テトラサイクリン系

代表と言えばミノマイシン。MRSAにも効果ある。単なる抗菌作用に加えて、リンパ球増殖抑制、TNFα産生抑制効果もある。なのでリウマチ患者さんにでること多いけど、リウマトレックスの血中濃度を上げてしまうので注意が必要。

毛包組織への移行がいいためニキビによく使う。

長期使用はビタミンK、B群の欠乏に注意する⇒ワーファリン、ジゴシン併用してる人は血中濃度変わってきちゃう。

Ca,Al、Mg、ランタン、Feの併用は本剤の作用減弱。副作用は回転性めまい、急速な脂肪肝の進行

次によく見るのはビブラマイシン。殺菌性の抗菌薬と併用すると効果が下がるらしい。ビブラマイシンもリウマチにでる。リウマトレックスとの併用でリウマチの寛解率あがる。マラリアに予防投与として4週間でることある。クラミジアには14日間投与が一般的。一番よく見る使い方は皮膚科からニキビ。

注意点はミノマイシンと同じ。

レダマイシン。ADH分泌異常症にでることある。腎細管でのバソプレッシン作用を抑制してADH過剰を抑制する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?