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自由な男たちの中で、勝手に生きづらさを感じた夜の話

こんにちは平山です!沖縄にいます。


最初に断っておくのですが…今回のnoteは多分誰かの役に立つ内容では全然ありません。
そして誰かを勇気づける内容でもないのですが、自分の感情の足跡として書いておくことにします。

ちょっと欲を出すならば、どこかの女性がちょっと共感してくれればいいな。それでは書いてみます。

ほろ酔いでモヤモヤを吐き出す山手線


とある金曜の夜のこと。

とても有意義で楽しかった会食の帰路に、何故だかモヤモヤをかかえながら帰る。浮ついた気分の底を覗くと何かが沈澱しつつあるのがわかる。


そのモヤモヤは実は、たびたび感じていたものだった。でもどうしても上手く言語化することができなかったし、大抵一晩寝れば消え去った。けど、

今回ばかりは、言語化した方が良い気がした。無理やり文章をかかないと日常に流されて自意識の殻に閉じ込めそうなので、ほろ酔いのまま自分宛にLINEすることにした。

山手線に乗りながら書き殴ったそれを、今沖縄でひとり見返して推敲する。

本当の意味での自由を手に入れ、柔軟に生きる男たち


私の周りにはとても楽しそうに仕事をしている男性が多い。

多くは経営者だったり、アーティストだったり、フリーランスだったりといわゆる組織人ではない。

だからこそ皆自分の価値観がハッキリしていて、固定概念に囚われずに「これやったらおもろくない?」でやってみて、失敗しても軌道修正する強さがある。
「お金」から「面白さ」に軸足を移した男たち。


彼らは時代に合わせて事業を変え、住む場所を変え、近しい人を大事にして、社会にも貢献する。それなのに肩に力をいれずに飄々と生きていくから、なおカッコいい。

「突然海外留学」とか「突然移住」とかありがち。
ちなみに、そういう男達は働く女にもすごく寛容。対等な目線で話してくれるし、絶対におかしな質問もしてこない。

一緒にいるとポジティブになれるし、彼らと仕事できる自分はとても幸せだと感じる。

それでも感じるモヤモヤと焦燥感はなに?

仕事が自分自身になってしまった


このモヤモヤの原因はとてもシンプル。私はその男達の自由さが羨ましく、自分が女であることに勝手に不自由さを感じているのだ。

ちなみに、私はフェミニズムではない(どちらかというと嫌い)
男になりたいわけでもない。生まれ変わっても女になりたい。女であることのメリットはたくさんあるし、今後も女性経営者というちょっとレアなポジションは武器になると思う。

でも、自由な男達が奥様や子供の話をするたびに何故か降ってくるモヤモヤ。移住や留学の話を聞くたびに積もってく何か。


最初はこのモヤモヤを罪悪感だと思っていた。

28歳で独立し、パートナーもいないし子供を産んでない私が、女としてのミッションをクリアしていないことに対するモヤモヤ。

でもよく考えると、それもあるけど、それだけではなかった。

「妻になる」「母になる」ことによって確実に変わってしまうだろう未来の自分が怖いのだった。
体や生活の変化だけでなく、ビジネスにおける感性のようなものが、今と変わってしまうような気がしているから。

仕事とプライベートが分断された生活ならこうは感じなかったかも。もっと割り切って「家庭」「仕事」二本の道を普通に進められたかもしれない。

でも、ずいぶん前から仕事は私自身になってしまった。アイデンティティが仕事に依存していると感じるから、それを変化させるのが怖い。
その変化によって価値観が分裂したり、責任を果たせなくなるのが怖い。そうなると手をつけるべき順番もわからない。

まだ何も選んでないのに、先のことを考えてモヤモヤしてるのもかなり勇み足なんだけどね。

迷いをそのまま発信してみる


つまり、率直に羨ましい。

人知れぬ苦労はあるだろうけど、子供がいたって変わらない感性と力づよさでビジネスを展開できる彼らが。道を切り開き、嫁子供をつれて好きな場所へ住む彼らが。そして彼らを支えて迷いなく一緒に生きる奥様達が。


どんどん変わる時代の中で、取り残されないよう動き続ける事業家としての熱と、30代女性としての身体が伝えるただしい焦り。それって両立できるのかな。両方を追いかけるべきなのかな。

いつか自然に一つの流れになり、自分で自覚するより早く、気づいたら何かを選んでいることがあるのかな。

何をしてても不完全な気がするのは、どの道を選ぶ覚悟もないからなのか、そもそもそんなものは不要なのか。

などということを沖縄をぶらつきながら考える。
目の前には二本道。そしてその先には広がったビーチがあった。

道と考えるから苦しいのかもなぁ。
だだっぴろい海だと考えれば、前身も後退もないし、ただ足元の波を感じて生きていけばよいのなら、そういう生き方をしていたい。

気恥ずかしさもあるけど、「今こう迷ってます」と常に発信したい。迷いがある女だからできることをしていきたい。そういうことがあると思っても良いんじゃないかと開き直る。

追伸 沖縄より

というわけで、相変わらず頭の中はごちゃっとしてるし、何言いたいかわかります?この文章。笑
私はわかりません。笑

でも、精神的にはとても元気。基本的に毎日とても楽しいし、だからこその贅沢な迷いみたいなものだろうな。

こうやって書いてる今も、沖縄の風は程よく暖かい。11月の沖縄って良いな。東京も、はやく冬を超えて春にならないかなぁ。

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