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Tunni Line

何て発音するのかはよくわからないのでとりあえず「ツンニー線」と勝手に仮呼することにした。語源はよくわからない。検索してもソマリアの少数部族的な感じのことしか出てこないので理由はあるんだろうけど深く突っ込まないことにした。発語的にはトンニのほうがいいのだろうけど「ツンニー」ってほうが可愛い感じがするのと、コレを俺がどう呼称しようが大勢に影響はないっていう勝手な理由だ。本当はちゃんとした日本語訳がついているのかもしれないけど寡聞にして知らない。
まぁそれはともかく何のことを言ってるのかって言うとFontLab VIでは「曲線で繋がったノードの隣接する2つの制御ハンドルを接続する架空の線」というのを縮めて「Tunni Line」とよぶことにしているらしい。タイトルの絵の青い点線だ。この線を利用することにより2つのコントロールハンドルで定義された曲線の編集が容易に可視化される。両方のハンドルが同期して動くので曲線を対称的に編集する場合すごく便利だ。この辺りも「曲線、大好物です」と言い切ってしまうFontLabらしい感じのファンクションではある。

FontLabでこのツンニー線を編集する場合キーボードの「L」を押すかViewメニューのTunni Lineにチェックを入れる、外すときはその逆だ。線、もしくは青いマルを選択して編集する。SHIFTを押しながらなら複数選択とか何かのキーを押しながらで動作が固定されるとかそのあたりは他のソフトと同様だ。

ツンニー線がどこに存在するか分からないときは、何も選択してない状態でoption command LもしくはControlメニューのEdit Tunni Lineで全てのツンニー線が選択可能だ。

ちなみに、画面上でOrange色にグラデーションされている部分は曲率が可視化されている。Glyphsでも20ユーロでプラグインのSpeed Punkを買えば似たようなことができるらしいけれど、そっちは持っていないので本当に同じかどうかはよくわからない。

さて、線のコントロールは他にも、ノードをインテリジェント化して、常に曲率をなめらかにするように自動計算するとか、隣接する座標の変化にたいして全体で位置を調整する機能やらもついているので……いや、いや、なんか適当に線引くだけでも結構それなりに見えるじゃん。使ってみるもんだわ。プロ用ソフトだけど初心者にもお勧めかも……ただ、高いけどねェ……。

てな感じで、しばらく続きますよコレ。



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