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詩ことばの森 森 雪拾(もり ゆきひろ)

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複雑で変化の激しい時代ゆえに 優しさと癒やしの詩の世界を伝えていければと思います
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#雪拾

詩ことばの森㊹「坂のある町」

坂のある町で生まれ育った私は、坂のない町に憧れたものです。どこに行くにも、がんばって登ら…

UNWIND&KOMOREBI
8か月前
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詩ことばの森㊸「秋の風に」

今朝早く公園を歩いてきました。風が清々しく、小鳥の鳴き声も爽やかな感じがします。色づき始…

UNWIND&KOMOREBI
8か月前
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詩ことばの森㊷「わたしの家は」

海辺の町を歩いていて、もしかしたら、昔ここに住んでいたのかもしれないと、思うことがありま…

UNWIND&KOMOREBI
8か月前
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詩ことばの森㊶「ある感覚」

久しぶりに旧友を訪ねてみました。友人は元気でしたが、外見は年齢相応に落ち着いていました。…

UNWIND&KOMOREBI
8か月前
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詩ことばの森㊵「雨の窓辺に」

秋の雨音は、静寂さが増すようです。涼しさのうちに、季節の深まりを感じます。時の過ぎるのが…

UNWIND&KOMOREBI
8か月前
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詩ことばの森㊳「波音」

海を眺めていると、若い頃に訪れたことを思い出します。自宅が海に比較的近かったこともあり、…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
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詩ことばの森㊲「ひとり旅」

わたしの旅行は、有名な観光地もよいのですが、人に知られないような小さな町を歩くのが好きです。そういうときは、たいてい一人旅です。なんだか寂しい、孤独な旅ですが、不思議とそういう旅先のほうが、心が休まったりします。忙しい仕事で疲れたときも、心が落ち着いてくる気がするのです。 ひとり旅 わたしの知らない町の だれもいないバス停に 雨がふりつづいていた ときどき車が通りすぎるたび 雨にぬれたまっすぐな道で コスモスだけが風にゆれている あのときも ひとりだったなと わたしは

詩ことばの森㊱「うつりゆく季節に」

毎日忙しかったり、心騒がしい気持ちでいる時ほど、立ち止まってみたいと思います。 何かとて…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
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詩ことばの森㉞「詩人の道で」

ある詩人が名前をつけたという道は、湖のほとりを巡ることができました。 ひとりで散策するの…

UNWIND&KOMOREBI
9か月前
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