映画『風をつかまえた少年』鑑賞
「好きな映画を教えて」と言われたら、私の頭の中に浮かぶ1本だ。
映画『風をつかまえた少年』
2019年の映画公開当時、県内での上映予定が見当たらず、それでもどうしても観たかったので、わざわざ県外まで足を延ばし観に行った映画だった。
内容は、2013年にタイム誌の『世界を変える30人』にも選ばれている主人公William Kamkwambaの実話。
学べる機会がある事の有難みや、日本という恵まれた国では想像できない程の自然と共に生きる事の厳しさ、映画らしい芸術的な文化の美しい見せ方などが散りばめられており、存在する価値のある映画だと感じさせられる。
そして今、amazonプライムで気軽に観られるだなんて、あの時想像もできなかった。
再度観ても、やはり素晴らしい映画だと思う。
心の底からオススメしたい。
「勉強したい」
「何か学びたい」
そんな気持ちになる。
ところで、なぜトライウェル(=主人公の父親)が民主主義に否定的だったのか、その台詞に驚かされ、一瞬なのに強烈に心に残るシーンがある。
民主主義は輸入した野菜と同じだ
すぐに腐る
民主主義下で、日々色々あれど快適に暮らしている自分からすると、民主主義でイイ気がするのに、そう感じない国や人はやはり存在するのだと知ったた。
しかも、イメージしていた独裁者でも甘い汁を吸っている様な立場でもない、単なる普通の人がそう感じているという事が驚きだった。
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