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【雑記】グレパラジオが好きだという話_非実在女子大生、空清水紗織の雑記Vol.0007

ファンなのかと聞かれれば「Yes」だが、ヲタクなのかと聞かれたら「うーん」と答えに詰まってしまう距離感で好きなのがラジオだ。
その中でもいわゆる「アニラジ」というジャンルに区分されるラジオが好きで、昔から気になったものは聞いてきた。
花澤香菜さんの「ラジオ“文学少女”〜真夜中の文芸部〜」、豊崎愛生さんの「冬のあきまつり」、fripSideさんの「RADIO RONDROBE only my radiogun」などは、今でもたまに心の中のカセットを回して、面白かったなあと思い返している。
能登麻美子さんの「地球NOTE」「おはなしNOTE」も好きで、メールが採用されたリスナーがもらえる、番組特製の木の栞は数少ない宝物の一つだ。

そんな私が特に好きなパーソナリティが鷲崎健さんだ。
鷲崎さんは声優さんではないが、アニラジのパーソナリティを数多く務めていらっしゃる方だ。
おそらく多くのアニメファン兼鷲崎さんファンの方もそうだと思うのだが、好きな声優さんが出るラジオを聞いていたら鷲崎さんのラジオに出会い、そこから鷲崎さんというパーソナリティにはまっていく、という流れで、鷲崎さんのことが好きになった。

声優の中村繪里子さんとされていた「鷲ノ繪」で本格的にはまり、今は文化放送さんで配信されている「ヨルナイト×ヨルナイト」の水曜日(水ヨナ)を好んで聞いている。
「鷲ノ繪」も「水ヨナ」も、パーソナリティお二人の掛け合いが本当に面白くて、中身はさしてないのだけれど、スピード感はあるという形式のラジオだ。
「鷲ノ繪」ではご自身たちが「積み荷がないのに2tトラックで走っているラジオ」と例えていて、大笑いしたのを覚えている。

そして、水ヨナ同様、現在進行形で聞いているのが、声優である藤田茜さんと二人でパーソナリティを務めている、音泉さんで配信中の「グレパラジオ」だ。
毎回面白いなあと思いながら聞いていたのだが、特に08/06に配信された第53回が面白かったので、折角noteを始めたこともあり、「好きだ!」って思いを備忘録的に書いてみる。
(言葉にしたら変なところにピントが合って本質がぼやけてしまったり、自分の書いた文章に縛られて、言葉にできなかったものが零れ落ちてしまう怖さもあるが、まあnoteはいつでも編集できるので、なんか違うなと思ったタイミングで書き足したり削ったりしながら、自分が納得できる表現に近付けていくつもりだ。)

第53回でいうと22:00前後のやり取りが特に好きなのだが、普段あまり言えないことをビシッと言葉にしてくれる快感が多いなと思う。
完全に肌感覚なのだが、(聞いているものに対して肌感覚というのもどうかと思うが)鷲崎さんが何となく気を遣って話している内容を、藤田さんが直球で言葉にするという展開が多いような気がする。
オブラートを剥がす藤田さんと、「ここまで来たらもういいか!」と、包んだ中身をぶちまけるが如く話し始める鷲崎さんの掛け合いがとにかく聞いていて楽しい。

これもまた勝手なイメージだが、「鷲ノ繪」は、乱暴な車の運転をする中村さんを、鷲崎さんが煽ったり諫めたりしながらもスピードは維持し続けるラジオだったような気がする。
「水ヨナ」は、青木さんと二人で毎回白紙の地図を頼りに宝探しをしているラジオ、そして「グレパ」は、積み上げるのはもちろん、敢えて壊すことにも全力なジェンガを楽しむようなラジオという感じだろうか。

他にも、鷲崎さんの例え方が好きとか、そもそも藤田さんのお声が好きとか、好きだなあと感じるポイントはたくさんあるのだが、やはりお二人だから生み出せる笑いというものが確実にあって、それが私にとって一番好きなポイントなのだと思う。
人と話したり、ましてや大笑いしたりするのは難しいご時勢ではあるが、それでも人が喋って笑っている様を聞くのは楽しいし、こんなご時世だからこそ、こういうラジオがあって良かったなあとも感じるのである。
どうかお身体には気を付けて、そしてこれからも楽しい時間を届けてほしいなあと思っている次第である。

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