吉祥寺という街
今日は吉祥寺に行ってきました。
数年前に好きな漫画のコラボカフェで行って以来、人生2度目の吉祥寺。
今回の目的はこれ。
絵本作家・おくはらゆきえさんの初個展、「いろどリズム」展に行ってきました。
きっかけは数ヶ月前のこと、近所のコンビニで働く小学校からの友達に地元のみんなの近況を聞いていたときに、同級生であるおくはらさんが絵本作家として活動していることを知ったのがきっかけです。
興味を持ってTwitterなどで調べ、著書を探すもどこも売り切れの状況…。
そんな中で見つけたのが今回の個展の情報でした。
今日は朝ごはんの代わりに母と一緒にコメダ珈琲のモーニングに行ったのですが、そこはおくはらさんが働いていたということもあって著書「カメレオンカメラ」が置いてあり、一足早く手にとって読むことができました。
温かい絵本の世界に気持ちも高まり、ワクワクしながら吉祥寺へ向かいました。
会場のアートギャラリー絵の具箱は吉祥寺駅から歩いて5分ほど。
アーケードや商業施設の立ち並ぶ中を抜けていくので、体感時間はもっと短く感じました。
ギャラリー内には「カメレオンカメラ」の原画展示に加え、木版画やアクリル画などの作品の数々。
朝、「カメレオンカメラ」を読んだ際、ひまわりを撮るシーンと、星空を撮るシーンが好きだったので、原画を見れて大満足でした。
さらにそこで驚いたことがもうひとつ。
会場入口には来場者名簿があったのですが、そこにはなんと小学校の同級生の名前。
思いがけない久々の再会で10年以上開いて変わり果てた同級生に時の流れを感じました。
けどそうして時間が流れる中で、作品を通してまた再会できるというのは素晴らしいことだなと思います。
自分は詩人ということもあって、詩集を携えて行ったのですが、その経緯なんかも話したりして、お互いの成長を実感しました。
渾身の詩集、気に入ってもらえたらいいな。
しばらく鑑賞、歓談したのち、ギャラリーを後にした僕は、遅めのお昼を食べることにしました。
この時すでに14:45過ぎ。
すでにランチ営業を終えている店もちらほらあったのですが、その中で目についたのがこれ。
パルコ吉祥寺内で期間限定営業中の、はらぺこあおむしカフェ。
アメリカの絵本作家・エリック・カールの有名な作品を題材にしたコラボカフェです。
メニューの一例はこんな感じ。
ちょっとお高い…。
でもかわいい…!
軽めの食事でサンドイッチなどのメニューもありましたが、お腹が減っていた自分はカレーを注文。
バナナとりんごをあしらったライスに、ムースでできたはらぺこあおむし。
見た目の時点で可愛すぎて食べるのが勿体無い…!笑
それぞれのライスはピラフライスで、ルーはひき肉の入ったコクのある甘口。
りんごの赤はシナモンのようで、全体的にマイルドで食べやすくて美味しかったです。
給仕されるお冷もフルーツウォーターだそうで、レモン以外にベリーやグレープも浮かんでいて可愛らしかったのがよかった…。
食後はもうひとつの目的へ。
母から頼まれたお土産フード、吉祥寺サトウのメンチカツです。
駅近にあるのですが、アーケードの通りを挟んで絶えず20人ほどの行列。
あいにくの暑さなのでどうしようか迷いましたが、すごく美味しいと聞くしここまできたからにはと列に加わり並ぶことに。
とはいえ販売方法は徹底化されてるらしく、詰める人、会計する人、列を整理する人とスタッフさんの役割が分かれており、列の動きは意外とスムーズでした。
結果10分ちょっとで購入することに成功。
数量限定のバーガーは当然の如く売り切れていました。
無事目的を達成したところで疲労も蓄積し、帰路に着くことにしたのですが、ここで前もって連絡をしていた三木さんより返信が。
吉祥寺のおススメスポットを聞いていたのですが、なんでも、ムーミンスタンドというムーミンコラボのドリンクが飲めるお店があるらしく、それはそれで気になる…。
井の頭公園ものんびりするのには最適らしいし、仲見世などの細かい通りも気になるので、吉祥寺、またの機会にぜひ訪れたいと思いました。
P.S
サトウのメンチカツはソースなしでもありでも美味でした。
粗めのひき肉に時折混ざっている玉ねぎの食感が最高にマッチした、まさに行列ができてもおかしくない一品です。
今度行くときは他のメニューも試したいなぁ…。
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