スクリーンショット_2018-11-08_21

小文字のO

さて、タイトルの画像は蓮コラではない。前回の続きで小文字のOのフォルムを決定するための検討材料。トライポフォビア持ちには実に申し訳ないのだが、テンションと幅をすこしづつ変化させた50×25のオブジェクトをillustratorのブレンド機能で一挙に1250種類に増量。一番よさそうなところでストップってやる感じにするために作ったものの一部なんだが、1250もつくっても実際のところは真ん中の一部、上の画像でいえばの右のほうのどれかって感じでホント沢山作った意味はほとんど無い。やってみたかっただけ。しかし大きい画像で作ったものを一覧すると自分でやっておいてなん何だが、ゾワゾワします。精神的に病むかんじだわコレ。タイトル画像の150程度でもキツい人にはキツいみたいだから……ちょっと見せられない。じゃあなんでこんな嫌がらせみたいなことをしてるかというと、全て同じ角度で楕円を傾けているにもかかわらず並べてみると幅と曲率が微妙に違うだけで全部斜体の角度が揃って見えないから……っていう話をしようと思ったんだが、だったらわかりやすいところを5〜6個並べて説明した方が良くない? って、まぁたしかにそうだよなぁ、ここまですることはない。いま気がついた。

それはともかく、話はこれだけでは終わらない。次の画像をみてもらおう。

どう? タイトルの画像と違って、こんどは斜めがちゃんと揃ってるふうに見えなくない? ハリー・フーディーニが魔法の壺をちょちょいと振れば、はい、このとおりってヤツ。感のいい人はわかったと思うけど、タイトルの画像と違ってちょっとしたインチキが介在する。種明かしされれば怒り出すひとがいるほどの単純なトリックだが効果は抜群。う〜ん、線の太さが変わってるから? ごめんね、そこはミスリードを誘おうと思ってわざとやってるので、そこに引っかかってくれると思ったんだけど、あぁそんなコトには騙されないぞ〜。って感じ? まぁ、ヒントを出すと、これ、こんなことするとフォント警察から即行で銃殺されるらしいのだけれど。いや、それもわかりづらいか……。まぁ答がわかった!……という人はコメント欄で。

で、次に取り出すのは……

まぁ、短い手順で済ませようとしてちょっと手抜きしてやっつけちゃってるので多少のことには目を瞑ってほしいんだけど、こうするだけでバラバラに感じていた楕円の傾きがだいぶ揃ってくるよね? 人の目のあてのならなさにホントちょっと残念な感じになる……のだけれど、そういうふうに出来上がっているのでしょうが無い。自己責任だ。もっとも召喚の間で延々訓練を続ければこんなことには誤魔化されなくなるかもしれないけど……レディー・パーフェクトリー。

イントロダクションとしてはこんな感じ。種明かしは……まぁ、興味があればこんな駄文に付き合わずキチンとした教育機関で学ぶことをオススメ。いや、ホント。でチャンとするならこのあたりからじっくり検討を重ねていってという話ではあるのだけれど、もうコレやってると本来の主旨からドンドンズレていって全然進まなくなるのでこの辺エイヤーで適当に。キチンとした紳士淑女の皆さんは決して真似をしてはいけませんよ。

で、結論からいうと、適当に選んだものがテンション56の縦横1.6:1という至って普通の……感じ、なんだろう、あまり嬉しくないな。ぴったりでもないけど、ド外ししているわけでもないというこの中途半端感…ん〜、個人的にはガッカリだよ。もっと面白い数字が出ると思ったのに……。まぁ、決めたのでこれで行く。

さて、毎度おなじみのドクターヴィトーロのこれ、とりあえずこのパーツを押さえておけばなんとかなるという有難い御宣託。いやホント。

で、そのへん参考にしながらベースを拡張してペタペタ並べていく。あっという間に完成。しかし、なんか思ったより全然間延びするなぁ。自家製roundhandなので別に教科書通りにする必要もないし……あと、とりあえず今はヒゲが要らなかったな。もう少しOのpressをキツくして作り直し……などという感じで、雑な検討を加えつつ、まぁこんなもんでいいか。って感じにしたのが下の基本図形Fundamental_B。もう、最終的にテンションとか、どうでもよくなってる感じなのが笑いどころ。ん〜、いままでの解説は何だったのか。やってくうちにまた気が変わるかも知れないけど……。












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