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「注文なんかいらない料理店」 20

昨日は「仕事を通じて一番人に喜んでもらったことは」ということを話し合うことがあったのですが、ある人が「それって難しいよね。自分は喜んでくれると思ってやっても相手がそう思えるかはわからないから」と、家族のことを例えにして話していて、そう、そうなんだよなぁ得心したりしました。

今日は少し早く仕事が終わったので、めんどうなどて煮を作ることにしました。

牛すじ肉のあく抜きもめんどう、煮込むのもめんどう、時間がかかるし飲みたくなるし(苦笑)
まあろくなもんじゃないんですが、時間がある時しかやる気が起きないので頑張ってみました。

しかしこれを作る時はいつもきまって、気になって仕方ないのか奥さんからさまざまな注意やら小言やらが入ります。

こちらは普段食べることが少ないものをと思って作るのですが、向こうからしてみるとアナタにそんなめんどうなものが上手く出来るの?ってところなんでしょうね。
もう何度もやってるのに(笑)
しかも手間のかかる料理はきちんとレシピを見ながら作る奥さんにしてみたら、意地でもレシピを見ない自分なんかヘビかゴキブリみたいに思うのかもしれません。

確かに自分の思いと家族の思いはいい感じには通じないものだなと早速思った次第です。

ちょっと薄めで味噌出汁を作り3時間ほど煮詰めて汁がほとんど飛ぶぐらい濃く仕上げましたが、牛すじは一日ぐらい火にかけないとなかなかほろほろにはなりませんね。
大根、厚揚げ、こんにゃくと具沢山のどて煮です。

市販の白菜の漬物と一緒に合わせました。
おいしくいただきました。
ごちそうさま。

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