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おこもり週末の備忘録

昨夜はオンライン飲み兼、親子交流会をした。本当は会える予定を入れていたのだけれど、このご時世、やむなく白紙に。

ただ、楽しみにしていた子どもたちのためにも、そして何よりわたしたち親のためにも……と約束したのだ。

ツールを繋いで、ゆるゆると会話する。子どもたちは男児率が高いからか、そこまで会話らしい会話をするわけではなく、ただふざけてみたりへらへら笑ってみたりしながら、お菓子を食べ、各々ゲームに興じてみたり金曜ロードショーを見始めたりしていた。

「繋いだ意味、あるんかい」と思わないでもないけれど、外部とのやり取りは閉め切られた空間の風穴になる。なんだかんだで、楽しかったようだ。

そして、大人のわたしにとっては最高の息抜き時間になった。やっぱり会話は必要だ。いくらインドア派でも、気心知れた相手とのコミュニケーションは大切なんだと、あらためて思った。

土曜日。

午前中はひたすら引越しの片付けをしていた。開けても開けても出てくる本、漫画、児童書の数々に、「どんだけ……!」と夫が嘆く。

本棚に並べられた背表紙は、わたしを「アゲる」存在だ。運動不足の体が早くも「眠い」と根をあげる一方で、どこかうきうきした気持ちになりながら本棚を眺めていた。

本棚が並ぶ部屋には、先日買った仕事用の机がある。早く稼働できるよう、片付けてしまいたい。とりあえず、今日は午前中でお開き。午後からは子どもたちに映画を見せ、仕事をしていた。

今月の仕事は、いつもより少ない。Googleカレンダーがあからさまに白い。そんななかでも、仕事をいただけているのはありがたいことだ。

何とかかんとか、やり過ごし乗り越えていかなければ、と思う。八方塞がりと思われる場に置かれたとき、隅の隅にある小さな穴を見つけて打ち破るのが、実はわたしの美点なのかもしれない……というのは、先日ある人と話していて思ったことだ。

珈琲を飲みながら、このnoteをスマホで書いている。珈琲がおいしいのは幸いだ。おまけに、座っているのはヤフオクで競り落としたばかりのアーコールチェア。背もたれ部分が本当に心地いい。こんな小さなことでも、十分しあわせになれる。そんなおめでたい自分だけど、なかなかいいんじゃないかな、なんて自画自賛。

引越し後の目標は、「おざなりにしすぎた生活の立て直し」だった。引きこもる必要性が生じ、結果的に今、かなり健康的な生活を送れている。心身ともに労われる暮らし、このまま整えていきたいなあ。

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