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【BTS In the SOOP ep.2】プデチゲは愛です…♥

「BE」のCDが手元に届いて2週間が経ちました。
メンバーたちが歌詞を推敲した跡を教えてくれるメイキングブックや、手書きの歌詞、ポスカを飾れるようになっている拘りのパッケージ、コンセプトフォトの数々、そしてThanks toのメッセージ、実際に手に取って眺めていると、本当にメンバー一人一人の想いがこれでもかと詰まった温かいアルバムだなぁと愛しくなりますよね。
リリースされてから、毎日聴いているけれど、優しい曲、のほほんとした曲、静かで温かな曲、踊りたくなる曲、気分の上がる曲、どれも個性的であり、BTSらしい統一感があり、何より様々な形で癒してくれる曲だなぁと聴くたびにどんどん好きになるから、とても心が忙しないです。
紫野さんがnoteの記事で触れていらっしゃいましたが、Life Goes Onの "Like an echo in the forest" の一節は、SOOPの森での1週間を思い起こさせます。彼らが忙しない日常から離れて、あの時経験したこと、考えを巡らせたことが養分となり、こうして日々を愛しく思えるような曲が出来上がったのかな、と思うととても感慨深い気持ちになります。ちっとも上手く言えないし、ど厚かましいとも思うけれど、SOOPを介して曲作りのほんの極々僅かな断片に関われているかのような嬉しさなんですよね。(マジで厚かましくてごめんなさい)

さて、そんな中、SOOP ep.2 を見ましたので感想です。

1. ボートで湖デートするSIN

こんなタイトルで語っている悪行が万が一ふたりにバレたら物凄く冷たい一瞥を食らうだろうことは承知していますが、あれを「デート」以外の言葉で表す語彙が思いつかなくて……。
釣りも、ボートで湖に出ることも大して乗り気じゃないのに、ヒョンに誘われるがまま恐る恐るボートに乗り込むユンギさんの逆らわない弟感、めっちゃよかったです。
「どこに座ればいい?」「大丈夫だよね?」「戻ってこられますよね?」と頻りに身の安全を確認するユンギさんと、僕に任せて!(無根拠)なジンさん、笑っちゃうくらいに対照的なのに、二人でいると不思議としっくりくるんですよね。
ジンさんと二人だと心もちネガティブ発言が増える気がするユンギさんだけど、それはジンさんが必ずポジティブな言葉を返してくれる、それを聞けば自分は安心できるって確信しているからなのかなと思います。なんてわかりづらくも可愛らしい甘え方なんだろう。
そして、さっさとボートを降りてしまったユンギさんに対して「一人で先に行っちゃうなんてずるい」とか言うジンさん、何なの? パク・あざと・ジミンさんと違って、素で思ったことそのまま口に出してそうなところが罪深いなって思いました。
一緒にボートに乗っていても、それぞれ好きなことを好きなように続けるし、笑いの絶えない雰囲気みたいなものとは無縁なのに、何だか分かりあってる感が凄くて妬けます。(黙って)

2. 親しき仲にも礼儀ありな95z

バドミントンで一緒に遊ぶことにしたジミンさんに風向きを教え、「(風上側だから)優しく打つんだよ🐻」と丁寧なアドバイスをしたうえでゲームを開始するテヒョンさんのスポーツマンシップに天晴れをあげてほしい。
この直前に散々ズルい手を駆使して年下に卓球勝負で競り勝ち、そこまで……??? と言いたくなるくらい大喜びしていた長男との対比が実に鮮やかで面白すぎました。
風下にいたテヒョンさんがかなり強く羽根を打たないといけないと訴えると、すぐに「僕がそっち側に行こうか?」ってジミンさんが言ったところも、特に驚くようなことではないのかもしれないけれど、とても素敵。家族で同僚で同級生でソウルメイトで、たぶんどのメンバーよりも長く一緒にいて、誰よりも気楽に接することのできる相手だろうに、小さなことでも疎かにしないで譲り合えるって凄く素敵な関係ですよね。
これは、完全に私見ですが、テヒョンさんって特にこうした細やかな気遣いをすることが多いし、そうすること(できること)をとても大切に思っていそうだなって気がしていて、95zはお互いがその辺きっちりしているからこその信頼というか、いつまでも仲の良さが揺らがないのかなって思います。Esquireのロングインタビューで、ここ3年はケンカをしていないと話していましたが、これまでに幾度となくケンカして仲直りを繰り返してきた二人だから、お互いの感情の機微が誰よりも分かるようになったし、それゆえにいっそう相手を思いやれる関係になれたのかもしれないですよね。

ジミンがVのほうを見ながら、彼のことを「多くの人に愛されています」と語り出し、そして「自分の親友のひとりです」と説明します。そこへSUGAが割り込んできて、ジミンとVは、“グループ内で一番よくけんかをする間柄”であることを教えてくれます。
するとVが、すかさず言い返します。「ここ3年くらいは、一度もけんかをしてないないけどね(笑)」と。

散々95zの唯一無二な仲の良さに萌えておいて何ですが、この話の流れですら「親友のひとりです」って言い方するジミンさん、絶対に誰か一人のものにはならないし、できないんだなって、思わせるようで最高じゃないですか。

3. ユンギさんとホビさん

ナムさんが7秒インタビューで「J-HOPEとJINは(僕にとって)まさしく天使」と言っていたことを受けて、「その気持ち、分かる!!!」って勢いのまま呟いたSOOP ep.2視聴直後のツイートなんですが、とにかくep.2はホビさんがすごくすごく可愛かった。そして、ちゃっかりとその隣にいるユンギさんのいたく幸せそうな笑顔も印象的でした。

ジンさんの前で見せる弟の顔と違い、ホビさんの前ではお兄ちゃんの顔になるユンギさん。完成した飛行機を飛ばそうと庭に出たホビさんについて行って、めっちゃ世話焼こうとするのも良かったし、世話焼かれる人よりも焼こうとする人の方が断然嬉しそうなのも、結局世話が焼ききれずお役立ちマンネの助言により飛行機が高く飛び上がった一連の流れも大変良かったです。ユンギさん時にすごく刺さる優しさを見せてくるわりに、可愛がり方は独善的になりがちなとこ推せる。

4. その他 面白かったところ

■ 夏休みを謳歌する小学生みたいな白T+短パンスタイルの両肘にタトゥーという、新しいセクシーの概念を我々に提供してくれるパクジミンさん

■ 一番卓球やってるのに、一番負けが込んでるジミンさん(可愛い)

■ 天才テロップ「魚を可愛がるJUNG KOOKを可愛がる私たち」
魚だけでなく釣りの重りとまでお話しする姿に、可愛いを超越した「凄み」を感じます。

■ シンクの中で捌かれ待ちのヒラメに小学生らしい無邪気さでちょっかいを掛けるジミンさん
「君ってなんでこんなに臭いの?」と、無自覚の刃でダメージを与えてくる無邪気な子供。こわい。(魚目線)

■ RCボートで遊ぶナムさんとテヒョンさん
ここばっかり繰り返し見ちゃうくらい、兄弟みたいな二人がとんでもなく可愛かったです。特に、テヒョンさんが「あっち行きましょう」って、同じ方向へボートを走らせようと誘うところと、ナムさんが電池切れを起こしたボートの回収に必死になるところ。これまであまり見る機会がなかったけれど、焦るナムさんってめっちゃくちゃ可愛いですね!
今回はボートが原因でしたけど、四次元のテヒョンさんならもっともっと最高の焦りを提供できると確信していますので、このコンビ今後も注目していきたいです。

■ 夕食前にお菓子を食べちゃうユンギさん
絶対後でごはん食べられなくなる人じゃん……!
何というか食事への執着の無さ? お腹が空かなければ大丈夫!みたいに考えていそうなのが、わりとすごくイメージ通りなんだけど、作るときは結構拘って調理しているようなので、作ることとその後食べることを完全に分けて考えているんでしょうか。よく分からない。そもそもなぜ私は成人男性の胃袋キャパをそんなに気にかけているんだ? これがジョングクさんだったら、「お腹がブラックホールなのかな?」で済ませていただろうに。

もぐもぐやっていたスナックは👇だそうなんですが、たくさんのお菓子が用意されている中で、この愉快なコックさんのパッケージを選び、それを抱えて食べていたなんて可愛すぎるし、好きなだけ食べなよってなっちゃう。

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■ 相変わらず食事時の役割分担がスムーズ且つ完璧
ご飯作りが始まるとこっそりと姿を消すナムさん、唯一料理の神には愛されなかった己の宿命を自覚しています、みたいな顔するの面白い。キッチンに足を踏み入れることすら自粛してそうなんだけど、この先みんなの期待通りアーリオオーリオを振る舞ってくれるんでしょうか。

■ カエルと話し、蛾の気持ちを慮るグク
カエルにテンション爆上がるのは想定内だったけど、チョジャンに沈んだ蛾に対して「辛さに動転してるよ!」って気持ちを代弁するまで行かれるとちょっと可愛すぎて、私の方こそ動転しちゃいます。

■ ユンギさんのプデチゲは給食の味

ユンギさんのプデチゲ、大きめにカットされたハムが豪快で美味しそうでした。今回気心の知れた兄弟だけだったからこの具のサイズでしたけども、食すメンバーに合わせて大きさをしれっと変えるくらいはきっとやるんじゃないかなミンユンギなら。(そういうところが沼)
なお、自身で「給食の味」と表現していたように、みんなで食べられるようマイルドな味にしているだろうところも大変ポイント高いです。

■ 寮暮らしの時のネタを蒸し返してリーダーを弄る豪胆なジミンさんとスマートすぎる対応のとっくに大人の階段上ったナムさん

<ビハインド>

■ カメラにも可愛い♥って話しかけるグク
そして「カメラちゃん(←?)をいじめるんじゃないよ」って謎のたしなめ方するジミンさん。ふたりとも実は絵本の中を生きていたりするのかな? どおりで顔が可愛すぎると思った!!!

■ 幸せだったらしい釣り帰りのSINのボートに駆け寄り「釣れましたか?!」って元気に尋ねるジミンさん(超かわいい)

■ ホビさんの横でウキウキステップでカラオケ熱唱するテヒョンさん
ep.1ではパクジミンさんがホビさんの横で自作の歌を披露していましたが、今回はテヒョンさんがカラオケする構図。ジミンさんが全身で構って♥って訴えてくるのに対し、テヒョンさんは「そこで何やら作業されているのは知っていますが、僕は今ここで歌いたいので…歌いますね!」って我が道を行く感じで、対照的だなぁと見てました。どちらにせよホビさんはむやみに絡まず好きにさせるんですが、テヒョンさんの場合、そうして放っといてくれるって分かっているから、安心してやりたいことをやれるんじゃないかなって気がして、改めてバンタンの関係性の心地良さって凄いなと感心します。もし、作業の手を止めてカラオケに加わってくるようなヒョンであれば、きっと気を使ってやらない気がするんだよね、何となく。

■ ナムさんの手からそっとお茶碗を避難させるテヒョンさん
宿舎暮らしの中で、何度となく食器諸々を壊し悲しむリーダーを見てきたのかな……と思わせる気の利かせ方! テヒョンさんはのんびりしているようで、周りをすごく良く見ているし、何かに気が付くとさらりと手を差し伸べてくれるところが本当に素敵です。テヒョンさんのエピソードを知れば知るほど、人を助けることとか、喜ばせることをいつも考えて、行動しているひとなんだなって気が付かされますし、思いやりってこういうことを言うんだろうなって思います。一朝一夕にはいかないけれど、見習っていきたい。

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