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9か月のインターンを振り返って

これは「#10年後にスポーツ業界を盛り上げる若者たち のAdvent Calendar 2023」の15日目の記事です。

昨日は納冨泰一さんの「Jリーグ✖️旅(京都サンガを追っかけてたら、全国を回っていたっていうお話)」の記事でした。納冨さんの「Jリーグ✖️旅」の更なる深い話を聞いてみたくなりました!

15日目の記事は鈴木宇乃(すずきうだい)が担当します。
今回は、スポーツ業界で働くを実現させるために過ごしている中での
“出会い”とインターンでの学び、感じたことについて書きたいと思います。

なかなか自分の中でも整理ができていない部分はありますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです

自己紹介

名前:鈴木 宇乃
出身:神奈川県
大学:順天堂大学スポーツ健康科学部 3年
スポーツ経歴:水泳・サッカー

現在は順天堂大学のスポーツ健康科学部でスポーツマネジメントを主に学んでいます。

ここからは、大学進学後、自らの進路を考えるきっかけとなった出会いやインターンでの学び、感じたことについてお話します。

ある教授との出会い

インターンの話を始める前に、少しだけ時間を戻してみると。

大学入学時はなんとなく教員免許を取得して、保健体育の教員になるんだろうなと思っていました。

ある日、いつものようにオンラインで授業を受けていたらすごいパワフルな先生が出てきたんです。先生の経歴を聞いていたら海外の大学院を卒業して、女性スポーツの最前線で活躍していました。その後は毎週の授業をめちゃくちゃ真面目に受けてました。
(当時、先生のゼミに入るには面接や成績の基準があると噂に聞いていたので。実際にはありませんでしたが。)

当時、自分の中で何かがビビッときたのを覚えています。それ以来、絶対に先生のゼミに入るという思いで勉強を続けました。
そして、今年の4月から希望のゼミに所属することができ、今でも毎週先生のパワフルな姿にゼミ生みんなで圧倒されています。
今年度をもって定年退職をするとは思えないくらいパワフルで今もどこかを飛び回っています!🛫

先生との出会いがスポーツマネジメント、スポーツビジネスを知ったきっかけです。それまでは全く知らなかった世界、スポーツ業界で働きたいと思うようになったのも先生と出会って、スポーツマネジメントの面白さに気づいたからです。

ちなみに、今回の話には全く関係ないんですが、
先生の言葉で今でも好きなのは「群盲象を評す」です。
これは、スポーツマネジメントとは何かを説明する際に用いた言葉です。
「スポーツマネジメント」とは非常に広く、それぞれの専門家がスポーツマネジメントとは○○であると述べているが、一部を触っているだけで理解したことにはならないという意味です。

ケガ、そして新たな出会い

大学2年の4月、部活の練習試合中に怪我をしました。
その後リハビリを行うもなかなか良くならず同年の12月に手術をしました。
なかなか部活に参加することができず、次第に部活への気持ちがなくなりました。この時期は自分を見つめ直す期間でもあり、徐々に将来に不安を抱くようになりました。

当時、スポーツ業界で働きたいとなんとなく思っていたのと、ただ新卒で働くことが難しいというイメージは持っていたので、部活を辞めて何かできることがないかと考えるようになりました。

大学2年の1月、スポーツ業界で働くを実現させるためにどうでしたらいいのかわからなかったので、よくパソコンやスマホで調べていました。具体的になんと検索していたか覚えていませんが、「スポーツビジネス 会社」みたいに調べていたと思います。

その時、偶然現在のインターン先の代表である小林 亮文さんのnoteを見つけました。小林さんの記事を数本読んでいると会社の代表を務めていることが分かり、探していたスポーツビジネスを事業としている会社を見つけることができた嬉しさから1番最初の投稿から最新投稿まで全部読みました。

そのあとは㈱ジョインハンズスポーツ(以下JHS)はどんな会社なのか、就職するにはどうしたらいいのか小林さんのTwitterを毎日見たりしてました。なんか少しだけ進めた気がしたのか、ずっと会社を追っていくストーカー?みたいなことをしていました。笑

というのも、小林さんのnoteにあった「スポーツ」は『万国共通のコミュニケーションツール』という言葉がかなり印象に残っていました。以前から海外などの異文化に興味があったので、自らの経験からも共感できる部分が多かったのだと思います。

そんなことをしていたら、1月末か2月頃に学生向けに長期インターンシップを募集するという情報が出ました。その場で迷うことなく申し込みをしました。

インターン

3月末、JHS(スポーツマーケティング企業)でインターンを開始しました。
GLOWにホームページの問い合わせフォームから連絡したのもこのくらいの時期だったと思います。

(自分から問い合わせて加入する人は少ないんだとか…)

これまであまりできなかったんですが、大学生になり「どうなるかわからないけど、やってみよ!」と飛び込めるようになった気がします。GLOWの橋本さんとオンラインで話してすぐに週末のオフ会にも飛び込んで行ったりと、自分でもすごいなとこれを書きながら当時を振り返っています。

業務内容

簡単にこれまで行った主な業務を紹介します。

①リサーチ業務
まず初めに取り組んだのがリサーチ業務でした。ワールドカップのスポンサーアクティベーションについて調べ資料を作成しました。

これまでスポンサー企業に目を向けてスポーツを見た経験がなく、スポンサーシップを行う狙いや具体的な施策について知る機会となりました。

②イベント開催に向けた取り組み
今後JHSのサービスを拡大していくため、様々な業務を経験することができました。
スポーツビジネスに興味のありそうな学生団体をリストアップするところから開始し、その後連絡をしてイベントや勉強会の参加への案内などを行いました。
また、イベントの企画や施設の検討に関する業務を経験しました。

③現場稼働
実際のスポーツイベントの業務に数回参加しました。
スポンサーに配慮した服装が求められたり、参加者への伝え方を工夫したりと普段は関わることのできない業務であり、いつもとは違う視点からスポーツイベントを考える機会となりました。

④記事執筆作業
記事の執筆は最近行うようになった業務です。JHSが運営するスポーツ業界のインターンシップ総合メディア「スポーツインターンシップユニバーシティ(SIU)」に掲載する記事を執筆しています。

記事の執筆は大きく分けてリサーチと執筆になります。どちらの点でも学びは多く、リサーチを通して新たな学びを得たり、執筆では改めて自分の考えやスポーツビジネスを整理する機会となっています。

インターンを通して

インターンシップを行う目的は様々だと思います。
私が参加しようと思った理由は、スポーツ業界への認識をクリアにして少しでもネットワークを広げたかったからです。

インターンを約9か月ほど行ったわけですが、少しずつクリアになっている気がします。そもそもスポーツ業界はステークホルダーが多様だと言われていますし、なかなかどんな仕事があるかわからないことが多いと思います。

スポーツの試合にしても「結果」しか見えてこないことが多いですよね。多くの人の仕事の結果が試合当日には見ることができます。ただ、それまでにどれほどの関係者がいて、どんな過程で準備されているのか見えてこない、そう感じていました。

以前よりはインターンを通して少しずつクリアになっている気がします。業務のためにオフィスにいれば、週初めと終わりの定例MTGや飛び交う声に耳を傾けるだけでも学びは多いと感じています。

一方で、インターンを始める前と現在の認識が異なった点があります。
スポーツ業界がわかりにくいのは事実だと思います。
ただ、多様な面からスポーツを考えることが多くなった現在では、スポーツビジネスの現場で働く社会人が意外にも情報発信してくれています。

SNSではスポーツのニュースについてコメントしている人がいたり、セミナーで情報発信したり、なによりSNSやスタジアム、アリーナでファンが盛り上げって議論しています。(議論が熱くなりすぎていることもありますが…)

スポーツはとても複雑で、ただそれぞれが色々語っているなと最近は感じています。小さなピースは以外にも落ちていて、そこからどう考えるかによって少しずつクリアになっていくのかなと思ってます。

それぞれがそれぞれの立場から見えるスポーツの姿は間違っていないと思います。ただ、それはスポーツの一部分であったり、少し離れたところにある要素であったり。

だからこそ、最初に書いた「群盲象を評す」を紹介したかったんです!

最後に

今回、初めてnoteを使って自分のことを振り返りながら書いているんですが、noteで自分の感情を残すのにハマりそうです。

今回は入学後の出会いとインターンを通して感じたことを書きました。

自分でも整理できていない部分があり、思うままに書いているので、記事を通して読みづらいかと思います。すみません…

拙い文章でしたが、最後まで目を通していただきありがとうございました。

明日は伊藤匡哉さんの「2023年のスポーツにおける来場者数まとめてみました」の記事です!

お楽しみに!!


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