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大学生 サウジアラビア-ドバイ旅行(前半:サウジアラビア編)

はじめまして。unreturnです。
日本の大学に通う女子大生で、3月に卒業予定です。

学生最後の海外旅行で2023年の12月上旬にサウジアラビアとドバイへ行きました🇸🇦
産まれてから1歳までサウジアラビアに住んでいたため、約20年ぶりに足を踏み入れることになります。

旅の備忘録として経験や感想などを書き留めていきます。また、これからサウジアラビアへの旅行を考えている方への参考になればと思います。



出発から到着まで

関西空港からドバイ

関西空港からドバイまで10時間、ドバイからサウジアラビアまで3時間。トランジットの時間も含めて15時間以上の長旅が始まります。

搭乗予定のエミレーツ航空便

チェックインと手荷物検査を早々に済ませ、晩ご飯の牛丼とハイボールを呷りました。
旅への高揚感、しばらく白米とお酒を摂取できないこともあり、食べ慣れた味でもひとしお美味しく感じられました。

すき家の牛丼



時刻は23:30 ドバイ行出発です!!
安定のエミレーツは映画も見ることができて、機内食も美味しいですね

座席前の様子
機内食① チキンとマッシュポテト
機内食② 豆とオムレツ


映画を観るまでもなく、眠っていたらドバイに到着していました。


ドバイからサウジアラビア


ドバイでトランジットして、愈々サウジアラビア王国ジェッダ行の便に乗ります。

この時点でドバイ行に乗っていた日本人が周りからいなくなりました。

まだ観光でサウジアラビアに行く日本人は少ないみたいです。が、2030年にサウジアラビアのリヤドで万博が行われるため、そこへ向けて旅行に行く方が急増するのではないかと思います。

たまたま、ウムラ(عُمْرَة)と呼ばれる巡礼の時期で、サウジアラビア行の便は巡礼に向かう方々で満員でした。

機内食③ オムレツ2回目



到着(1日目)

キングアブドゥルアジーズ国際空港

サウジアラビア王国ジェッダのキングアブドゥルアジーズ国際空港に到着しました。
「ついにきたか!」といった感じです。

当初は半日ぐらいかかるんじゃないかと予想していた入国審査と手荷物検査ですが、並んでいる際に「日本人、こっち!」と日本語で呼ばれ5秒で済みました。
日本人が珍しいのかもしれません。とても歓迎されているようで嬉しかったです。

空港のゲートを出たすぐには大きな水槽がありました。空港内はとても綺麗です。

空港のすぐ近くに駅もあります。



故郷巡り

空港を出てホテルに荷物を置き、さっそくジェッダの街へ繰り出しました。
12月でも気温は30度近くあり暑かったです。
車でないとなかなか移動は難しい状態でした。

最初に向かったのは……
病院!!🏥

病院前にいたネコちゃん

何故観光地でもない病院に来たのかというと、まさにここ私が産まれ落ちた病院なんです。

病院側に事情を説明し、分娩室の中まで入らせていただきました。看護師さんと一緒に記念撮影して、病院をあとにしました。📸

自国で産まれた方でも自分自身が産まれた分娩室に入るという経験はなかなか無いのではないでしょうか。不思議な気分でした。


次に住んでいた街に行きました。
下の2枚は家裏の道筋の写真ですが、昔から全然変わらないですね。

今回の旅行で撮った写真
住んでいた頃の写真

↓この裏のプールで当時泳いでました。



昼食

サウジアラビアに来て初めての食事は迷いなくアルベイク!!
日本でいうマクドナルドのような、サウジアラビアのファーストフードチェーン店です。

価格は約260円〜420円ぐらい。
チキンとシュリンプをガーリックソースにつけて食べます。
日本にもはやく出店してほしい。
今のところサウジアラビアかドバイにしか無いみたいです。

長旅の疲れもあり、この後ホテルに帰って爆睡しました。



2日目

朝食

ホテルの朝食バイキングです。アラビア料理のフムスやファラフェルなどがあり、滞在中は毎日食べました。イスラム圏なので豚肉はなく、ソーセージやハムも牛肉や羊肉でできています。




タイバット博物館

朝9時からタイバット博物館へ。個人所有の博物館らしく、大量の展示がありました。広すぎてなかなか一周するのは大変だと思います。

チケット売り場で「この前日本の朝日テレビがきたよ」とおじさんが話してきました。

旅サラダでサウジアラビア特集が1月21日に放送していたので、おそらくその撮影のことみたいですね。

タイバット博物館 入口
アブドゥルアジーズ王の部屋

ジェッダ・サイン

車で20分ほど走り、紅海沿いにきました。地名のランドマークは神戸や大阪にもありますね。

遠くから訪れるほど、こうした場所でたくさん写真撮りたくなりますね。

ジェッダ・サイン

アルラーマ・モスク(Al Rahmah Mosque)

海上に位置しており、白を基調としているモスク。異世界感のある綺麗さです。

付近にある海岸沿いの出店は全部閉まっていました。
夜から賑わってくるそうなので、サンセットの時間あたりから行く方が良さそうです。

アルラーマ・モスク
海岸沿いの出店


帰りに商店街のような場所でイスラム諸国の民族衣装であるアバヤを買いました。
やった!!

商店街みたいな場所

昼食

絶対に食べたかったシュワルマ!!
日本でも流行ってほしい😭😭

フムス、ムタッバル、タブーレ、チキンとビーフのシュワルマを食べました。量が多すぎるためはち切れるまで食べてお持ち帰りさせていただきました。
毎日でも食べたいぐらい美味しかったです。本当に。

フムス、ムタッバル、タブーレ
ピクルス、チキンとビーフのシュワルマ



バラド オールドジェッダ

買ったばかりのアバヤを身に着けてバラドに来ました。バラドは世界遺産にも登録されている旧市街で、たくさんのお店やカフェがあります。

アバヤで練り歩く著者

バラドにあるカフェのテラス席。レモンミントという飲み物が最高に美味しい。
こちらでお茶していたレディーにヒジャブ🧕の被り方をレクチャーしてもらいました。

テラス席

スークで香水や金、マグネットなど日本へのお土産品を買いました。

詐欺や押し売りがなく、気さくで優しい方が多い印象を受けました。
夜も1人で歩けるぐらい治安がいいです。

スークアルアラウィ

大満足の2日目終了です。


3日目

ジェッダパーク(jeddah park)

2021年にオープンしたばかりの最大級モール、ジェッダパークに来ました。

サイズ感も入ってるテナントも中東版西宮ガーデンズみたいです。

昼の12時ですがほとんど人がいませんでした。

お土産を探しに中東のイオン、Danubeへ。
普通のスーパーですがデーツやアラビアコーヒー、スパイスなど特産品も売ってます。

ビール沢山売ってたけど全部ノンアルコールです。徹底してますね。
真夜中の砂漠ではお酒の密輸が行われているという噂もあります

世界のDAISO。車産業以外でサウジアラビアに進出している日本企業は大変少ないです。

日本では100円ですが、此方では大体400円で販売されていました。



レッドシー・モール(red sea mall)

折角なのでショッピングモールのハシゴをしようと思い、紅海沿いのレッドシー・モールまで移動しました。

さっそく映画館を発見、アイアンマンとキャプテンアメリカがいます。
marvel作品はサウジアラビアでも人気なのでしょうか。

ホアキンフェニックスのナポレオンが放映中でした。

カフェに入り、クナーファというお菓子とアラビアコーヒーをいただきました。
チーズの揚げ物で、アイスと蜂蜜をかけて食べます。

アラビアコーヒーはかなりスパイスが強く、甘いデーツと一緒に戴くと美味しいです。

クナーファ

日本人が読めないフォントのお寿司屋さん。



夕食

著者が赤ちゃんのときに抱っこしてもらっていたアーメルさんのホームパーティーに参加しました。

近所の方や友人で10人ぐらいの人が集まっていて、手料理のシチリア料理を食べました。

領事館の職員、パイロット、サウジアラビアの歌手とワイワイお話しました。
サウジアラビア滞在最後に楽しく充実した夜を過ごすことができました。



4日目(出国)

サウジアラビアを出てドバイへ行きます。(ドバイ旅行については後編で)
名残惜しいですが、ホテルで最後の食事をして空港に向かいます。


キングアブドゥルアジーズ空港の出国ゲートはとても綺麗で、たくさんのお土産屋さんがあります。

出国のチェックインの際も「日本人こっち!」と呼ばれスムーズに手続きしていただけました。

「サウジアラビアに行く」と日本で周囲の人に話したときは、大丈夫なの?と心配していただきました。
しかし、戦地にはとても近いですが、サウジアラビア国内は平和そのものといった印象です。




20年来訪を夢想していたサウジアラビアですが、想像と実際に体験するのは全く異なるものでした。

中東は面白いです。
ご飯も美味しく人も好い。
サウジアラビアに住みたい。

そんな風に思うほど、サウジアラビアを好きになりました。
次は2030年のリヤド万博に必ず行きたいと思います。

ドバイ編へ続きます。

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