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Adoさんの新曲 『Mirror』 歌詞考察をしてみたい
Ado さんの新曲『Mirror』
5/31(金)にAdoさんの新曲『Mirror』が公開されました。
事前情報でイントロがカッコいいことはわかっていましたが、ベースからのムーディーな雰囲気の中の落ち着いた声。
サビ後のラップのようなパート、待ってましたのきれいな高音と。
まさに夜、ちょっとリズムに乗りたい時にピッタリのダンスナンバーでした。
こういった曲もおしゃれで素敵です!
気になった歌詞を深堀りしたい
慣れてないことですが、何度も聞いているうちに歌詞が入ってきたので、ちょっと歌詞の深堀りをしてみたいなと思い、歌詞考察とやらをしてみます。1ヶ月寝かせましたが、改めてやる気のある日に書いています。
色々な解釈ができる曲ではありますし、同じような印象も持っている方もいると思いますが、文字にしてみたかったのでnoteに起こしました。
dance in the mirror
何度も繰り返すこの歌詞が一番引っかかりました。
なんで「鏡の中で」踊っているのか?
ダンスフロアで踊るのならば、”on the floor” で、その歌詞もあります。ミラーボールの下ならば、under the mirror(ball?) といった感じになる気がします。
でも、dance in the mirror → 鏡の中で踊っています。
ここは歌詞通り、
ダンスフロアでみんなで踊っているのではなく、鏡の前で一人で踊っている曲なんだろうなと。
夜、一人になって、仕事なりが終わって、ようやくたどり着いた家の洗面台の前で、鏡の中の自分と一緒に踊っているイメージです。
だから dance in the mirror で、私もあなたも同じように鏡の中で踊っているのだと思っています。
MVで最初に出てきた地味めな眼鏡の人(女の人かな?)が、少しずつ垢抜けて行き、最終的にはもう一人の派手な女の人に同化したり、水に溶けたり、同じような顔で眠ったりする描写がありました。
なのでやはり、この2人は同一人物で、あなた = 鏡の中の私 なのではないか。という風に解釈しています。
あなたと私、私とあなた
上で同一人物と仮定した2人が踊る曲。
では"あなた"である鏡の中の"私"は、どんな"私"なのか。
ありがちな想像ですが、理想の私なんだろうな。と思っています。
綺麗で垢抜けていて、人を虜にさせる。そんな私に憧れて、実はそばに居るという感じなんじゃないかなと。
MV でもそういった描かれ方がされている印象です。
言い訳、並べるのにも疲れたでしょう?
言い訳、並べていたら心も疲れたの
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私とあなた、ゆらめく星にでもなれたら
私とあなた、きらめく街角で会えたら
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あなたの見ている夜になりたい
あなたの見ているすべてがほしい
理想の自分になろうとすることへの言い訳だらけ。それでも会いたいし、星になりたい。あなたの見ているような世界を見てみたい。
そして、「そうありたい」と思っていいというようなメッセージだと良いなと思ってます。
別の言い方だと、理想のあなたはあなたの中にいるし、鏡の前で、もちろん鏡の外でも出会うことができる。という意味でも美しい感じがしますね。
終わりに
結局はどう解釈するかというのは人それぞれですが、私はラストのサビの転調や、街角で会えた。という歌詞からとても明るい未来が待っている気がしています。
勝手な自分の妄想ですが、書いてみて面白かったです。
点と線が結局何だったのかは私にはわからなかったので、そこについて書いている方がいたら見てみたいです。
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