低スペックPCでChilloutMixを有効活用する!
皆さんこんにちは、うにょーん(@giondoll)です。
さて今回はGoogle Colaboratory上でChilloutMixを有効活用する方法について色々書いていこうと思います。
Google Colabについて知らない人は私が丹精込めて書いた手前味噌をなめなめして(懇願)しろ(豹変)
前提となる事
Google Colabというサービスを用いることでGPUの無いPCでもある程度のクォリティーを保ったAI画像生成を目指すよ
4k、8k画像の生成は正直絶望的だよ
高速インターネット環境が必須だよ
Q.どうやって導入するの?
STEP1
Google colabにGoogleアカウントでログインをしておく。
んで下のGitHubのページを開く。
STEP2
上のページのREADME欄からColabの欄を見て
STEP3
ChilloutMixの欄を見つけてstable(茶色い犬)をクリックすると
STEP4
こんなページに飛ぶので
STEP5
「ドライブにコピー」ボタンを押すと
デフォルトは勝手にポップアップページに遷移する。(はず)
私はブラウザでポップアップをすべてブロックする設定にしているので別タブで開くよう指示されている。
STEP6
こんな画面になる。これで準備完了。
Tips!
この様にドライブにコピーしておくことで次回起動時はワンクリックでSTEP6までもっていくことが出来る。
実行方法
【重要】GPUモードをONにすること。
ノートブック→ランタイム→ランタイムのタイプを変更→[GPU]を選択→保存
再生ボタンをぽちっと押すと…
ぐるぐるしだすのでしばし待つ。
こんな感じのhttpで始まるURLが出たら完了。remote.moe URLの方をクリックしよう。
こんな感じのページに飛んだら成功
最低限画像を生成する為の知識
1.プロンプト入力欄
Prompt
画像に入れたい要素を入力するところ
Negative prompt
入れたくない要素を入力するところ
2.詳細設定欄
Sampling method
題名そのままの意味。サンプリングの方法を選択するところ。
Sampling steps
サンプリング数をいくつ重ねるかを選択する。結構シビアな調整が必要。
Restore faces
顔が崩れないように補正するオプション。
Tiling
生成した画像をタイルの様に並べるオプション。
Hires,fix
指定より大きく演算することで関節の不自然さなどを抑えるオプション。
Width,Height
横幅と縦幅。AI的に縦幅横幅は大事な要素なようでプロンプトが同じでも幅が違うと全く異なる画像を生成したりする。
CFG Scale
プロンプトにAIをどれだけ忠実に従わせるか調整する。これもシビアな調整が必要。
Batch count,Batch size
一度の生成で何枚の画像を生成するか決める。
seed
シード値の事。こいつが生成画像にランダム性を与えている。任意の数値に固定することが可能。
実際に生成してみよう
とまぁこんな感じです。
そんなChilloutMixですが弱点があります。それはエロ画像が大好き過ぎることです。…こいつがどんな画像吸ってるのかわかりませんが、隙があればエロ画像を生成しようとしてきます。対策としてはPromptに服装関連の指定を多く含める事やNegative promptにnsfwなどの具体的なワードを入れる事です。…がそれでもエロ画像を生成することがあります。公共のスペースで画像生成とか絶対無理です。まじで。
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