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大人びた眼差しを持つ愛らしい君へ -Happy Taehyun Day-

2月5日はTomorrow X Together(以下、TXT)のテヒョンくんのお誕生日でした。

誕生日当日に間に合わなかったどころか、高校卒業祝いのタイミングすらとうに過ぎ去ってしまった。(※今日はバレンタインデーです)
けれど、多分この思いをこの熱量で書けるのは今しかないと思うので、推しであるテヒョンくんへ愛をこめて、今回のnoteは印象深かったエピソードを紹介しつつ、大好きなところについて書いてみようと思います。



去年12月のMAMAで、TXTはBTSの『Dynamite』を含むカバー曲のメドレーと、彼ら自身の曲『Blue Hour』を披露した。動画のサムネイルを見るだけでも明らかなように、どちらも全くイメージの異なるパフォーマンスで、このギャップに私は転げ落ちた。

彼らを初めて知ったのは、I-LANDの決勝でゲストとして呼ばれたのを見た時だ。奇抜な髪色とは裏腹に、口をぽかんと開けてVTRに見入っている姿が番組慣れしていなさそうで可愛らしいな50%、この子たち大丈夫かな50%という印象だった。(一緒に呼ばれていたBTS先輩たちの貫禄がありすぎだったのもある)

≪カメラに抜かれるたびにお口全開の姿が特に印象的だったスビンくん≫

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≪先輩らしいオーラと貫禄を見せつけていたジミンさん≫

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これ以降、彼らのパフォーマンスをMAMA以前に何度か見る機会があったけれど、強烈な髪色のヒョンラインと衣装は大抵ショートパンツで(偶々そういう時期だったんですよね…)純粋無垢そうなマンネラインに果たして隔絶は無いのだろうか、フルレングスのボトムス&ヘアカラーは○歳から!みたいな厳しい掟とかあるんだろうか、と(今思えば)見当違いも甚だしい懸念が付きまとってすこし敬遠しているところがあった。

なお、TXTをご存知の方はもしやと感付かれたかもしれないが、当時はビジュアルの雰囲気からヨンジュン、スビン、テヒョンをヒョンライン、ボムギュとヒュニンカイをマンネラインと完全に信じ込んでいた。
実際は、テヒョンはTXTの主導権を握りつつも可愛いマンネだし、ボムギュはマンネらしい天真爛漫さはあるものの真ん中の子だし、TXTはBTSと同じかそれ以上に長男から末っ子までの距離が近くて、みんながみんな弟にめちゃくちゃ甘くてデレがちです。


そんな失礼且つ特大の勘違いをしたまま目にしたMAMAのパフォーマンス、我ながら単純だとは思うが、よく知っている曲『Dynamite』をカバーしてくれたこと、それがとても見事だったことに一気に心を掴まれた。そして、その掴みからの『Blue Hour』の素晴らしさといったら!!
私はARMYなので、『Dynamite』がBTSとはまた違ったチャーミングさを持つ5人によってカバーしてもらえたことにもちろん感無量だったが、後に披露された彼ら自身の楽曲のパフォーマンスは、何度も繰り返し練習し披露を重ねてきた安定感だとか、オリジナルだからこそイメージにピタリとはまった曲の雰囲気によって、よりいっそう彼らの上手さや魅力を感じることが出来たし、TXTってこういうアイドルなんだってことがより鮮明に見えたからこそ、とてもとても印象的だった。
恐らく年末のNYELを見据えてこうして新規ファンを取り込めるプログラムを考えたのだろうBig Hitの戦略に心から感謝している。目を覚まさせてくれて本当にありがとう。

1.テヒョンくんの愛すべき意外性

テヒョンくんってどんな子なんだろう? 私が最初に興味を持ったのは、『TO DO』(BTSで言う『Run BTS』のような番組)EP.30~31を見て、彼の賢さ、そしてそれを上回る負けん気を知った時だ。

職業体験施設キッザニアで様々なミッションに挑戦して、1位を多く獲ったメンバーが優勝という企画の中で、飛行機の添乗員の勤務日誌を制限時間内に読んで記憶し、書かれた内容の通りに正確に座席にアイテムを置くミッションを微塵の迷いも見せずに楽々とクリアしたのがテヒョンくんだった。
因みにこのミッションは他のメンバー全員が撃沈しており、2位以下の順位が付けられないため、後にテヒョンくんの了承のもと「日誌を見ながらでもOK」という元も子もないルール変更がなされた。この顛末からもテヒョンくんの記憶力の類稀なさとそれを十分に自覚しているからこその余裕がご理解いただけると思う。

ただ、賢くて何でもしれっと出来てしまう故に、競争に熱くなりすぎないタイプなのかな、と思えば全然そうでもない。むしろそんな風に思っていると知れたら「僕は勝負ごとには容赦しません」と、真顔もしくは不敵な笑みで返してくるくらいには真逆だ。

今回の企画の時も、ニュースキャスターになりきって原稿をどれだけ速く読めるかのミッションでは、スビンくん(普段は人一倍おっとりしているのに、音楽番組のMCをしているだけあって異様に口の回る優勝候補)相手にめちゃくちゃ闘志を燃やしていた。

≪己の出来に不満を表明するテヒョンくん≫

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≪ミッション中のスビンくんの気を散らそうと画策するテヒョンくん≫

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≪目力と手振りから漲る闘志が窺えるテヒョンくん(再チャレンジ)≫

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≪再チャレンジの出来に満足し、颯爽と立ち去るテヒョンくん≫

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≪スビンくん1位の結果に驚きがそのまんま顔に出ちゃうテヒョンくん≫

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ガチで勝ちを獲りに行ったのに、まさかの結果に唖然とするテヒョンくん、気の毒かわいい。

テヒョンくんは誰もが認めるTXTの頭脳であり、メンバー皆から頼りにされているしっかり者だ。でも、常に落ち着きがあって冷静なクールキャラという訳ではない。(メンバーに対してツンデレの傾向はある)
案外、ゲームでは最初から真っ向勝負するタイプだし、パフォーマンスは歌もダンスも力の入れ様が画面越しに伝わってくるほどに一生懸命だし、結構涙脆いし、物凄く情熱的だし、実はメンバーいちのスポ常習犯だ。このギャップというか、時折見える可愛らしい意外性がとても魅力的だと思う。


2.秀逸な語彙のセンス&ポジティブ思考

テヒョンくんはメンバーたちのボケに容赦なくツッコんだり、マジレスすることがよくある一方で、励ましの言葉や前向きな言葉を掛けていることも多い。(しかも、そう来る?!みたいな予想外の角度から励ましてくることが比較的多いし、自分の言動に対してもかなりポジティブ思考だ。)

先日のソウル歌謡大賞(SEOUL MUSIC AWARDS)のステージで、被る予定のなかったローブのフードがダンスの勢いでヨンジュンくんの頭に掛かってしまうハプニングがあった。ステージ終了後、目を丸くしてショックを受けていたヨンジュンくんにテヒョンくんはこのように声をかけたそうだ。

(ヨンジュンくんに対して)よくやったって言いました。
すごく緊張するソウル歌謡大賞にちょっとした緩みを与えましたよって。

落ち込む長男に対して、この堂々たる声掛け。ものすごくポジティブだし、ただ者じゃない感がすごい。
もっとも、このハプニングは大きな身振りでダンスをしていれば誰にでも起こり得ることだったし、落ち込んでもしょうがない。視聴者からすれば取り立てて失敗したなんて思わないほどの小さな出来事だったけれど、パフォーマンスをした本人たちにとっては、とても重大なミスに思えたのかもしれない。ヒュニンカイくんは2月2日のVLIVEでこの時のヨンジュンくんを「悲しげな子犬のようでした」と例えていた。
そんな年上のメンバーに対して、何でもないことのようにウィットに富んだ励ましの言葉をかけられるテヒョンくんのことを(彼は二十歳になりたての男の子だけど)人生でとても多くのことを学んできた人なんだろうなと感じるし、人の痛みの分かる人だけど、ちょっと優しさが不器用でもあるなとも思う。
チームメンバーとはいえ年下の子にこんな風に励まされた時、素直に言葉を受け取れるかって、普段から余程お互いを分かり合えていなければ、結構ギリギリなラインじゃないだろうか。でもそこを躊躇なく攻めてくるのが、テヒョンくんらしい可愛らしさでもある。


テヒョンくんは、普通の会話の中で唐突に、何か or 誰かからの引用なのか、カンテヒョンオリジナルなのか微妙なラインだなと思わせる含蓄ある言葉を織り込んでくることがよくある。

努力の尺度が違えば期待の尺度も違う

人生何回目なんですかと聞きたくなってしまうし、「自分ももし同じようなシチュエーションがあったら、必ずこう言おう」って心の辞書にラインを引かざるを得ない。
この時のVLIVEはボムギュくん、ヒュニンカイくん、テヒョンくんの3人がTMIをテーマになかなかに緩い雰囲気の中お話ししてくれていたのだが、ヒュニンカイくんの(彼にしては珍しい)ネガティブ発言を聞いて、息を吸うようにこうした名言が出てくるフォロー力(りょく)は本当に凄い。
自然と前向きな言葉で人を励ますことが出来るテヒョンくんは、彼がいつもメンバーたちに掛けてあげているような愛情ある言葉をきっと周りの人たちからたくさん貰って真っすぐに育ってきた子なんだろう。今それらを周りの大切な人たちに一所懸命お返ししているのかもしれないな、なんてことを彼が少し大人びた優しい言葉を口にする度に思う。


テヒョンくんとヒュニンカイくんは今年に入って、韓国の若者向けラジオ番組『傾聴』のDJに抜擢された。
名言製造機と呼ばれるだけあって毎回味のある回答で我々を酔わしてくれるテヒョンくんだが、リスナーからの「中3の学生です」といった自己紹介に「赤ちゃんだね」、「学校は監獄だ」の愚痴には「3年の懲役じゃん~」など、いちいちキレの良いリプライもとてもクセになる。


3.賢さと相反する猪突猛進のスタイル

『Run BTS』や『TO DO』など、Big Hit企画のバラエティ番組を見ていると、ゲームにおける騙し、騙されから始まる駆け引きの重要性や、たとえメンバーであってもヒョンであってもマンネであっても、勝負に手加減は無用であるという、人生を生き抜いていくために非常に大切な教訓を学ぶことが出来る。
先ほど紹介した『TO DO』EP.31でも、結果発表時にスビンくんが「メンバーたちがやる気を失わないように、最初は軽くやっていたんですよ」と勝者らしい余裕をこいた発言をかまして、顔面国宝揃いのメンバー一同を得も言われぬ表情にさせていた。あの人の良さが物腰から溢れ出ているスビンくんですら、こうした計算をするのが、バラエティというものなのだ。

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しかし、みんながみんな駆け引きありきでゲームを始めるかと言えば、それは違う。Big Hitアイドルは多様性に富んでいる。
『TO DO』EP.35~36では、会場のそこかしこに隠されたペン(名前を書けるペンと名前を消せるペンの2種類が混在しており、1本につき一度しか使えない)を見つけ、それらを使ってノートに最も多く自分の名前を残した者が優勝というゲームを行った。(※実際はもう少しルールは複雑です)何度かある中間発表の度に、トップ順位の名前が集中的に消されるターゲットになるので、そこを何とか欺き、最後に一発逆転を狙うのがこのゲームの肝である。

テヒョンくんは最初と2回目の中間発表で1位になった。TXTの頭脳と言われるカンテヒョンくんであるが、案外一直線に勝ちを獲りに行くタイプなのだ。その後は案の定、メンバーたちの標的として名前を消されまくり、遂には最下位にまで落ちてしまうのだが、その時にカメラに向かって放った言葉がすごい。

僕は僕を奈落の底に落とした人々をただではおきません

こんなところで比べるのもどうかと思うが、もし『Run BTS』でこのセリフが吐かれた場合、フリだな……?!と思うところだし、大体の場合逆転は適わず番組終盤にこの勇ましい場面が非情なテロップ付きで面白おかしく蒸し返されるだろう。(言わずもがな私はそんなタルバンが大好きです)
しかし、テヒョンくんは有言実行である。ここから同情を誘ってマンネを抱き込み、大胆な博打を仕掛け、頭脳をフル活用した戦略により、大逆転を飾る。更には圧勝したにも関わらず、締めにはしっかりと「奈落の底に落とした人々」は誰かと確認する徹底ぶりである。絶対に敵に回したくない。でも、欲目を言えば、ちょいちょい煮え湯を飲まされている影の強者スビンくんに勝って満足そうなテヒョンくんはとても可愛かった。

テヒョンくんは、アメリカでのショーケース前にBTSと楽屋で対面した際、ナムさんから結構なジョングクペンであることを暴露されていた。それを見た時は、少し意外に思ったものだが、今は何となく理解できる。勝利への執念とか、やられたので倍返しみたいな気迫が尋常じゃないところ、そして大人っぽくしているけど物凄く素直なところ、めちゃくちゃに似ている。


4.甘いものが大好き

テヒョンくんはキャラメルマキアートが好きだ。でも、アメリカーノは苦手である。以前メンバーとアイスアメリカーノは有りか無しかの討論(そのエピソード自体がとんでもなく可愛い)をした際にはこう言っていた。

アメリカーノにはカフェインが入っているじゃないですか。
僕たちがアイスアメリカーノが良いって言うのを聞いて、モアたちが飲んで眠れなくなったら、お母さんに怒られてしまうでしょ?

たくさん言いたいことはあるんですけど、とわざわざ前置いた後、一所懸命にこう語ったテヒョンくんは、本気なのか冗談なのか少し分かりづらい。でも、きっと大真面目だし、そんなところがとても可愛い。(実際スビンくんを始めヒョンたちにこの意見は大うけだった)
「カフェインが良くないって言ったけど、じゃあキャラメルマキアートも駄目じゃない?」というもっともなボムギュくんの疑問に対しては、「えっ、何を言い出すんですか?」みたいな顔でこう反論していた。

僕はキャラメルマキアートの方が良いって言ってるわけじゃないんです。
アイスアメリカーノは良くないって言ってるんです!

すごい堂々と屁理屈を捏ねるところも可愛い。


『TO DO』EP.34では、バーベキューを囲みながら、メンバー一人一人が番組1周年の感想を言っていくとても素敵な場面があるのだが、最初にコメントを終わらせた後、絶妙な話の隙を突いてマシュマロを焼いては食べをしきりに繰り返すテヒョンくんの無防備な姿を見ることが出来る。
特に最後のスビンくんのコメントの時は完全に目線がマシュマロだけに向いており、ヒョンの話耳に入っているかな……と少し危ういんだけれど、焼きマシュマロに夢中すぎる姿がとろけそうなほど愛らしいので、まあいいか!となる。(良くはない)


また、テヒョンくんの甘いもの好きは食べ物に限った話では無い。
1月15日の『傾聴』では、最近の10代の告白方法の話題に、思わずこちらが虚を突かれるくらいのハイテンションで食いついていた。
以前は A-Teen(恋愛を軸とした青春ウェブドラマ)が好きで、特に告白する場面は興奮すると語っていたし、Official 髭男 dism『Pretender』の切ない歌詞にもいたく心を動かされたらしい。キュンキュンする甘酸っぱい恋から、報われない悲恋まで幅広くいけるクチだ。
色んな側面から物事を見て、多くを学んでいるテヒョンくんは、恋愛についても私が想像もつかないくらいたくさんのことを感じているのかもしれない。ただ、実際に恋バナを楽しむ姿は、お年頃っぽさがあってとても可愛い。


5.全力パフォーマンスに見る健気さ

最近TXTはYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に2度出演し、一発撮りパフォーマンスでの歌の上手さが非常に話題となった。

みんながとても綺麗な発音で日本語の曲を歌ってくれることにも、メンバーそれぞれ異なる歌唱スタイルがじっくり見られることにもグッとくる。
冒頭で「2曲目なのでもう緊張していません」とにこやかに話していたテヒョンくんだが、曲が始まるとこの臨戦態勢である。気持ち的にはリラックスしているのかもしれないが、めちゃくちゃに気合入ってますよ!と言わんばかりの両手が堪らなく可愛い。

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パフォーマーである以上、観客の前、カメラの前であれば常に全力を尽くすのは当たり前のことかもしれないし、私たちが目にするほとんどのパフォーマンスは実際に表現する人たちのそうした全力の成果だろう。そして、その「全力」がどのように表に現れるかというところに、その人の個性や魅力が生まれる。

テヒョンくんの「全力」は私の目にはとても分かりやすく健気に映り、それが彼をとりわけ好ましく思う理由のひとつだ。どのパフォーマンスを見ても、ダンスも歌も力いっぱいやっているんだなってことが痛いほどビシバシと伝わってくる(これは比喩表現ではなく、本当に筋肉に力を入れているという意味)。身振り手振りが大きくて、全ての音を取りに行くような細やかで忙しない動きもそうだし、省略してしまいがちなコーラスやアドリブを積極的に入れてくるのもそう。普段はメンバーに対して塩対応だったりするのに、歌う時は率先して愛嬌とアイコンタクトで絡みに行ったりするところも、カメラで抜かれた時の半端ない眼力と表情も、こっちを見て!!という並々ならぬ圧が感じられて、可愛い。
テヒョンくんは総合的に見れば素直で分かりやすいタイプではないかもしれない、むしろ少々天邪鬼な気があるようにも見えるが、ことパフォーマンスに関して言えばこれほど分かりやすい人もいないと思う。私は彼のそんな分かりやすい必死さが大好きだ。

≪楽屋でウォームアップと言いつつ全力の美声を披露するテヒョンくん≫

≪切なさ全開の演技で場を沸かせるウプズと間に挟まれたヨンジュンくんとパフォーマンスの小道具にされてしまった衝立≫


6.テヒョンくんとリーダースビンくん

テヒョンくんはリーダーのスビンくんのことをよく褒める。もちろん他のメンバーのことだってちゃんと褒めるけれど、それにしてもスビンくんのことはよく褒めている。先日表紙を飾った雑誌では、メンバーの「イケメンだな~」と思った瞬間やエピソードは?の質問にこう答えていた。

SOOBINさんはリーダーらしく僕たちを引っ張ってくれる瞬間を見るとやはり頼りになるな、カッコいいなと思います。
いつも率先して何かをしてくれたり、先頭に立ってくれて尊敬しています。

テヒョンくんがこのように話すのは初めてではなく、似たようなことを色んな媒体で繰り返し語っている。
また、スビンくん単独のVLIVE(2020.8.23)では、スビンくんがテヒョンくんについてこんな風に話していた。

テヒョンがいつも「ヒョンがリーダーだから、僕たちが今こうやって上手く進んでる」と話してくれてとても有難かったけど、それは僕が落ち込まないように、自信を持たせてくれようと言ってくれてるんだと思っていた。だけど、あちこちで、テヒョンが自分の前だけじゃなく、すごくたくさんの人たちの前で僕を称賛して、美談を話してくれて、スビンヒョンはこういう人だ、本当にすごく大切な人だ、と話してくれていると聞いて、テヒョンが本心から僕に付いてきてくれている、すごく良く思ってくれていて、僕をすごく尊敬してくれているのだと分かった。

自分の理想が高いためか、はたまたツンデレなためか、あまり人を手放しで褒めるようなことの少ないテヒョンくんが、スビンくんについて何度もこのように話すのは、それだけ心から慕っているってことなんだろう。
このエピソード、最初はスビンくんに自信をつけるために言っていると思われていたあたりに、私が愛してやまない「弁は立つのに変に不器用なところ」が表れてるなと、とても愛おしく感じたし、結果としてテヒョンくんの本心がちゃんと伝わり、スビンくんとの仲がいっそう深まったと分かってものすごく胸が熱くなった。この、すれ違いが実る感じ、最高に素敵だ。こうしたエピソード、他のメンバーでもたくさん聞かせてほしい。

最後に、スビンくんがテヒョンくんの誕生日に送った言葉が(私が)泣くほど良かったので、紹介しようと思う。

成人になって初めて迎えた20回目の誕生日、本当におめでとう。今はちょっと忙しい時期だから誕生日を思う存分楽しめないけど、5人のメンバーたちと一緒に楽しく過ごしてほしいし、今日、よりによってお前の誕生日なのにみんな個人スケジュールで忙しい日じゃん。なので、たぶん今日集まることは難しいと思うけど、それでもみんな一緒に、家に帰ってきたら美味しいものを食べながらお祝いしてあげる。おめでとう。楽しい誕生日を過ごしてね。今日の一日もヒョンと一緒にいるから幸せな一日になるよ。


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