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樹に宿る精霊の物語を掲載→note創作大賞2024に応募!

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樹木擬人化のファンタジー小説『樹々は唄い、風に舞う』 第一部 ~樹々の恵み編~ 全話を このnoteに掲載して、【note創作大賞2024・ファンタジー小説部門】に応募します!』…
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#ヤマモミジ樹木擬人化

【告知】このnoteに自著の物語を掲載して、『note創作大賞2024』に応募します!

 現在メインの創作活動『執筆中の物語を完結する! & 書き上がった物語を、このnoteに掲載する! 』カテゴリの、重大告知!  このnoteに自著の物語『樹々は唄い、風に舞う』 第一部 ~樹々の恵み編~を掲載して、『note創作大賞2024』に応募します! このnoteに掲載する目的は、現状打破。  長年、心血を注いで行ってきた、この創作活動。  現状の『〝読者数が伸びない、埋もれ状態〟を少しでも解消して、多くの人の目に触れられるようにしたい!』のが、物語第一部をこのno

6話【新緑の壱乃峰で】『樹々は唄い、風に舞う』第一部~樹々の恵み編~

6話【新緑の壱乃峰で】 雲ひとつない、青空。 眩いばかりに降り注ぐ、陽光。  樹々は、朝日が昇るたびに その若葉を広げ、初夏の陽光を浴びようと。  5~6回ほど朝日が昇ると、壱乃峰の森は すっかり新緑で彩られていた。  大平岩の桜並木も、すべて葉桜となって。  花の跡には、まだまだ小さな さくらんぼ。  桜並木は東谷街道の奥まで続いていて、葉桜の緑と、結実した さくらんぼの小さな赤で彩られていた。  それらを見ながら瑞貴は、皆に 「これらも、樹々の恵み。 そして、森の恵