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【雑記】自分を苦しめた対象が自分以上に苦しんでいる様を見ないと心が晴れない、醜い人間であると気付いた話_非実在女子大生、空清水紗織の雑記Vol.0017


ここ最近、またしても地獄のような日々が続いていて、些細なことで怒っている。
朝の鳥のさえずりは煩わしく、行き交う人は鬱陶しい。
もう何もかも消えてなくなればいいのにと、5年以上たった今でも中学2年生の私が叫ぶ。

少しでも良いから地獄を忘れたくて、美少女ゲームをやったり、好きなアーティストの曲を聴いたりしている。
だが、一向に心は晴れず、煙草の煙でますます地獄の雲は厚くなり、抜け出せそうにない。

そんな中、私を苦しめている対象が、私以上に苦しんでいる場面を目にした。
あれだけ厚かった雲が、サーっと消えていった。
心がスカッとした。
どれだけ趣味に逃げても出てこなかったドーパミンが、まさかこんなタイミングで出てくるなんて思いもしなかった。

そして気付いた。
趣味に逃げたところでストレス解消効果はわずか。
私は私の苦しさを、私自身で解消することはできない。
自分を苦しめている対象が、自分以上に苦しんでいる様を目にしないと、心が晴れない人間なのだ。

なんて。
なんて、醜い人間になってしまったのだろう。
いや、もともとなのかもしれないな。

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