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今週のxRトレンドウォッチ! (2021.06.18)

xRに関連するハードウェアやソフトウェア、サービスまで、ほぼ週でアップフロンティアが気になった記事を紹介していく連載です!

凸版印刷、360度映像で施設見学を可能に

凸版印刷株式会社は2020年6月から提供している「オンライン施設見学ソリューション」を大幅にアップデートしたようです👀 同ソリューションと連携したイベントや、プロモーションを含むコミュニケーションビジネス全体で2023年度までに約50億円の売り上げを目指すとのこと。

同ソリューションは150万円から利用可能とのことで、今回のアップデートで 事前に作成した施設内の360度映像 や 作業員の主観映像 といった臨場感のあるコンテンツに加え、リアルタイムに参加者の反応を可視化する機能を追加しています。

今後のアップデートにも期待です!


ARスポーツ観戦スタートアップが資金調達、2021年末のアプリリリースへ向けて準備

米国のスタートアップ企業 Quintar がスポーツ向けAR体験の開発に向けて資金調達を行いました。初回で数百万ドルを調達し、2021年内の一般向け提供を計画しているようです。

自宅・試合会場の双方でスポーツ観戦を盛り上げるARを目指しているようで、試合会場の観客席からスマートフォンをかざして選手の行動予測をしたり、自宅で見ている人にはテーブル上に選手の動きを再現する…といった体験を提供するようです。

コロナ禍でスポーツ観戦が楽しめない中なので、これまでとは違う体験は気分を変えてくれそうですね!


AR利用に関する調査結果が公開。54%の回答者がAR体験に能動的?

スマートフォン向けアプリ「Snapchat」を手がける Snap Inc. が、市場調査会社らと共同で実施した『AR利用に関する調査結果』を発表しました。 専門家へのインタビューの他、米国、英国、フランス、サウジアラビアの4ヶ国 計4,000名のスマートフォンユーザーに対するアンケートを行っています。

アンケート結果を見たところ、対象のユーザーはAR体験に積極的なようでした。一部の結果をピックアップします。
・ショッピングは特にインテリア(73%)、商品のカスタマイズ(73%)、バーチャルトライオン(72%)、商品デモ(70%)の分野で効果があると考える
・調査対象の半数以上が過去にARを使ったことがあると答え、3分の1近くが企業ブランドの提供するARを体験
・54%の回答者は、AR体験を能動的に探しているとの回答
・回答者の61%は、AR体験を簡単にシェアできるという点が重要との回答

アップフロンティアも現在はAR開発に意欲的に動いているので、このデータは気になるところ! 今後もAR界隈の動きをチェックしていきます👀


箸休め情報🍚🥢

トレンドウォッチ!…という訳ではないのですが、箸休めのようなライトに読めるものをピックアップしました。

シニアがVRに挑戦!
VR & AR のニュースを取り扱う VRScout が公開した、シニア層のVRヘッドマウントディスプレイ体験動画です。(今回試してもらった端末は HTC Vive のようです。)

リッチなxR開発はヘッドマウントディスプレイの普及率がネック……でも、こういった反応を見るとやっぱり没入度や心理的な影響は、改めてヘッドマウントディスプレイが一番ですね!
少しxR開発者としては初心に返るような気持ちで見られる動画です👀


アバターをじっくり見られる!アバターミュージアム3が開催中
シンプルにアバターが見られる、アバターだけの展示会『アバターミュージアム3』が開催中です。

Twitterで #アバミュ を検索してもたくさんの出展情報が出ており、今ドキの3Dモデル事情も伺えそうです👀

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