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しばゆーが躁鬱と診断されたらしい

私は小学校4年生あたりから、YouTuberの動画を見続けている。ずっと、テレビよりも、YouTubeが欠かせない生活をしている。
東海オンエアも欠かせないグループのひとつで、初期の超過激な時期はもちろん、その後の“職業YouTuber”として確立された後の動画もほとんど見ている。グッズも買ったし、愛知岡崎へ聖地巡礼観光へも行った。

しばゆーは、前々から見ていて、圧倒的に循環気質だなーと思っていた。サブチャンネルで語られるエピソードに、そんな片鱗があった。数年前に、同世代のへきほーというYouTuberが躁鬱を公表したときも、(へきほーが躁鬱なら、しばゆーも躁鬱だろう)と思ったのを覚えている。

今回の騒動では、しばゆーがメンバーと奥さんの確執を巡って大噴火し、Twitter上で過激な発言を繰り返した。2日間寝ずにノンストップでツイートしていて、こちらまで心配で、何度もツイートを確認してしまった。
ファンは皆、応援している人が壊れる様を目の当たりにして苦しかったと思うし、無力感に苛まれたと思う。毎日動画を見て、どれほど近い距離感に感じていても、メンバーが心の底から辛い時はどうすることもできないし、もはや、ファンとしての私たちの視線すら攻撃になっているような気がした。
誰がどう見ても明らかに躁状態で、この連続ツイートが停止し、もし急変して鬱になってしまったり、混合状態で自死を考えてしまったらどうしようと、それだけが怖かった。正直、この数週間は、私の方もメンタルが削られた。圧倒的な躁状態にあてられて、こちらまでそわそわしてしまった。

結局、病院で診断を受け、治療を受けることができているらしい。東海オンエアというチームごと大きな休みに入り、メンバーや友人とのんびり過ごす様子がTwitterに上げられている。本人はデジタルデトックス中だと言いつつ、つい先ほどツイートをしていた。文面は長く、前向きで、ビックリマークも多い。何故か関西弁を使っている。本人はユーモアのつもりだろうが、少々元気すぎるのではと思う。本来、(心の正常な働きとして)後悔したり、反省して落ち込まなければならないはずだ。数ヶ月後、数年後、今を元気にやり過ごせているツケが、鬱としてしばゆーを襲ったりしないだろうか。

私は東海オンエアが普通にめちゃくちゃ好きで、今も暇つぶしに東海の動画を再生している。6人全員がゆっくり休んで、しばゆーも元気になって、万全の体制で復活して欲しいと心から願っている。休止(休憩)報告動画を見て、数ヶ月我慢すればまた面白い東海オンエアが戻ってきてくれるのだと、この騒動の終幕を喜んでいた。しかし先ほどのツイートを見る限り、しばゆーにとっては、まだまだ終幕ではないような感じがする。

躁鬱を告白していた美容系YouTuberの五彩緋夏ちゃんが、今年8月に亡くなった。(死因公表なし)
元来循環気質であるようなYouTuberたちは、躁状態や軽躁状態を切り売りして動画を制作し、私たちはそれを見て楽しんでいると思う。ネット上でとんでもない暴言を受けながら、それを乗り越えて当然だという空気感の中で、アイデンティティやファンのために闘っているのだろう。私は、そんなギリギリのYouTuberたちに救われてきた部分が多い。本当に病んで死にたかった時に、東海オンエアの動画がアホ過ぎて元気が出たりしたし。

しかし、これからのしばゆーには、無理して自らを切り売りせずにいてほしい。躁が才能の根源だと言うならば、そんな才能は無くていい。不安定なカッコ良さもあるとは思う。しかしもう十分すぎるほど、切り売りの恩恵を受けた。方向転換して、東海オンエアには、もっと穏やかな感情の波を産んで欲しい。6人が幸せで、同じように私たちも幸せでありたい。東海オンエアの流れには、今までよりももっと濃い暖かさがあってほしい。


正直
正〜直に言うと
しばゆーと躁鬱がお揃いで嬉しい
いや
発症を喜ぶのは最低だとわかっているが
躁鬱の絶妙に歪な輝き方は
魅力あるものだと思う
周りの人間に全頼り、完璧に支えてもらって
平和に過ごして欲しい


おわり

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