピアでもある。とても居心地が良くて、心地の良いBGMが流れて、お弁当を作って遅刻しても誰にも咎められることはないのだ。
私は求人を探して、今の世の中は障害者でも健常者と同じくらいの給料で働ける枠が設けられているから、多分ウみたいなものでも、頑張れば働けて普通の暮らしが出来てしまうのだろう。
お昼に食べた弁当は美味しくて、私は世界一だと思った。午後からは、色紙を細かく切る作業をした。何の意味があるかというと、それで何か花とかのアートを作るためらしい。年配者の人に教えてもらいうまく切れるようになって、1人で考えるより人に教わればこんなにも上達って早いのかと思った。このまま行けば私は間違いなく社会に溶け込めるに違いない。
しかしだ、私は金魚鉢で飼われた金魚が金魚鉢を破る瞬間が見たい。syamuさんが社会復帰せずにUUUMに入る未来がみたい。
私はそのことを忘れないためにも、わざと清掃のバイトをして知らない人のうんちを掃除したいと思う。

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