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「注文なんかいらない料理店」 17

日曜日に「世界遺産」と「マナブごはん」を奥さんとソファーで並んで一緒に観ることが多いのですが、そういえば料理好きの僕の母はテレビの料理番組でレシピをよくメモしていたななどと思いだしました。

僕は「なるほど」と観てますが、印象に残ったことは試してみることはあってもレシピを覚える気がさらさらありません。

塗装もそうでした。
基礎をしっかり身につけたら、あとは自分の観点で仕事をすることを優先しました。
というより自分にはそれしかできなかった。

30歳の時、村上龍の「音楽の海岸」をきっかけにいくつかの作品を読み、「5分後の世界」のラストを読んで「小説は読むのではなく書くのだ」と決め、それ以来楽しみのために車谷長吉と町田康と西村賢太のいくつかの作品以外一切小説を読むのを断ったのも、いかなる影響も排除したかったからです。

何かに依るのではなく、自立する。

なんてカッコつけてみたところで、人から見たら単なる変人でしょうな(笑)


今日ははりはり鍋風の「なにか」を作りました。
なぜ「なにか」かといえば、実家で食べた「はりはり鍋」以外食べたこともなく、もちろんレシピを調べる気もなく、本当の「はりはり鍋」など知らないからです(笑)

赤鶏の腿肉を細かく切って揚げと水菜を醤油出汁に入れるだけ。
鶏の出汁が出て美味しい。

残り物のエリンギとベーコンを始末したかったのでバターとだし醤油で和風炒めにしましたが、むちゃ簡単で旨く仕上がりました。
手間要らずコスパよしでおすすめです。

おいしくいただきました。
ごちそうさま。

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