大阪「川福流手打うどん 川福本店」へ行った。

「こだわりの強さ」というのは、こういうものを産む可能性のタネなのかと思ったのですよ。

大阪行くんだけど飯のオススメあるか〜と友達に聞いたら教えてくれたので、行ってきた。

1日目

頼んだのは「もちたま」のセット「ころっけ」。
コロッケと唐揚げとおにぎり付きの冷やうどん。

さきづけのきゃべつ
おわんの柄がとてもかわいい(多分看板キャラ)
ざく、もち
揚げ餅をたまごにつけた。

つけ出汁がかかっており、いわずもがなおいしかった。麺はかたくも柔らかくも感じないちょうどよさ。甘い小麦感。歯でぶつぶつ切るのが楽しかった。温玉の黄身は元気なオレンジ色。揚げ餅はただ揚げてあるだけではなく甘い醤油味のタレがぬってあり、香ばしくサクリと感もある。むちっとして歯切れのよいちょうどいいモチ加減。温玉をつけて食べたら絶品だった。大きなピーマンの天ぷらは肉厚でアツアツ甘く、衣はサクざくで油の味もくどくなくて胃にやさしかった。ナスの天ぷらは文句ないナスの天ぷらだった。

良すぎるトリオ

セットのこやつら。
まじ侮れん。すべてがうまい。
そしてうどんの出汁を邪魔しない。
が、ちゃんとどれも存在の主張がある。
おにぎりが特に好き。こんなにやさしいことある?ってくらいやさしくしかしコメの甘さを引き出すにドンピシャな塩加減に、ほろモチしたコメ。最高だった。

2日目

頼んだのは「木の葉」。
だし巻き玉子、いなりずし、ころっけ、からあげ、ナス田楽に揚げと揚げ玉いりのかけうどん小。

そぼく

ツユがうますぎた。なんて美味いんだとおもった。俺は、これが、もし自分が泣きながら落ち込んでいる時に「はいどうぞ」と出てきたら絶対に世界に感謝すると思った。そういう食べ物だった。ツンと甘い揚げをやさしい出汁が懐柔してくる。悪くない油の揚げ玉、出汁がしみて柔らかくなって、麺とからむ。油分とやわやわの揚げ玉の心地とつるつるとしてコシのある麺。これは人を救うだろ。どう考えても。

はい荘厳
だしまき、いなり、おにぎり
ナス田楽、からあげ、ころっけ
いなり、くろごまいり。
ころっけの素敵な中身

ぜんぶうめえよ。
いなり、さいこー。甘いツユでしっとりしたコメ、ごまぷちぷち。揚げからシミ出る旨み。どーなってんのー。
だし巻き玉子さっぱり。塩味のある出汁味。歯切れの良いたまご。生き生きしてた。
コロッケは衣が薄目なのにざっくりする。たのしい。中身はかぼちゃ?黄色い。甘い。出汁のような和の味がする。主張が控えめでうまい。
からあげ。にく、うまい。ジャクっとした衣にやはり薄味。よくあるニンニクとかの強めの主張みたいなものは無い。が、そこがよい。やさしく主張がなく、しかし存在感はありおいしかった。
なすの田楽。つよいあまい味噌!に、ナス、意外と皮につよさがあるが、中身がトロトロすぎた。ひとつでは足りないと思った。


おいしさはもう説明するまでもない!!!!
全部美味いからとにかく行け!!!!
食え!!!!!!!

おまけ

おみせのキャラクターがかわいい。

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