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冬の景色⑰ 寒い冬・忘れない日

1995年1月17日5時46分、阪神淡路大震災が発生した日です。
そして「防災とボランティアの日」「おむすびの日」が制定され
「ボランティア元年」と言われました。あれから29年経過しています。

当時、テレビの映像から、高速道路や家が倒壊し、神戸市長田区で家が燃え、その光景に大きなショックを受けたのを覚えています。
阪神淡路大震災の6割が、揺れによる電気機器からの出火や、停電が復旧した時の「通電火災」だそうです。
2011年3月11日、東日本大震災も、7割が電気関係の火災と言われています。

2024年1月1日、能登半島地震発生後、アナウンサーが「通電火災に気を付けてください」と呼びかけていました。
震災後の支援がなかなか進まず、孤立集落があるとお聞きします。寒さ、不便さ、精神的不安、余震に耐え生活している被災者の皆さんには、心が痛みます。1日も早い安心した生活に戻れる事を心よりお祈りします。

1月17日、おむすびの日。1995年1月17日に阪神・淡路大震災から、 お米の重要性と炊き出しボランティアの善意。温かい心の象徴と、人と人の心を結ぶの意味で制定されました。
6月18日おにぎりの日。1987年に世界最古のおにぎりの化石「チマキ状炭化米塊」が出土し、石川県中能登町で2002年に制定 されました。

今、被災地に温かな「おむすび」(能登はおにぎりと呼ぶ)と温かな「お味噌汁」、暖かな心と結びつき、声掛け等があれば、気持ちが少し救われる気がします。

もし、東京都で首都直下型地震が起きた場合、沢山の帰宅困難者が出ると想定されています。どこで被災するかわかりませんが、避難できる場所が沢山作られているようです。事前に確認しておく必要がありそうです。
ライフライン復旧の目安として、電気(1週間)→水道(1~3週間・平均上水道は17日、下水道は21日)→ガス(2~5週間)とされています。

携帯電話(スマートフォン)は、基地局、ケーブルの破損、停電等で復旧まで1か月以上かかることもあるそうです。
LINE誕生のきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災だと言われています。LINEはネット環境があれば、繋がり、既読が付くので安否確認の手段になるとのことす。

本日「防災とボランティアの日」です。日本全国、災害がどこで起きるかわかりません。
家族や大切な人等と居住地の緊急時の情報を共有できる時間が持てればいいですね。
                                                                                                   御室文美子



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