「N5Pは自己成長の大きな一歩」 メンター SAKIE
こんにちは!Yukiです。
第4回目はUno to Sanoの右脳派であるSakieさんです!Sakieさんに話をお伺いしてみると、運営を行う立場だからこそ実感するN5Pへのこだわりが見えてきました。
―自己紹介 (名前、出身、いま住んでいるところ、職業)をお願いします。
サリバン内堀早絵です。東京出身、ボストンに住んでいます。現在はスポーツテックでマーケティングをしています。
―自身の海外経験をお聞かせください。
日本の大学1年生を終えて退学したのち、カナダのトロントに9ヶ月間の語学留学に行きました。その後日本に帰国して準備したのち、2012年、ボストンに渡米しました。
コミュニティーカレッジ ー> OPTで就職 ー> 4年生大学に編入 ー>2度目のOPTで現在の会社に就職しました。
(ボストンで有名なチャールリバーの写真)
―N5Pをやろうと思ったきっかけは何ですか?
Uno To SanoでPodcastを始めてから有難いことに、私たちの想像以上の方から「影響を受けた」というメッセージをいただいて、何か今以上のことをしたいなとぼんやり考え始めていた頃にコロナで世界が変わりました。私が住むボストンの友人が立て続けに仕事やビザの関係で日本に急に帰国することになったり、留学予定が中止になったというリスナーの方のメッセージを受け取り、どんな形かでこういう人たちを助けることはできないかな?と思っている中、職場でやっていたメンターシップがいいかもと思いつき、SanoのAmiに持ちかけたのがきっかけです。
普段10個のアイディアを投げたら1つくらいしかGoサインがでないので(笑)メンターシップの件は、Amiからも興味があるとい言われてからは、勝手に動き始めました。カジュアルに自分のSNSで興味がある人いないかな〜と投稿をしたら思いの他、興味がある友人が多かったのもあり、始めるきっかけになりました。
―どうやってセッションの内容を決めましたか?
メンターシップというのは、一度のセッションではなく長期的に関係を構築し、サポートしてもらうものなのですが、N5Pでは長過ぎず短過ぎない3、4ヶ月がいいよねという意見がAmiと一致し、速攻きまりました。セメスター自体は16週間ですがセッション数は12回ということで、16週間忙しい週があってもカバーできるようなスケージュールにしました。
N5Pのシグネチャーとも言われているワークブックには、毎セッションごとにテーマがあるんですが、それは日本にいても海外にいても「グローバル環境に飛び込む上で大切なこと」を一つ一つ自分たちの経験を思い起こして選びました。どれも大切なテーマなのですが、順番にもこだわっていて、最後まで終えるとメンティーは自分一人でグローバル環境で勝ち抜けるようなスキルがつくように作りました。
―N5Pを進めるうえで一番こだわったことを教えてください。
先ほどいったワークブックが一番のこだわりですが、それ以外のこだわりも沢山あります。
まずは、メンターとメンティーのペアマッチング。皆さんのアプリケーションに目を通した後、一人一人Uno To Sanoでインタビューをしていきます。そこでさらに皆さんのバックグラウンドやスキル、目標などを深堀りをする作業。最後にメンティーの目標到達をサポートするためにどのメンターが一番合うか、業種、ライフステージ、経験のある国などを含めてUno To Sanoでがっつりと話し合い1ペアずつ決めていきます。
時間と労力をかけて決めたペアリングはセメスターを通して大きく影響するので、慎重に行っていますが、「最高のマッチング」と言っていただけるペアがほとんどで、話を聞いているだけで本当に心が温まる関係性を皆さん築いているので、こだわる価値は本当にあるなと思っています。
(職場で日本文化のプレゼン時の風景)
―1セメスターと2セメスターを比べて感じることはありますか?
1セメスターは何もかも手探りで、正直そんなに人も集まると思っていなかったんですが、20人近く集まって進行方向、交流会など学ぶことが沢山ありました。それを踏まえて行った2セメスター目は、1セメの反響も良かったのもあり倍の人数が集まりました。皆さんの意欲が本当に熱くて私たち自身もパワーとモチベーションをもらっています!
― N5Pの率直な感想をお願いします。
こんなにも人に影響を与えているのかと、参加者の感想を聞いて実感させられます。人生の道を開いていくのは自分自身だけど、どんなに成功している人でもその途中でさまざまな人からサポートがあったり、寄り道したり、上手くいかないことも。
―楽しかった点・苦労した点を教えてください。
楽しかった点はポジティブなフィードバックを頂いたとき。メンティーが目標に到達したとき!苦労した点はタイムマネージメント。本業の仕事以上にこのN5Pの方に熱が入っている時期もあったり、本業が忙し過ぎて全然時間が回せない時があったり、アップダウンを繰り返しています。
―メンターとして心がけたことは何ですか?
答えや私自身の意見を伝えるのではなく、メンティーに考えさせて自分を振り返ってもらい、答えのオプションを出し、選択させ、そこに向かい努力させること。
―プロジェクトの中で一番心に残っていることはありますか?
ファイナルプロジェクトで、メンティーが最後に「セメスターを通して学んだこと」などを発表する場があるのですが、「最後にメンターへ一言」の部分では毎回胸がほっこり、時にはウルウルさせられます。やりがいを感じる一番の瞬間!
―ここでの学びをどう活かしていきたいですか?
メンティーとの向き合い方は難しいですが、自分のプッシュに応えて成長していくメンティーを見ると本当に嬉しいです。また最低でも月に1度は行っているN5Pの交流会のイベント企画やファシリテーション力もかなり勉強&練習させていただきました。こういった誰かをサポートするスキル、ミーティングのファシリテーションなどは、本業の仕事でいずれマネージャーになった時に活かしていきたいなと考えています。笑
―N5Pをどんな人にお勧めしたいですか?
これから海外に出たいと考えている人におすすめです。「ぼんやり興味がある」というのではなく、本当に行く思いが強ければ強い人ほど、このプログラムから得られるテイクアウェイは大きいはず。海外に出る理由は留学、就職、転職、移住、ワーホリ、人それぞれなので、「年齢が」「自分なんかが」などと言い訳を言っている人はこのネクファイこそがチャンスなので、是非お勧めします!
―今後、N5Pで挑戦してみたいことをお願いします!
メンターシップの需要があるということを改めて認識したので、N5Pを長期的に続けて大きなコミュニティーにしていきたいです。そしてメンティーがいずれグローバル経験を積んでメンターとして戻ってきてくれるのが夢。またグローバル経験を積んだN5P参加者をゲストに招待して、大きなカンファレンスを開催したいなと考えています!挑戦したいことは他にもありますが、このコミュニティが大きくなっていくことが本当に楽しみです!
Sakieさん、ありがとうございました!
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