聴神経腫瘍について⑨(退院4ヶ月)

複視や突発性難聴の症状を自覚してからの各科受診・MRI撮影にて、
突如発見された脳腫瘍(聴神経腫瘍)・・・。
この腫瘍発見までの経緯と対処、その後の生活等を備忘として記録するとともに、この症状に悩む方への参考までに整理したいと思います。

*前回記事です。




退院後4ケ月を経過しての体の状況

『手術前後で変わらず/不便に思うこと等の自己認識』として、自分なりのこの4ケ月評価を。悪化を懸念してからの改善は見えず、良くも悪くも慣れてきています。
ー変わらず
→複視(1/24各種検査にて前回と比較。大きく変わらず、腫瘍除去からの回復期間もあり、原因特定できないよう。日常生活へ大きな支障はない、むしろ日常化しつつあり・・・。経過観察継続です。)
→顔面麻痺(右耳後ろと顎あたり含めた一帯がぼわんとした腫れ感覚あり、日によって多少強弱あり)
→ふらつき(寒さで耳鳴りの強さと共に現れ、軽減しないまま・・・。もう、こういうものだと自覚し始める事で紛らわしている自分も居たり)
悪化懸念継続
→首痛&頭痛(常時の痛みは筋系のものか、改善せず痛いまま)
→難聴(寒さと共にか強弱とピーやらサーやら音は鳴りやまない状態、複数の音が右耳に入ってくると混声により聞こえづらさと不快感が増します。しかし、聞こえないというのは無し。)

退院後2回目の通院(1/24)

前回の受診から約3ケ月経過したので、残腫瘍の状況を確認すべく、MRI撮影とそのフィードバックを貰いに脳神経外科へ、複視症状その後を診てもらうべく眼科に行ってきました。

当日は会社を休み、出勤時間よりも早い時間に病院へ。朝イチでの眼科検査→眼科診察→MRI撮影→昼食→脳神経外科診察→お薬受取で丸一日を費やしました。効率的でしたが、結構疲れました。

眼科では、各種検査を行い、待ち時間も長くなく、診断してもらいました。
結果は、前回からの変化が見られず、原因特定できず。腫瘍摘出からの機能回復期間(~1年くらいとの医師見解)もあり、次回通院の際に同様の検査を踏まえて判断しようとのことでした。

脳神経外科では、久々の造影剤入れてのMRI撮影、その後の診断結果を聞き、残腫瘍の増大は見受けられないとの事でいったんは安堵。次は半年後に再度検査を行い、経過観察です。

今回はその他、気になる事を色々聞いてみました。
もし増大した場合は?について、腫瘍の内容を判断して術式を検討との事でした。腫瘍そのもの全てが大きくなればガンマナイフ治療、言葉が妥当でないかもしれないですが、膨張(腫瘍は「ガワ」、中身は水分!?)した場合はガンマナイフ治療での効果は期待できず、再開頭が必要になるかもとの話。ゾッとしましたが、腫瘍が暴れない事を祈るのみです・・・。

そのほか、首の痛み、難聴気味etcをぶつけてみました。
これらは眼科同様、機能回復期間にある為、薬を飲んで回復を待つといった回答でした。頭では理解しているつもりも、何とかならんかなあが率直な気持ちです。上手く付き合うしかないと理解に努めています。

次回予約の手続きをして、処方薬を受け取るまでの待ちは大変でした。
アトラクション待ち並みの130分後との電子掲示板の表示・・・。
コーヒー飲んだりしながらやっと受取、帰路につきました。

退院・帰宅後4ヶ月の総括

率直な感想は『忍耐、もどかしさ継続』です。
身体が回復もしくは慣れてきたこともあり、極度の不快感は軽減。しかし、仕事の繁忙や気候、その時の体調等々で多少辛いときもあります。
日々の変調には気をつけ、身体の現状は慣れることでも、気持ち的にも軽快していけばとおもいます。そして日々のリハビリを継続して良好することに努めようと思います!

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