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未来を興す人たち

あなたのチームやコミュニティの『理想の未来』とは何でしょうか?

あなたの日々の仕事や役割が、その理想にどのように繋がっていますか?


約10年前、ある分野で活躍する方からこの質問を受けました。

当時の私の答えは今となってははっきりとは覚えていませんが、おそらくは自分なりに考え、何か答えを出したのだと思います。


この問いが<今の自分だけを向いて生きる私>に「社会の未来を想像する」ことの重要性と価値を教えてくれました。


私たち一人ひとりの未来、そして家族、仲間、会社、地域、社会全体の未来には、輝かしい可能性が広がっています。

その未来をより良いものにするために、私たちは日々努力し、計画を練り、悩み、時には苦しんでいます。

私は、そんな創造力に満ちた社会が好きです。生きていてワクワクします。



改めて、今度は皆さんへ質問です。

あなたがこの「未来」に関する質問を受けたとき、どう答えますか?
何を想像されますか?




理想の未来を引き寄せるために

私たち株式会社事業人は、新たな一歩を踏み出し、本日リブランディングを行いました。

新たなタグライン『Future Enabler』を掲げ、未来を切り拓くパートナーとして、よりよい未来を皆さんと共に考え、共に探求することを目指します。

『より良い未来を引き寄せる』ために、私たちは常に挑戦し続けることを、ここに宣言しています。


私たち事業人チームの進むべき方向性をより明確に伝えるため、ロゴやブランドの核となる理念を再定義し、その結果を本日リリースいたしました。


このnoteでは、事業人チームの魅力を紹介するとともに、このリブランディングに込めた想いとその背後にあるストーリーの一端を、皆様にお伝えします。

5週間にわたり、連続リリースを行い、私たちの新たな取り組みを皆様にご紹介します。この連続投稿シリーズを通じて、私たちが実現したい未来の輪郭を、皆様に共有していきたいと思います。



事業人は、多様なバックグラウンドを持つ「組織づくりの実務家」たちが集う組織・コミュニティです。

私たちは、志を持つ企業や団体の組織づくりを全面的に支援し、組織の変革を通じて社会の進化を目指します。大命題は、面白い組織、面白い未来を創造すること。私たちは「社会そのものの人事部」として、挑戦に満ちた環境を創り出し、日本の社会的課題にも積極的に取り組んでいます。

「現状に満足せず、理想の未来を引き寄せるためには何が必要か」

――この問いを常に心に留めながら、挑戦する個人や組織を支援します。
私たちは、組織づくりの総合支援カンパニーであり、Future Enablerを輩出するチームです。


面白い日本に向かって


私たちの専門領域は「組織づくり」です。

「ヒトの力で、人を、組織を、日本をおもしろく」を経営理念に活動し、創業以来、人や組織に関する深い理解と情熱を持ったメンバーで活動しています。

「面白い」とは何か?
「面白くない」とは何か?

私たちは常にこれらの問いを考え、試行錯誤を続けています。

面白い環境では、人々は情熱を持ち、互いに刺激を受け、学び合い、夢や希望に満ちています。未来が待ち遠しい状態です。

しかし、面白くない状況は誰にも存在します。
何事にも興味を失い、白けている。活動する意欲が湧かない、逃げ出したいと感じることもある。人間関係、お金、仕事、健康、将来、それぞれに関する悩みが頭を離れない時もあります。


このような状態では、未来を考えること自体が苦痛になるかもしれません。

私たちの使命は、あらゆる人や組織がどうすればより面白くなれるか、面白くない状況からどう抜け出せるかを探求することです。それぞれの人や組織には最適な解が存在します。私たちは、その解を見つけ出し、実現するために尽力しています。

私たちのチームは、幸運にも、最適解を探求するための理想的な環境に恵まれています。組織の多様性と、個々の相互理解に基づいた関係性における役割分担の重要性を深く理解できる場面に立ち会ってきました。
事業人では、5人の共同代表制というユニークな経営形態を採用し、数年間は全員が兼業での経営を行ってきました。これにより「普通」や「正解」という既存の枠組みを超えた独自の価値観や意思決定スタイルを創出しています。柔軟性と多角的な視点があることによる、実りある収穫と難しさを日々味わえています。

100社以上の企業様・300人以上のトップリーダーの皆さんとの関わりを通じて、組織ごとに異なる課題と向き合い、それぞれに合った「最適解」を見つけることの重要性を体感させてもらっています。フレームワークに囚われず、標準的な解決策に頼らない、組織ごとに固有のアプローチを考えることは、面白く、同時に組織づくりの醍醐味です。このプロセスは困難かもしれませんが、それが組織づくりの根底であり、真髄でもあります。


私たちは、地域や日本全体に対するアプローチも積極的に展開していきます。

2025年問題(労働力不足、医療人材不足、社会保障費の増大 ※1)が迫る中、2040年には労働供給制約社会が到来すると予測されています(※2)
これらの課題は決して他人事ではなく、誰もが直面する可能性のあるものです。

そしてこの問題は、組織づくりにおいても大きな影響を及ぼします。
これらの変化に対応するためには、従来の組織モデルや働く価値観を見直し、より柔軟で持続可能なモデルや価値観を構築することが求められています。

長期的な視点で、次世代の教育環境や福祉社会のあり方についても、具体的な政策提言や改善案を考える必要があると私たちは考えています。



可能性を切り拓く Future Enabler

FutureEnabler(フューチャーイネーブラー)は、労働供給の制約や社会的な変化に対応し、あらゆる人や組織の未来の可能性を切り拓く役割を担っていきます。

未来に一直線なスタートアップも、時代の変化に対応する歴史ある組織も、直面する難題に向き合い続ける国家や地方自治体も、身近にある友人仲間や家族も。どんな組織においても、このFutureEnablerという存在がいることで、新しい目的や目標を見出し、新たな関係性が生まれ、行動や態度、認識が進化し、面白い状況に巡り会えるはず。


事業人の面々は、Future Enablerとしての活動を推進すると同時に、世の中にさらに多くのFuture Enablerを輩出することに力を注ぎます。

これは、単に新しいビジネスモデルや技術を開発すること以上の意味を持ちます。
それは、組織と社会の持続可能な成長を実現するための新しいアプローチを模索し、実践すること。私たちは、変化に対応し、新しい価値を創造することで、社会にポジティブな影響を与えることを目指しています。

そして、Future Enablerとしての価値を生み出せる人が圧倒的に不足しています。私たちはあらゆる組織にFuture Enablerがいる世界のために、輩出プロセスを仕上げていきます。



新しい挑戦には、勇気と行動が必要です。

未来に対する不確実性が高い今、Future Enablerへの期待は大きく、それに応えるためには、常に自己革新し、社会に価値を提供し続ける実践家集団が必要と考えています。

未来を見出し、勇気を持って行動し、挑戦する人や組織を生み出す―
それが『未来を興す人たち』Future Enablerです。

この記事を読んでくださった皆様、その周りの方々と共に『理想の未来』を創造する、事業人の新たな章が始まります。


株式会社事業人 共同代表 宇尾野彰大

早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。営業、人事企画、事業開発、経営企画など、複数事業で複数職種を経験。その後、ゲーム開発会社にて開発部門の統括・PMOを担当。2018年より株式会社ユーザベースで人事統括を経て、株式会社ニューズピックスの人事責任者・HRBPを担う。並行して、2019年より事業人を複業起業。複数社で組織顧問も担う。2022年より経営に集中し、現在に至る。
株式会社インバウンドプラットフォーム(東証5587)社外取締役も兼任。

# 米国CTI認定コーチ CPCC
#システムコーチングORSC応用
# ISO30414認定(人的資本コンサルティング)

出典
1 「未来予測2040」 リクルートワークス研究所
https://www.works-i.com/research/works-report/item/forecast2040.pdf

2 「労働力不足、医療人材不足、社会保障費の増大——間近に迫る「2025年問題」とは?」 日本財団ジャーナル
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2023/89142/health_aging


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