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Power Guide / Creat Overlaps

編集用ツールの続き。磁石のツールを何に使うのかとおもっていたら、Power Guideの編集用途だった。ちゃんと使うとストローク幅を保持しながらグリフを再スケーリングしたり、いろいろ便利につかえるのだけれど、きちんと計画立てての作業ならともかく、行き当たりばったりが信条で、とりあえずこういうのは後でいいや的な感じで普通にスルーしていたので遅まきながら今気付いたって感じ。

いちおうプレファレンスには、Power Guideをどう使うか聞いてくるところがあるにはある。デフォルトではエレメントとグリフのガイドになっていたのだが、最初何のことかよくわからなかったので全部にマルしておいた。こういうよくわからなかったらデフォルトのママにしておけということが出来ないから大抵トラブルをまきこむのだが、とくに何が起こるわけでもなかったので今の今までそれすら忘却していたという有様だ。

Power Guidは扉の絵のようにメニューを選んでいけば自動で追加できるのだけれど、勿論手動でも作成できる。で、ここからがプレファレンスの設定が問題化するのだけれど全部なんてものにチェックをつけておいてノードがフォントのガイドラインやメトリックスに紐付けられているとフォント全体に影響が出ます。同様にエレメントのガイドを使用して特定のエレメントを変更した場合、そのエレメントの参照も同様にぐちゃぐちゃに……

ということでグリフ内のすべてのPower Guidとノードのリンクを削除したくなったらGlyphメニューからDisconnect Power Guides。個別には磁石ツールでノードにあわせてから緑の線をガイドとは関係ない方向に剥がしてやればOK。もちろんやらかしてしまった後で気がついてもどうにもならないことになったりはするんだけど。

で、ついでだからそのPower Guidの下にあるメニュー

Glyphメニューの一番下Creat Overlapsは、グリフの中に切断できそうな部分を見つけると

みたいに、一発で切断してくれる。もちろん選択した文字全部でもOK。

なので……あ〜、やると思ったでしょ。ええ、日本語でも試しましたよ。もちろん。画面暗くなって、工場のアイコンとちっとも進まないプログレスバーを眺める趣味があれば、漢字とか結構楽しい結果になるので……。

ただ、まあマシンパワーが必要だということだけはご忠告申し上げます。



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