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おすすめの印刷会社3選(箔押し編)

グラフィックデザイナーのみなさんは、価格、クオリティ、印刷仕様などクライアントに合わせて様々な印刷会社を使い分けていると思います。

代表的な印刷手法や印刷加工とともに、私自身よく利用するおすすめの印刷会社をまとめました。

今回は、箔押し加工に焦点を当て書いてみます。
参考にしていただけますと幸いです。

箔押しとは

箔押し印刷とは、金箔、銀箔などに代表される箔をプレス機を使って熱と圧力で紙に転写する印刷加工です。

印刷のクオリティを上げてくれる加工として知られています。


01. ハグルマ封筒

https://www.haguruma.co.jp/store

対応している印刷物は、封筒だけでなく、名刺やパッケージ、冊子、シールなどにも対応している。箔押し以外に、特色オフセット、活版印刷なども対応。

既製品の幅が広く、制作例が豊富に掲載されていたり、自動見積もり機能などがあり時間のかかる見積もりや仕様の相談などの手間が省け、ストレスなくデザインを進められます。


02. EP

https://ep-print.tw

日本と台湾を拠点としたグラフィックデザイン事務所が運営する特殊加工に特化した印刷会社。特に、箔押し・シルク印刷を得意としている。
国内では中々見かけないような箔の取り扱いもあり、オリジナリティのある制作物が作れる。

グラフィックデザイン事務所が運営していることもあり、クリエイター側の意図を組んだ提案をしていただける。箔押しにその他の特殊加工を組み合わせた複雑な印刷物の制作におすすめ。


03. あさだ屋

https://haku-asadaya.com

箔加工専門の印刷会社。制作事例や加工サンプル等も充実しており、仕上がりのイメージが掴みやすい。

箔押しにこだわり職人さんが手作業で加工しているため、小ロットでの制作向き。箔の種類も豊富で、全面箔押しが比較的低価格で印刷可能な点もおすすめ。


番外編 キンコーズ(レイヤー箔)

https://www.kinkos.co.jp/service/layerfoil/

箔押しのデメリットとして、よく挙げられるのが、加工代ですよね。箔押しの加工面積によって計算される版代。

箔押しの仕上がりイメージは、普段から加工を目にするデザイナーにとっては、容易に想像できますが、クリエイティブに知見のないのないクライアントにとっては、理解が難しい場合がありますよね。

よく箔押しの予算を捻出していただくことが難しいという話を耳にします。そのような場合は、加工を施すことによってその後の利益が大きいことを想像していただくのに、プレゼンの段階で、レイヤー箔によるサンプルをお見せすることがあります。

完成のイメージと違う、校正後の版の差し替えを未然に防げるなど、メリットは大きいように思います。

クオリティに関しては、箔押しとは別物ですので比較してしまうと安っぽく感じますが、短納期で価格も安価ですので、ご提案の際にサンプルとしてお見せする用途で使用しています。

箔押しを施したいけど、予算が取れないという方は、是非試してみてください。


箔押し加工は、決して安くはないが、印刷加工としては代表的な加工の一つなので、参考になれば幸いです。

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