見出し画像

なつの涼み㉒ コロナウイルス感染症2・後遺症とは

毎日、熱中症警戒アラートが各地で発令されています。
熱中症も要注意ですが、コロナ感染症も増えています。

コロナウイルス感染症1では、感染症薬について書きましたが、
一番怖いのは、コロナウイルス感染症からの後遺症ともいわれています。

後遺症とは何でしょうか?
治療をした後に、機能障害等が残ってしまうことです。
コロナウイルス感染症の後遺症は「罹患後、少なくとも2か月以上症状が続く事、他にその症状が発症する理由がない時」をいうそうです
(厚労省のQ&A資料)

後遺症の症状として、一番知られているのは「味覚障害」「臭覚障害」と思いますが、、、。
それ以外にも疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などがあります。(厚労省資料参照)

友人が、コロナウイルス感染症に罹患した時のことです。
感染症薬がなかった時ですが、、、。

コロナウイルスに感染し1週間経過後、倦怠感が強く動けなくなり入院。
一か月後退院。その後1週間くらいすると動悸と呼吸苦が出現し再入院。
「感染以前の生活とは、全く違う。身体は怠いし、動かない。なぜこんなことになってしまったのかと悩み、人生を悲観し自殺を考えた」こともあったようですが、母親の説得に思いとどまったようです。

入退院を2年程繰り返し、社会復帰を果たしますが感染前のように
仕事が行えなくなっています。
・報告書を書く、文章をまとめることが出来なくなる。
・注意力が散漫になり注意を受けることが多くなる
・歩いたり、動くと呼吸が苦しくつらくなる
以上のような理由で仕事を続けることが難しくなり、退職したそうです。

自分の人生を、一変させてしまう恐ろしいコロナウイルス感染症です。
感染者の10%くらいの人が、何らかの後遺症に苦しんでいるそうです。
絶対に感染、再感染したくないウイルスだと思っています。
気を付けましょう。

                        御室文美子



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?