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眠れなくなるほど面白い肝臓の話 【忙しい人のための要約・まとめ】


今回紹介する内容は栗原クリニック東京・日本橋院長を務め、肝臓の専門医としての日本の第一人者である栗原毅さんの『眠れなくなるほど面白い肝臓の話』の一部分です


👇こんな人にオススメ👇
・肝臓について知りたい
・お酒の飲み方を気をつけたい
・健康的に過ごしたい


▪︎肝臓とは?


肝臓には代謝、解毒作用、胆汁の生成や分泌の主に3つの役割があります

私たち人間は食物からの栄養をそのまま利用することはできないため、肝臓や胃腸で分解し吸収された栄養素を利用しやすい物質にして貯蔵します

また、アルコールや薬剤などの有害な物質を毒性の低い物質に変化させ排出する役割もあります

しかし、必要以上にアルコールや薬物を摂取することで肝臓の解毒作用が追いつかず、大きな負担を抱えてしまいます

肝臓と関連するものといえばアルコール類であるお酒ですが、飲みすぎることで肝臓を悪くすることは誰しもが知っている事実です

だからといって、お酒を飲まないという選択肢を選んでしまっては人生の楽しみを1つ減らしたも同然です

では、肝臓になるべく負担をかけないお酒の飲み方について紹介します



▪︎肝臓を守るお酒の飲み方


・就寝時間にはアルコールを分解し終わっているようにする
・お酒を飲む前に乳製品、たんぱく質、食物繊維、脂質などを食べよう
・軽くつまみながら飲む際はキャベツやトマトを食べよう
・タウリンを含むしじみやアサリなどの貝類は肝臓を労る役割がある
・締めのラーメンは避けて代わりに味噌汁か緑茶を飲みましょう


・就寝時間にはアルコールを分解し終わっているようにする

肝臓が分解できるアルコールの量は、体重1kgあたり1時間で0.1gです。19時からお酒を飲み始める場合、遅くても21時には飲み終わるようにしましょう



・お酒を飲む前に乳製品、たんぱく質、食物繊維、脂質などを食べよう

空きっ腹にお酒を飲むことでアルコールの吸収率が跳ね上がり、血中アルコール濃度が急上昇し肝臓に負担がかかります


消化が遅く、胃腸に長くとどまるたんぱく質や食物繊維、脂質などを中心に含む食べ物をお酒を飲む前に摂取しましょう



・軽くつまみながら飲む際はキャベツやトマトを食べよう

トマトはアルコールの血中濃度を低下させる役割があり、アルコールの分解酵素を活性化するビタミンUが含まれるキャベツをお酒のつまみにすると効果的です



・タウリンを含むしじみやアサリなどの貝類は肝臓を労る役割がある
・締めのラーメンは避けて代わりに味噌汁か緑茶を飲みましょう

肝臓によってアルコールを分解する過程で体内の水分や塩分が失われますが、ラーメンによって塩分を摂取するのではなく、肝臓を労ってくれるタウリンを含むしじみやアサリ汁や血糖値の上昇を抑え糖質の吸収を緩やかにしてくれるカテキンを含む緑茶に変えることをオススメします



▪︎アルコールの新常識


・適量のお酒は健康に良い
・お酒を飲まない人よりも適量飲む人の方が長生きする
・1週間単位でアルコールの摂取量を管理すれば休肝日を作る必要はない

体に良い純アルコール量は1日あたり7〜40gとされており、逆に体に害になるアルコール量は1日あたり60g以上と言われています

アルコール量の計算方法としては
お酒の度数(%)× お酒の量(ml)× 0.8 ÷ 100 = 純アルコール量(g)です
【例】
度数40%のウイスキー50mlの場合だと
40 × 50 × 0.8 ÷ 100 = 16(g)

アルコール40gの目安として、ビールは中瓶2本、ワインはグラス3杯、ウイスキはダブルを2杯、日本酒は2合、焼酎は水割り2杯、サワーは度数7%であればジョッキ2杯・350ml缶2本となります

ただし、個人差はあります
お酒が強い人、つまりアルコールを分解する能力が高い肝臓の持ち主はもう少し飲む量を増やしても問題はなく、お酒に弱い人は飲む量を減らす必要があります

また、1週間のアルコールの摂取量を基準値以内にコントロールすれば休肝日は不要です

1日あたりの適量が20〜40gであるため、1週間分だと140〜280gに収めればOKです

ただし、女性の場合は肝臓が男性より小さいため、1日15〜30g、1週間で105〜210gを基準に考えてください



▪︎【結論】お酒との付き合い方で肝臓の負担が違ってくる


お酒は何を飲むかにこだわり、適切な量を守ることで健康効果が期待できます

飲み方やおつまみを工夫することで肝臓にかかる負担が全く変わっていきます

長く健康的にお酒と付き合っていけるように日頃から少しでも意識していきましょう




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